小学生時代の思い出の万年筆、MONTBLANCの価値を見極める方法

万年筆に詳しい方に質問です。部屋を整理していたら、自分が小学生時代に万年筆を習っていた時に使用していたと思われる万年筆が出てきました。多分当時父親に買ってもらったか譲り受けたものだと思います。小学高低学年で習っていた時以来、万年筆を使用していないし、もうインクが出なくなっていたので捨てようとしたのですが、この万年筆はどのような品なのでしょうか?キャップに小さい字で『MONTBLANC GERMANY』と書いてあります。ペン先?の部分の色は銀色で585と書いてあるだけで特に装飾みたいな線もないです。本体は木(黒檀みたいな)のようなマットな質感の色です。型番とかも書いてないし装飾もないようなシンプルな感じです。捨ててしまってもいいような物でしょうか?詳しい方、宜しくお願い致します。補足furisakemirebakasugaさん、型番までありがとうございます。最初のpinklittlejaguarさんの参考URLの販売ページを見たところ、324 木目調つや消しブラック ペン先585 スペアインク式 が自分のと酷似している気がしました。普通の黒ではなく木目調なので。320というモデルにも木目調カラーがあるのでしょうか?320か324か見分ける部分はありますか??

MONTBLANC万年筆の価値を見極めるポイント

小学生時代の思い出深いMONTBLANC万年筆、捨てる前にその価値を確かめてみませんか? キャップに刻印された「MONTBLANC GERMANY」と、銀色のペン先に刻まれた「585」は、この万年筆が本物のMONTBLANCであることを示唆しています。 585は金含有率を示す数字で、14金ペン先であることを意味します。 これは、万年筆の品質の高さを示す重要な指標です。 さらに、黒檀のような木目調のマットな質感のボディも、高級感を漂わせる要素です。

しかし、型番がないため、正確なモデルを特定することが難しいのが現状です。 ご質問にあるように、MONTBLANC 324や320との類似性を指摘されていますが、これらのモデルは、年代や製造時期によって細かな違いがある可能性があります。 そのため、正確な鑑定には専門家の助けが必要となるでしょう。

MONTBLANC 320と324の違い、そして年代の見極め方

MONTBLANC 320と324は、どちらも木目調のボディを持つモデルとして知られていますが、微妙なデザインの違いや製造時期の違いが存在します。 具体的な違いを見分けるには、以下の点に注目してみましょう。

1. クリップのデザイン

クリップの形や素材、そして刻印などに違いがある場合があります。 写真や実物と、インターネット上のMONTBLANC 320と324の画像を比較することで、違いを見つけることができるかもしれません。

2. ペン先の刻印

ペン先には、製造年を示す刻印がされている場合があります。 この刻印を調べることで、製造時期を特定できる可能性があります。 ただし、刻印は非常に小さく、肉眼では確認しにくい場合もあります。 ルーペなどを用いて丁寧に確認してみましょう。

3. ボディの仕上げ

木目調の仕上げにも微妙な違いがある可能性があります。 木目のパターンや、マットな質感の程度などを比較してみましょう。

4. インク充填方式

スペアインク式であることは確認済みですが、カートリッジ式やコンバーター式など、インク充填方式に違いがある可能性も考えられます。

専門家による鑑定を検討してみましょう

型番が不明なため、正確なモデルの特定や価値の判断は難しいです。 より正確な情報を得るためには、以下の方法を検討してみましょう。

  • 専門の万年筆買取店に相談する:万年筆買取店では、専門家が丁寧に鑑定し、その価値を査定してくれます。 査定は無料で行っている場合が多いので、まずは相談してみることをおすすめします。 複数の買取店に査定を依頼することで、より正確な価値を知ることができます。
  • アンティーク万年筆コレクターに相談する:インターネット上の万年筆コレクターのコミュニティやフォーラムなどに写真を掲載し、意見を求めるのも良い方法です。 コレクターの視点から、万年筆の価値や希少性に関する情報を提供してもらえる可能性があります。
  • MONTBLANCの公式ウェブサイトに問い合わせる:公式ウェブサイトに問い合わせることで、製造年代やモデルに関する情報を提供してもらえる可能性があります。 ただし、型番が不明な場合は、正確な回答を得られない可能性もあることを理解しておきましょう。

万年筆のメンテナンスと保管方法

もし、この万年筆を今後も使用したいと考えているのであれば、適切なメンテナンスと保管が重要です。

  • インクの洗浄:インクが出なくなっているとのことですが、ペン先や内部に古いインクが残っている可能性があります。 専門のクリーニング液を用いて、丁寧に洗浄しましょう。 無理に洗浄しようとすると、万年筆を傷める可能性があるので注意が必要です。
  • インクの補充:洗浄後、適切なインクを補充しましょう。 MONTBLANC専用のインクを使用することで、万年筆の寿命を長く保つことができます。
  • 保管方法:使用しない時は、専用のケースに入れて保管しましょう。 直射日光や高温多湿の場所を避け、乾燥した場所に保管することが重要です。 また、ペン先を下に向けて保管することで、インクの乾燥を防ぐことができます。

インテリアへの活用の可能性

万年筆は、単なる筆記具としてだけでなく、インテリアとしても活用できます。 黒檀のような木目調のボディは、落ち着いた雰囲気を醸し出し、書斎やリビングなどのインテリアに上品さを加えます。

  • ディスプレイケースに飾る:専用のディスプレイケースに収め、書斎やリビングに飾ることで、インテリアのアクセントとして活用できます。 万年筆の美しさを際立たせるような、落ち着いた雰囲気のケースを選びましょう。
  • コレクションの一部として:他のアンティーク品やコレクションアイテムと一緒に飾ることで、個性を際立たせることができます。 他のアイテムとの調和を考えながら、ディスプレイを工夫してみましょう。

まとめ

小学生時代の思い出が詰まったMONTBLANC万年筆。 その価値を判断し、適切な処置をすることが大切です。 専門家の意見を参考にしながら、大切に保管するか、新たな活用方法を見つけるか、じっくりと検討してみてください。 思い出の品を活かすことで、インテリアにも新たな魅力が加わるかもしれません。

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