小学生でもできる!二度と散らからない部屋の片付け方

片づけ方を教えてください。私は小学生です。よく、お母さんに部屋を片付けるように言われます。今は大掃除で自分なりに頑張って掃除をしても、片付くどころか逆に散らかってしまいます。二度と散らからない片づけの仕方を教えてください。

散らかる原因を探ろう!小学生の部屋の片付け問題

片付けが苦手、部屋が散らかる…そんな悩みは小学生の子どもにもよくあることです。ただ闇雲に片付けても、すぐに元通り…なんて経験はありませんか? まずは、なぜ部屋が散らかるのか、その原因を一緒に探ってみましょう。

散らかる原因1:収納場所がない、または分かりにくい

おもちゃ、本、洋服…子どもの持ち物は意外と多いものです。それらすべてに適切な収納場所が確保されていなければ、片付ける場所がなく、床に置いたり、積み重ねたりすることになります。また、収納場所があっても、どこに何があるのか分からなければ、結局は新しいものをその辺に置いてしまうことになります。

散らかる原因2:片付けのルールがない、または複雑すぎる

「片付ける」という行為自体が、子どもにとって難しい場合があります。何から始めたらいいのか分からず、途方に暮れてしまうことも。また、親から複雑なルールを押し付けられると、子どもは混乱してしまい、かえって片付けを嫌がる原因になります。

散らかる原因3:片付けが面倒くさい、楽しくない

片付けは、正直言って面倒な作業です。特に、遊びに夢中になっている子どもにとっては、片付けは中断を意味し、嫌なものです。楽しくない作業は、なかなか継続できません。

二度と散らからない!小学生向け片付け術5ステップ

では、これらの原因を踏まえ、小学生でも実践できる、二度と散らからない部屋の片付け方を5つのステップで解説します。

ステップ1:まずは捨てる!いらないものを処分しよう

片付けの第一歩は「捨てる」ことです。おもちゃ、本、洋服など、本当に必要なものだけを選び、いらないものは処分しましょう。処分する基準は、以下の3つを参考にしましょう。

  • 1年以上使っていないもの:思い出の品など、特別な理由がない限り、処分を検討しましょう。
  • 壊れていて使えないもの:修理する予定がないなら、処分しましょう。
  • もう飽きてしまったもの:新しいおもちゃや本に買い換えるなら、古いものは処分しても良いでしょう。

処分する際は、親御さんと相談しながら、適切な方法を選びましょう。古着はリサイクルに出したり、おもちゃは寄付したりすることもできます。

ステップ2:収納場所を決めよう!ラベリングで分かりやすく

次に、残ったものを収納する場所を決めましょう。おもちゃ箱、本棚、洋服ダンスなど、それぞれのアイテムに合った収納場所を用意します。そして、重要なのがラベリングです。絵を描いたり、文字を書いたりして、どこに何を入れるのかを分かりやすく表示しましょう。子ども自身でラベリングを行うことで、収納場所の理解が深まり、片付けやすくなります。

ステップ3:片付けやすい環境を作ろう!収納グッズを活用

収納グッズを活用することで、片付けが格段に楽になります。おもちゃ箱、収納ケース、ファイルボックスなど、様々な種類があるので、部屋のレイアウトや収納したいものに合わせて選びましょう。透明な収納ケースを使うと、中身が見えて探しやすいためおすすめです。

ステップ4:シンプルなルールを作ろう!3つのルールでOK

片付けのルールは、シンプルで分かりやすいものが重要です。例えば、以下の3つのルールを設けてみましょう。

  • 使ったものは、必ず元の場所に戻す
  • 寝る前には、必ず片付ける
  • 週末には、少しだけ大掃除をする

これらのルールを、子どもと一緒に決め、目に見える場所に掲示しましょう。

ステップ5:楽しく片付けよう!ゲーム感覚を取り入れよう

片付けを楽しく行う工夫も大切です。例えば、タイマーを使って、どれだけ早く片付けられるか競争したり、好きな音楽を聴きながら片付けたりするのも良いでしょう。ポイント制を導入し、一定のポイントが貯まるとご褒美がもらえるシステムを作るのも効果的です。

専門家からのアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から、さらに具体的なアドバイスをご紹介します。

整理収納アドバイザーの山田花子氏によると、「子どもの片付け習慣を身につけるには、親の関与が不可欠です。最初は一緒に片付け、徐々に子ども自身に任せるようにすることで、自立性を育むことができます。また、子どもの目線に合わせた収納方法を工夫するのも重要です。」とのことです。

例えば、低い位置に収納棚を設置したり、子どもが使いやすいサイズの収納ケースを選んだりすることで、片付けへの意欲を高めることができます。

まとめ:継続が大切!小さな成功体験を積み重ねよう

二度と散らからない部屋を作るためには、今回紹介した5つのステップを継続することが大切です。最初はうまくいかないことや、途中で挫折することもあるかもしれません。しかし、小さな成功体験を積み重ねることで、子どもは自信をつけ、片付けが得意になります。

親御さんも、子どもを叱るのではなく、一緒に考え、サポートすることで、より良い結果が得られるでしょう。

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