寝室の照明トラブル:蛍光灯がすぐに壊れる原因と解決策

新品の蛍光灯がダメになる 寝室の電灯についてです。 検索してもうまくヒットしないのでお聞きします、既出でしたらすみません。 15年位使った30型40型の2本を使う、よくある古い照明ですが 30wの方の蛍光灯がつかなくなったので、新しい蛍光灯とグロー球を取り替えてみました。 まだつかないので、古いから壊れたのだろうと思い、 あまり使わず余っていた、同じタイプの照明を出してきて本体ごとそれに取り替えました。 しばらくはついていたように思うのですが、 今朝、まだ30型の方がついていないことに気がつきました。 新しい30型とグロー球に交換してつけてみると グロー球が紫に光り、一瞬蛍光灯がつきすぐに消えてしまいました。 どうやら中でショート?したらしく、新品の蛍光灯がダメになりました(他の照明でもつきません) ダイニングや他の部屋なら大丈夫なのか試そうと思うのですが、 また新しい蛍光灯が一瞬でダメになるのかと思うともったいなくて試すことができません。 逆にダイニングなどの照明を寝室に持ってきても2本ともちゃんとつくので やはり照明本体の問題なのかなと思うのですが・・・ 取り替えた方の本体も、長く使ったものと同じようにたまたま30型の方だけが 壊れてしまったのでしょうか? それとも何か他に原因があるのでしょうか?補足皆様ありがとうございました。 (30と40のソケット部分は間違い無く差しました。線が出ている部分に書いてありましたので) 2個も同じ症状だったので、もしや器具ではなくマンションの設置箇所の故障や 他に原因があるのかしら?と思いましたが やはり器具の方の故障なのですね。 新しいものを買ってきます。皆様ご協力ありがとうございました。 最初に書いて頂いた、電気工事のお仕事をされている方をベストにさせていただきます。

寝室照明のトラブル:蛍光灯がすぐに壊れる原因とは?

15年以上使用した蛍光灯照明器具で、新しい蛍光灯とグロー球を交換してもすぐに壊れてしまうというご相談ですね。 2つの照明器具で同じ症状が発生していることから、蛍光灯やグロー球自体ではなく、照明器具本体に問題がある可能性が高いです。 具体的には、以下の原因が考えられます。

1. バラスト(安定器)の故障

蛍光灯を点灯させるための重要な部品であるバラスト(安定器)が故障している可能性が最も高いです。 バラストは、蛍光灯に適切な電圧と周波数を供給する役割を果たしており、経年劣化や過電圧によって故障することがあります。 故障したバラストは、グロー球を異常な高電圧で点灯させようとするため、グロー球が紫色に光り、蛍光灯が一瞬点灯してすぐに消えるという現象が起こります。 新品の蛍光灯がすぐに壊れるのも、この異常な電圧が原因です。

2. 配線の劣化や断線

照明器具内部の配線が劣化したり、断線したりしている可能性も考えられます。 経年劣化によって、配線が断線寸前になっていると、一時的に通電してもすぐに断線し、蛍光灯が点灯しなくなります。 また、断線部分でアーク放電が発生し、新品の蛍光灯を損傷させる可能性もあります。

3. コンデンサの劣化

蛍光灯器具の中には、コンデンサと呼ばれる部品が使用されている場合があります。 このコンデンサが劣化すると、電圧の安定性が悪くなり、蛍光灯が正常に点灯しなくなったり、すぐに壊れたりする原因となります。

4. ソケットの不良

蛍光灯を差し込むソケット部分の接触不良も考えられます。 ソケットの接点が劣化したり、汚れが付着したりすると、十分な電力が蛍光灯に供給されず、点灯不良や寿命の短縮につながります。

解決策:安全に照明器具を交換しよう

上記の様な原因が考えられるため、残念ながら、蛍光灯やグロー球を交換するだけでは問題は解決しません。 照明器具本体の交換が最も確実な解決策です。

1. 新しい照明器具への交換

古い照明器具は、経年劣化によって様々な部品が故障している可能性があります。 安全面を考慮し、新しいLED照明器具への交換をおすすめします。 LED照明は、蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、経済的で環境にも優しいです。 また、LED照明はグロー球を使用しないため、グロー球の故障によるトラブルも発生しません。

2. 専門業者への相談

ご自身で交換作業を行うことに不安がある場合は、電気工事の専門業者に相談することをお勧めします。 専門業者は、照明器具の故障原因を正確に診断し、適切な修理または交換作業を行ってくれます。 特に、古いタイプの照明器具は、配線などが複雑な場合があり、誤った操作によって感電などの危険性があるため、専門業者に依頼することが安全です。

3. 購入時のポイント

新しい照明器具を購入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 明るさ(ルーメン):お部屋の広さや明るさニーズに合わせたルーメン数の照明を選びましょう。
  • 色温度(ケルビン):暖色系(2700K〜3000K)、昼白色(5000K〜6500K)など、お部屋の雰囲気に合った色温度を選びましょう。
  • 消費電力:省エネ性能の高いLED照明を選びましょう。
  • デザイン:お部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。 最近は様々なデザインのLED照明が販売されています。

専門家の視点:電気工事士の意見

電気工事士の立場から見ると、ご質問の症状は、バラストの劣化または故障が最も疑われます。 古い蛍光灯器具は、バラストが経年劣化によって性能が低下し、電圧が不安定になることがよくあります。 そのため、新しい蛍光灯を装着しても、瞬時に高電圧が印加され、蛍光灯が破損してしまうのです。 DIYで修理を試みることも可能ですが、感電の危険性も伴いますので、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 安全で快適な生活を送るためには、電気設備の安全点検と適切なメンテナンスが不可欠です。

まとめ:安全第一で快適な寝室空間を

寝室の照明トラブルは、生活の質を大きく左右します。 古い照明器具を使い続けることで、安全面や経済面でのリスクも高まります。 今回のようなトラブルを経験された際は、早急に新しい照明器具への交換、または専門業者への相談を検討することをお勧めします。 快適で安全な寝室空間を手に入れるため、適切な対応を心がけましょう。

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