小さな水槽での熱帯魚飼育とインテリアの調和:初心者さんの疑問を解決します!

カージナルテトラ5匹とコリドラス2匹を17×17cmの小さい水槽で飼い始めました。初心者でいくつかわからない事があります。テトラがエサを食べません。水面に上がって来るんですよね?エサをあげようと手をかざすと水槽の端に隠れてしまうし、しばらく経って出てきても全く上がって来ず、浮かんでいるエサも食べません。沈んでしまったエサを食べる事は出来るのでしょうか?コリドラスがコリ専用のエサよりも、沈んだテトラのエサを食べています。エサはテトラプランクトンというものです。まだ慣れていないだけで、慣れれば上がって来て食べるようになるのでしょうか?それと、本物の水草は入れていませんが、それでもライトは1日8時間位?つけっぱなしにした方がいいのですか?明るい部屋に置いています。水草を入れていない場合は、観賞の時だけつければいいという事ですか?水槽が小さいので、成長を考えるといっぱいだとはわかっていますが小さいうちなら、あとプラティー1匹バルーンモーリー1匹を追加してもいいでしょうか?大きくなってくれば、そのうち中型の水槽に変えようとは思っていますが。。それから、テトラの赤色が薄いような気がするのですが、何か原因があるのでしょうか?たくさんの質問ですがどうかよろしくお願いします。

水槽環境と熱帯魚の飼育について

17×17cmの水槽でカージナルテトラ5匹とコリドラス2匹を飼育されているとのこと、まずは水槽のサイズが熱帯魚にとって小さすぎる点についてお話ししましょう。カージナルテトラは群れで泳ぐ性質があり、最低でも60cm以上の水槽が推奨されます。コリドラスも同様に、ある程度の広さが必要です。現在の水槽では、ストレスが溜まりやすく、それがエサを食べない原因の一つになっている可能性が高いです。

エサを食べない原因と対策

テトラプランクトンは水面に浮くタイプの餌なので、カージナルテトラが水面に上がってくるのは自然な行動です。しかし、エサを食べない、水槽の端に隠れるという行動は、ストレスや環境への適応不足を示唆しています。

  • 水槽のサイズ: これは最も重要な問題です。すぐにでも、より大きな水槽への移行が必要です。60cm水槽以上を検討しましょう。
  • 隠れ家: 小さな水槽では、隠れ家となる流木や人工の岩などを設置することで、魚が落ち着ける空間を作りましょう。これにより、ストレスを軽減できます。
  • 給餌方法: 水槽に近づいたり、急に餌を投入すると、魚が驚いてしまう可能性があります。ゆっくりと、少量ずつ、複数回に分けて給餌することを心がけましょう。沈下性の餌も混ぜて与えることで、コリドラスだけでなく、テトラも食べやすい環境を作ることができます。
  • 水質: 水質悪化も考えられます。定期的な水換え(1/3程度を週に1回)を行い、水質を安定させましょう。テストキットを使用して、水質をチェックすることも重要です。
  • 慣れ: 新しい環境に慣れるまでには時間がかかります。数日様子を見て、それでも改善が見られない場合は、上記の方法を試してみてください。

沈んだエサについて

コリドラスは底棲魚なので、沈んだエサを食べるのは自然な行動です。テトラも、沈んだエサを食べることは可能です。しかし、水面に浮くエサを食べる方が得意です。そのため、沈下性のエサと水面に浮くエサを両方与えるのが理想的です。

照明と水草について

照明時間

水草を入れていない場合でも、照明は必要です。ただし、8時間つけっぱなしは長すぎます。明るい部屋に水槽を置いてあるとのことなので、6時間程度に短縮しましょう。観賞する時だけ点灯させるのであれば、その時間で十分です。ただし、水草の育成を目的とする場合は、水草の種類によって必要な光量や時間が異なります。

追加の魚について

17×17cmの水槽には、カージナルテトラ5匹とコリドラス2匹ですら手狭です。プラティーやバルーンモーリーを追加することは、魚たちに大きなストレスを与え、最悪の場合、死に至る可能性があります。まずは、より大きな水槽への移行を最優先事項としてください。

テトラの赤色の薄さについて

カージナルテトラの赤色の薄さは、いくつかの原因が考えられます。

  • ストレス: 狭い水槽での飼育は、魚に大きなストレスを与え、体色の変化を引き起こす可能性があります。
  • 水質: 水質が悪化すると、体色が薄くなることがあります。
  • 病気: 病気の可能性も否定できません。症状が悪化する場合は、専門家に相談しましょう。
  • 餌: 栄養不足も考えられます。バランスの良い餌を与えましょう。

上記の原因を改善することで、体色が回復する可能性があります。

インテリアとの調和

小さな水槽は、インテリアとして魅力的ですが、熱帯魚飼育には不向きです。より大きな水槽に移行することで、魚たちの健康状態も改善し、より長く楽しむことができます。水槽の設置場所や、水槽周りのインテリアとの調和も大切です。例えば、水槽の背景に自然な風景のポスターを貼ったり、水槽の周りにグリーンの植物を置くことで、より自然な雰囲気を演出できます。水槽のサイズアップに伴い、水槽台や周辺のインテリアも検討する必要があるでしょう。

専門家のアドバイス

熱帯魚飼育は、生き物を扱う繊細な作業です。飼育に不安がある場合は、専門のペットショップに相談することをお勧めします。彼らは、適切な水槽サイズ、餌の種類、水質管理方法など、具体的なアドバイスをしてくれます。

まとめ

今回の質問は、水槽のサイズが小さすぎるという根本的な問題が原因となっています。より大きな水槽への移行、適切な給餌方法、水質管理、隠れ家の設置など、改善すべき点は複数あります。焦らず、一つずつ問題に対処することで、魚たちが健康に育ち、水槽が美しいインテリアの一部となるでしょう。

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