寝室の障子、カビ対策は重要!プラスチック障子への張替えで解決できる?

Q寝室に、プラスチックの障子紙って、カビますか?? 障子紙を、張替えようと思います。 現在は、紙のを使ってます。 寝室での使用です。 湿気が高く、斑点状のカビも紙についていたり 、障子を開けると窓の結露が酷いです。 市販の、プラスチックの障子に張替えようと思うのですが、あれを寝室に使っている方いますか? 紙よりもカビてしまうのでしょうか?窓枠とか、障子自体に…

プラスチック障子とカビの関係性:紙障子との比較

寝室の障子にカビが生えるのは、湿気や結露が主な原因です。現在の紙障子がカビているとのことですので、換気や除湿対策が不十分な可能性が高いです。プラスチック障子に交換することで、カビの発生リスクを軽減できる可能性はありますが、完全に防げるわけではありません。

紙障子は多孔質で、湿気を吸収しやすい性質があります。そのため、湿気が多い環境ではカビが発生しやすくなります。一方、プラスチック障子は、基本的に防水性・防湿性に優れています。湿気を吸収しにくいので、紙障子に比べてカビが生えにくいというメリットがあります。しかし、プラスチック障子自体にカビが生えることはありませんが、障子の枠や周囲の壁、窓枠などにカビが発生する可能性は残ります

プラスチック障子のメリットとデメリット

  • メリット:カビにくい、水拭きできる、耐久性が高い、デザイン性が高いものもある
  • デメリット:価格が高い場合がある、紙障子のような風合いがない、破損時の修理が難しい場合がある

カビ対策:プラスチック障子への交換だけでは不十分

プラスチック障子への交換はカビ対策の一環として有効ですが、それだけでは十分ではありません。根本的な原因である湿気対策を同時に行うことが重要です

効果的な湿気対策

  • 換気:毎日窓を開けて十分に換気しましょう。特に朝晩はこまめな換気が重要です。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を使用しましょう。除湿機能付きの換気扇も効果的です。
  • 除湿:除湿機を使用することで、室内の湿度を下げることができます。特に梅雨時期や冬場は除湿機の活用がおすすめです。エアコンの除湿機能も有効です。
  • 窓の結露対策:窓ガラスに結露が発生している場合は、窓枠の断熱性を高める工夫が必要です。窓に断熱シートを貼ったり、二重窓にすることで結露を軽減できます。
  • 湿度計の設置:室内の湿度を常に把握するために、湿度計を設置しましょう。湿度が60%を超えたら、換気や除湿を行うように心がけましょう。
  • 家具の配置:家具を壁にぴったり付けず、隙間を作ることで空気の循環を良くし、湿気を溜まりにくくします。
  • 布団乾燥機の活用:布団乾燥機は、布団だけでなく、部屋の湿気を取り除く効果も期待できます。就寝前に使用すると効果的です。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から、プラスチック障子の選択と併せて、寝室の環境改善についてアドバイスします。

プラスチック障子は確かにカビにくい素材ですが、根本的な解決策ではありません。 湿気が多い寝室環境を改善することが、カビの発生を防ぐ上で最も重要です。 プラスチック障子に交換する際には、同時に以下の点も考慮しましょう。

* **窓の断熱性能の確認**: 結露の原因を突き止め、窓の断熱性能を高める対策が必要です。 窓ガラスの交換や断熱フィルムの貼付などを検討しましょう。
* **壁の通気性の確認**: 壁内部に湿気が溜まっている可能性もあります。 壁の通気性を確保するために、換気口の設置や点検が必要な場合があります。
* **インテリア全体の素材**: 湿気を吸収しやすい素材の家具やカーテンは、カビの発生リスクを高めます。 通気性の良い素材を選ぶことが重要です。
* **定期的な清掃**: 障子だけでなく、窓枠や壁なども定期的に清掃し、カビの発生を早期に発見することが大切です。

まとめ:総合的な対策で快適な寝室環境を

プラスチック障子への交換はカビ対策に有効な手段の一つですが、換気、除湿、結露対策といった総合的な対策と組み合わせることで、より効果を発揮します。 快適な寝室環境を維持するために、上記の対策を参考に、状況に合わせて適切な対策を実施してください。 もし、カビの発生が酷い場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。

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