小鳥と趣味の塗装作業:安全に暮らすための対策

小鳥全般を飼っている、もしくは詳しい方 母が小鳥を飼いたい、と相談してきました。 鳥はゴキブリ用の殺虫剤を締め切った隣の部屋で使用しても次の日には体調をおかしくする、と母が言ってきたので皆様の回答(意見)をお借りしたく、書きました。 僕は趣味でよくレジン関係の置物を作ってます。 エアコンがないので(扇風機でしのいでますが)夏は風通しをよくする為、僕の部屋のドアを開け(空気を行き来させ)ます。 そうすると居間→僕の部屋のほうに涼しい空気が流れます。 風の向きで居間のほうに流れる事がありますが、大抵僕の部屋に居間の空気が入ってきて僕の部屋の窓から抜けていきます。 ・レジン ・樹脂 ・パテ ・Mrカラー ・サーフェイサー(以降サフと呼びます) ・シンナー系(除光液含む) 人間でも結構きつい臭いです。 サフの時はマスクを付けなければいけないし・・。 (臭いがきついのはもちろん、毒性有りの字も見ますので) 趣味なので本格的にはしていません。 エアーブラシは使用してなく(エアーブラシは霧/粉塵となって空気を飛ぶ) サフは缶を使用(この時細かいのでマスクをしなければいけません) Mr.カラーなどは筆で塗ります。 上の物を使用している家にはやはりまずいでしょうか? 使用回数は、週でいえば3,4日くらいです。 もっと少ない時もあります。 ベランダはありませんので外でする、という事はできません・・。 そういう作業用の(プロ用)空気清浄機も売ってますが高いので・・・。 なんとか鳥を飼わせてあげたいですが飼った後で、僕のせいで鳥の体調がおかしくなった、などなるのは嫌です。 夏場、できれば部屋を締め切ってたら問題ないでしょうか・・? 僕も生き物は好きなので、できるなら飼いたいです。 皆様のご意見頂けたら幸いです。よろしくお願いします。 下の情報は知恵袋で集めたものです。 ————————————————————– ●サーフェイサー・・・下地塗装(ベランダでする人は結構いる) 有機溶剤なので有毒です。 サーフェイサー自体の粉塵も体に良くありません。 ●塗料:Mrカラー(ラッカー系) ただし揮発した空気は有毒なので換気はこまめに行いましょう。 ————————————————————–

小鳥と塗装作業の両立:リスクと対策

お母様の心配はもっともです。レジン、パテ、Mr.カラー、サーフェイサー、シンナーなど、あなたが使用している材料は揮発性有機化合物(VOC)を含み、鳥類にとって有害な可能性があります。特に、サーフェイサーは有機溶剤を含み、粉塵も発生するため、健康に悪影響を及ぼす可能性が高いです。 Mr.カラーもラッカー系塗料なので、換気を怠ると鳥に悪影響を与える可能性があります。ゴキブリ用の殺虫剤と同様、鳥は人間よりもVOCの影響を受けやすいのです。

具体的な対策:安全な環境づくり

小鳥を飼う上で、あなたの趣味の塗装作業と両立させるためには、以下の対策が重要です。

1. 作業場所の確保と換気

* 専用の作業スペースを作る: 可能であれば、鳥のいる部屋とは完全に分離された部屋で作業を行いましょう。換気扇や窓を開けて常に新鮮な空気を入れ替えることが重要です。
* 換気システムの強化: もし専用の部屋が確保できない場合は、強力な換気扇を設置したり、空気清浄機を使用したりすることを検討しましょう。特に、作業中は換気を徹底してください。窓を開けるだけでは不十分な場合があります。
* 作業時間帯の工夫: 鳥が休息している時間帯(夜間など)に作業を行うことで、影響を最小限に抑えることができます。

2. 安全な材料と作業方法

* 低VOC製品の検討: 水性塗料など、VOC含有量の少ない材料への切り替えを検討しましょう。環境に配慮した製品を選ぶことで、鳥への影響を軽減できます。
* 防塵対策: サーフェイサーを使用する際は、必ず高性能のマスクを着用し、作業スペースに防塵シートなどを敷いて粉塵の飛散を防ぎましょう。
* 換気扇の設置: 作業スペースに換気扇を設置し、常に空気を外に排出する仕組みを作ることで、有害物質の濃度を下げることができます。
* 空気清浄機の導入: 高性能な空気清浄機は、VOCや粉塵を除去するのに効果的です。予算的に厳しい場合は、HEPAフィルター付きのものを選ぶと良いでしょう。
* 作業後の清掃: 作業後は、必ず作業スペースを丁寧に清掃し、残留物を完全に除去しましょう。

3. 鳥の健康管理

* 定期的な健康チェック: 鳥の健康状態を常にチェックし、少しでも異変を感じたらすぐに獣医師に相談しましょう。
* ケージの設置場所: 鳥のケージは、塗装作業エリアから離れた、空気のきれいな場所に設置しましょう。
* 空気の循環: 部屋全体の空気を循環させるために、扇風機などを効果的に使用しましょう。ただし、直接鳥に風が当たらないように注意してください。

4. 専門家への相談

* 獣医師への相談: 小鳥の種類や健康状態、あなたの作業内容などを獣医師に相談し、具体的なアドバイスを求めることが重要です。
* 環境専門家への相談: 作業環境の改善策について、環境専門家などに相談してみるのも良いでしょう。

事例:安全な環境づくりの成功例

ある趣味の塗装家の方は、作業部屋を完全に独立させ、高性能換気システムと空気清浄機を導入することで、隣室で飼っているセキセイインコに悪影響を与えることなく、趣味を続けています。この事例では、初期投資は大きかったものの、鳥の健康と趣味の継続という両立を実現しています。

まとめ:鳥と趣味の両立は可能

適切な対策を行うことで、小鳥とあなたの趣味の塗装作業を両立させることは可能です。 上記の対策を参考に、安全で快適な環境を整備し、お母様と小鳥、そしてあなた自身が安心して暮らせるようにしましょう。 重要なのは、リスクを理解し、それを最小限に抑えるための努力を継続することです。 鳥の健康は、あなたの責任です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)