寮の猫と共存するための対策:建物への侵入防止とトイレ問題の解決

野良ネコについての質問です。私は現在学校の寮で生活しています。不便なところにある大学のため、寮は団地のような構造で、広大です。教員寮も含めると、千人近い人が生活しています。その寮の敷地に、猫が数匹住んでいます。ほとんどの猫は決して建物の中に入らず、地域猫のような良いバランスをとっていたのですが、秋ごろから建物に入る猫が現れました。フェイスブックから、多くの友人がその猫を建物の中で目撃し、部屋への招き入れている実態を知りました。最近、その猫が私の住んでいる棟に現れ、エサをやっているうちに部屋までついてくるようになりました。皆やっていることと思い、私もその子を部屋に招き入れ、そのうち、我が家の居心地が良かったのか、夜私が帰るとニャーと声がし、ドアの前で私が開けるのを待っている朝起きると、外に出すという風に、飼い猫のようになってしまいました。その寮は風呂、トイレ、台所が共有になっているのですが、その猫が風呂で糞をしてしまいました。さらに、その話を友人にすると、他の寮でも同様の被害があり、猫にエサをやると張り紙があり、風呂や台所のドアは必ず閉めるようになっているという話を聞きました。その猫は色々な寮を出入り禁止になり、(糞被害が出ると寮全体で猫締め出しムードになります)次々と寮を移り、私のところに来たようです。責任をとって飼い猫にしたいのですが、4月から私は就職が決まっており、単身寮はペットが禁止です。無責任なことをしたと反省しています。できれば、他の猫のように良いバランスをとってここで生活してくれればと思っています。残された時間でその子がここで生活していけるように、知恵を貸して頂きたいです。猫が建物に入らない良い方法はないでしょうか?もしくは糞を外でするようにできる方法はあるでしょうか?※寮に入らない猫達は警備員さん、寮の管理人さんがエサをやっているところを見たことがあるので、本当に学校公認レベルだと思います。※数匹と書きましたが、ここに住みついているのは実質寮に入る子(キジ猫)と他に1匹(デブ猫)だけで、他の子は時折姿を見せる本当の野良か、どこかの飼い猫です(首輪をつけているので)※寮に住みつき、建物に入らない子(デブ猫)は決して建物に入らず、触らせるけれど、抱っこさせず。避妊済みの人懐っこい子です。

大学寮での猫との生活、そしてその猫が建物内に入り込み、糞害問題に発展している状況、お気持ちお察しします。責任感の強いあなただからこそ、この問題に悩まされているのではないでしょうか。この記事では、あなたの状況を踏まえ、猫が建物に入らないようにする対策と、トイレの場所を屋外に誘導する具体的な方法を提案します。

猫が建物に入らないための対策

物理的なバリアの設置

  • ドアの隙間を塞ぐ: 猫は驚くほど小さな隙間から侵入できます。ドアの下に隙間がある場合は、市販のドアストッパーやタオルなどを使い、隙間を完全に塞ぎましょう。 網戸や窓にも同様の対策が必要です。
  • 窓の対策: 網戸の破れや、窓が開けっ放しになっている可能性がないか確認しましょう。 セキュリティ面も考慮し、必要であれば防犯用の窓ロックを取り付けるのも有効です。 猫よけネットなども検討できます。
  • 出入り口の管理: 共有の玄関や勝手口など、猫が入り込みやすい場所には、猫よけの工夫が必要です。例えば、自動ドアに猫が侵入できないよう、センサーの感度を調整したり、物理的なバリアを設置するなど、管理者と相談するのも良いでしょう。

猫の行動をコントロールする工夫

  • エサやり場所の変更: 猫に室内に入られる原因の一つに、エサやり場所が建物に近いことが挙げられます。エサやり場所を建物から離れた場所に移動することで、猫が建物に近づくことを抑制できます。可能であれば、寮の管理者と相談して、安全なエサやり場所を確保しましょう。 ポイントは、建物から十分に離れた場所で、猫が安全に食事ができる場所を選ぶことです。
  • 猫が好む場所への対策: 猫が特定の場所に集まる傾向がある場合、その場所へのアクセスを制限する必要があります。例えば、猫が好んで登る場所があるなら、その場所に猫が登れないような工夫をしましょう。 重要なのは、猫にとって魅力的な場所をなくす、または魅力を下げることです。
  • 臭い対策: 猫は臭いに敏感です。猫が嫌う臭いを活用することで、建物への侵入を防ぐことができます。柑橘系の香りや、ハーブ系のスプレーなどが効果的です。ただし、人間にも不快感を与えない程度に、適切な量を使用することが重要です。

猫のトイレ問題の解決

屋外トイレの設置

  • 猫砂トイレの設置: 建物から離れた場所に、猫用のトイレを設置しましょう。猫砂は、猫が好むタイプを選び、清潔に保つことが重要です。 大きめのトイレを選ぶことで、猫が快適に利用できます。
  • トイレの場所: 日陰で雨風をしのげる場所を選びましょう。猫が落ち着いてトイレを利用できる環境を作ることで、屋内での排泄を防ぐことができます。隠れ家のような場所が好ましいでしょう。
  • 誘導: 最初は猫をトイレに誘導する必要があるかもしれません。猫がトイレを使う様子を優しく見守ってあげましょう。 焦らず、根気強く誘導することが大切です。

猫の行動観察と調整

  • 猫の行動パターンを把握する: 猫がいつ、どこで排泄するのかを観察し、その行動パターンを把握しましょう。 行動パターンを理解することで、より効果的な対策を立てることができます。
  • 排泄場所の清掃: 猫が屋内で排泄してしまった場合は、すぐに清掃しましょう。臭いが残っていると、猫は同じ場所でまた排泄する可能性があります。 酵素系のクリーナーを使用すると、臭いを効果的に除去できます。
  • 猫のストレス軽減: 猫がストレスを感じていると、トイレの問題行動を起こす可能性があります。猫がリラックスできる環境を作ることも重要です。 猫が安全で落ち着ける場所を提供しましょう。

専門家への相談

どうしても解決できない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ

猫との共存は、お互いの理解と配慮が不可欠です。今回ご紹介した方法を実践し、猫と良好な関係を築き、快適な生活を送れるよう願っています。 寮の管理者にも状況を説明し、協力体制を築くことも重要です。 猫を愛する気持ちと、寮のルールを尊重する気持ちのバランスを保ちながら、最善の解決策を見つけていきましょう。

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