小型犬の室内ダニ大量発生!原因と対策、予防法を徹底解説

小型犬を室内で飼っています。朝ゲージに入れて夕方うちに帰ってきたらゲージの中で1ミリほどのダニが大量発生していました。朝は異常なかったのに、こんな短時間の間にこんな事ってあるんでしょうか? 今まで1ヶ月に1回ノミダニ駆除の薬を首の後ろにつけていたのですが、今月は薬を付ける予定を1週間位忘れたままになっていた所でした。だからでしょうか?普通こんなに大量発生する事はあるんでしょうか?初めてでビックリしてます。 すぐ薬を投与したんですが、また大量に発生するんでしょうか?掃除等、対策があったら教えてほしいです。

短時間で大量発生したダニ、その原因とは?

朝には異常がなかったのに、夕方にはゲージ内に大量のダニが発生…それは本当に驚かれたことでしょう。 ご質問にあるように、ノミダニ駆除薬の投与忘れが原因の一つと考えられます。1週間の投与忘れは、ダニの繁殖にとって十分な時間です。ダニは繁殖力が非常に高く、適切な駆除を行わなければ、短期間で爆発的に増える可能性があります。

しかし、薬の投与忘れ以外にも、ダニの大量発生にはいくつかの要因が考えられます。

* ゲージ内の衛生状態:ゲージ内が清潔に保たれていないと、ダニの繁殖に最適な環境となります。食べこぼし、フケ、毛などの有機物がダニのエサとなり、繁殖を促進します。
* 湿度と温度:ダニは高温多湿を好みます。ゲージ内の通気が悪く、湿度が高いとダニの繁殖が加速します。
* 外部からの侵入:散歩などで外部からダニを持ち込む可能性もあります。ダニは草むらなどに生息しており、犬の体毛に付着して室内に侵入するケースも少なくありません。
* ダニの種類:様々な種類のダニが存在し、種類によって繁殖速度や好む環境が異なります。

ダニ大量発生!具体的な対策と掃除方法

まずは、すでに発生しているダニへの対処が急務です。

1. ゲージの徹底的な清掃

* ゲージ内の全ての物を洗浄:ゲージ、寝床、食器など、ゲージ内にある全ての物を熱湯で洗い、乾燥させます。洗剤を使用する場合は、ペット用の安全な洗剤を選びましょう。
* 掃除機をかける:ダニの死骸や卵を掃除機で丁寧に吸い取ります。掃除機をかける際は、ダニが舞い上がらないように注意し、終わったら掃除機の中のゴミをすぐに捨てましょう。
* 殺ダニ剤の使用:ペット用殺ダニ剤をゲージ内全体に散布します。使用する際は、必ず使用方法をよく読んで、ペットが触れないように注意してください。市販のペット用殺ダニ剤には、スプレータイプやシートタイプなど様々な種類がありますので、ご自身の状況に合わせて選びましょう。
* 天日干し:ゲージや寝床などは、天日干しすることでダニを駆除し、殺菌効果も期待できます。

2. 犬への対処

* ノミダニ駆除薬の継続:ノミダニ駆除薬は、定期的に投与することが重要です。獣医の指示に従って、適切な頻度で投与しましょう。
* シャンプー:ペット用のダニ駆除シャンプーを使用して、犬の体を丁寧に洗いましょう。シャンプーを選ぶ際には、成分表示をよく確認し、ペットに安全なものを選びましょう。
* 獣医への相談:ダニの大量発生が続いたり、犬の皮膚に異常が見られる場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

3. 予防策

* 定期的な清掃:ゲージ内は毎日清掃し、常に清潔に保ちましょう。
* 通気性の良いゲージ:通気性の良いゲージを使用することで、湿度を下げ、ダニの繁殖を防ぎます。
* ノミダニ駆除薬の継続:これは非常に重要です。忘れずに定期的に投与しましょう。
* 定期的な環境整備:家全体を定期的に掃除機をかけ、ダニの侵入を防ぎましょう。
* 除湿対策:特に梅雨時期や夏場は、除湿機を使用するなどして、室内の湿度を適切に保ちましょう。

専門家(獣医)の視点

獣医の立場から見ると、短期間でのダニ大量発生は、ノミダニ駆除薬の投与忘れに加え、ゲージ内の衛生状態が悪かった可能性が高いです。ダニは非常に小さな生き物で、目に見えない卵や幼虫も存在します。そのため、一度発生すると、完全に駆除するまでには、根気強い努力が必要です。

また、ダニの種類によっては、薬剤に抵抗性を持つものも存在します。そのため、薬剤の効果が不十分な場合もあります。もし、駆除が困難な場合は、獣医に相談し、適切な薬剤や治療方法を検討することが重要です。

まとめ

ダニの大量発生は、飼い主さんにとって大きなストレスとなりますが、適切な対策と予防を行うことで、防ぐことができます。今回ご紹介した対策を参考に、愛犬と快適な生活を送ってください。 そして、何よりも大切なのは、定期的な清掃とノミダニ駆除薬の継続的な投与です。

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