小学1年生のお金の使い道と教育:約束破りの原因と解決策

約束破って、勝手にお金を使っていました。小1です。何でもかんでも欲しい欲しい、買って買ってと言う傾向と、良かれと思い買い与えたちょっとした雑貨、学校に持って行く文具品などをことごとく、なくしたり壊したり、欲しいと言われてあげたとかで、物を大切にする事が出来ていません。その都度、お父さんが働いてくれたお金の話や物を大切にすることは話ししていますが、なかなかです。夫と相談し、お金のありがたみや価値観を育てる為に、お手伝いをしたら10円あげるというアルバイト制にしました。それでも滅多に手伝いしませんが、欲しい物を溜めて買うようにという方針です。今になってお金がもらえないお手伝いをしないので、余計なことを教えたかと後悔はあります。夫は甘くて気まぐれにお金を貯金箱に寄付していたみたいです。溜まった数百円を使いたいという事がありました。子どものお金ですし、溜めてばかりではなく、使う楽しみ・使ったらその分減ると言うのも知っておくほうがいいと思い、まだお金の使い方が分からないので、1人で買い物に行けるまで、私に申告して、一緒に買いに行くのを条件としました。何回か近くの駄菓子屋さんに行きました。お小遣い帳もつけています。お友達が来た時やおやつではない時でも、お金使って買いに行きたいな~と言う事は、買いに行く事自体が楽しかったのか、何回かありましたが、おやつの時間でもないので、却下。毎日も買う事も却下していました。却下していたからかもしれませんが、外でお友達と遊んでいる時にシール帳取りに来たと、自分の部屋に行ったのでいつものことかと思っていましたが、その時に貯金箱を取りに行って、黙って駄菓子屋さんに行っていました。外からお金の音がするので、見て見ると貯金箱を持っていた子ども、周りのお友達は、さっき1人で駄菓子屋に買いに行ってお菓子くれたよと教えてくれました。びっくりです!本当か聞くと本当みたいです。いくら使ったのか不明でした。約束を破ったので貯金箱は没収、中身を数えたら170円減っていました。夫に相談すると、子供のお金なのでいいんじゃないの?でしたが、今後お金についてどうやって躾けて行ったらいいのか悩んでいます。お手伝いでお小遣いを上げるのは止めようと思います。月々お小遣い制にしてそれを管理させることを徹底しようかと思ったり、まともに使えるようになったら、没収したお金は返す予定です。補足:本人に聞いたら、お菓子を買って食べたかった。すべての友達にお菓子を渡しただけではなかったです。夫は手伝いを小遣いにする方法の撤廃は理解が難しく難航しています。月額制にするのは管理が出来ないと言ってこれも反対。貯金箱はキッチンにおいています。毎月1日だけ100円を上限に一緒にお買い物する日を設けようと思うのですが、甘いでしょうか?慣れてきたら、月額制学年×100円に移行して行きたいです。

お金の教育:小学1年生への適切なアプローチ

お子様は、お金の価値や大切さをまだ理解できていない段階です。欲しいものをすぐに手に入れたいという衝動と、それを満たす手段としてお金を使うことを学習中です。今回の出来事は、お子様の発達段階を理解した上で、適切な教育方法を見直す良い機会と言えるでしょう。

お手伝いアルバイト制からの見直し

お手伝いをすればお金がもらえるという「アルバイト制」は、一見良い方法のようですが、小学1年生にはまだ早かった可能性があります。この年齢の子どもは、報酬を得るというよりも、親との関わりや承認欲求を満たすことに喜びを感じることが多いです。お手伝いを「お金のため」ではなく、「家族の一員として貢献する」という意識を育むことが重要です。

月額お小遣い制への移行:段階的な導入が重要

お手伝いアルバイト制をやめ、月額お小遣い制に移行する考えは良い方向性です。しかし、いきなり学年×100円は負担が大きすぎます。まずは、毎月100円を上限に、一緒に買い物に行く日を設けるのは良い方法です。

この際、重要なのは以下の点です。

  • 予算の共有:事前に予算を伝え、お子様と一緒に買い物リストを作成します。これにより、お金の使い方を計画的に考えることを学びます。
  • 選択肢の提示:予算内で複数の選択肢を提示し、お子様に選ばせることで、比較検討する能力を養います。例えば、「Aのお菓子とBのお菓子、どちらを買う?」など。
  • お小遣い帳の活用:お小遣い帳をつける習慣は継続しましょう。支出を記録することで、お金の減り具合を実感し、計画性を持つことに繋がります。
  • 買い物のプロセスを体験:レジでの会計や商品の選び方など、買い物の全過程を体験させることで、お金とモノの繋がりを理解させます。

徐々に金額を増やし、学年×100円に到達するまでには、数ヶ月から1年程度の時間をかけましょう。お子様の成長に合わせて、段階的にステップアップしていくことが大切です。

貯金箱の管理方法の見直し

貯金箱をキッチンに置くことは、お子様にとってアクセスしやすい環境です。お子様の目の届かない場所に貯金箱を置くことを検討しましょう。また、貯金箱に貯まったお金の使い方を、お子様と話し合う機会を設けることも重要です。貯金箱のお金を使う際には、必ず親に相談するようにルールを定めましょう。

お金の価値を教える具体的な方法

お金の価値を教えるには、単にお金の話を聞くだけでなく、具体的な体験を通して理解させることが重要です。

  • 家族で家計簿を見せる:家計簿を見せることで、お金の出入りや生活費の必要性を理解させます。ただし、複雑な内容は避け、お子様にも理解しやすいように簡潔に説明しましょう。
  • お金を稼ぐ体験:お手伝い以外の方法で、お金を稼ぐ体験をさせましょう。例えば、不要なものを売って利益を得る、お手伝いを近所の人にするなど。これにより、お金を得るための努力を学ぶことができます。
  • 寄付の体験:一定額を貯めたら、慈善団体などに寄付をする体験をさせましょう。お金が人の役に立つことを理解することで、お金の価値観が豊かになります。
  • 絵本やゲームを活用:お金に関する絵本やゲームを活用して、楽しみながらお金の知識を学ぶことができます。年齢に合わせた教材を選ぶことが大切です。

専門家の意見:臨床心理士の視点

臨床心理士の視点から見ると、お子様の行動は、衝動性や欲求不満の表れである可能性があります。欲しいものを我慢することが難しい年齢であり、適切な自己制御能力がまだ発達途上です。親御さんは、叱るだけでなく、お子様の気持ちに寄り添い、共感する姿勢を持つことが大切です。

例えば、「お菓子が食べたかったんだよね。でも、勝手に使っちゃダメだったね。次はどうすれば良かったかな?」と、解決策を一緒に考えることで、お子様は反省し、次回への行動を改善するきっかけを得られます。

まとめ:継続的な教育と愛情が鍵

お金の教育は、一朝一夕にできるものではありません。今回のような出来事をきっかけに、お子様とのコミュニケーションを密にし、お金の価値や大切さを継続的に教えていくことが重要です。叱ることよりも、理解と共感に基づいた教育を心がけましょう。そして、お子様の成長に合わせて、柔軟に方法を調整していくことが大切です。

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