寝室に観葉植物を置く際の注意点と、おすすめの種類

自分の部屋に観葉植物を置こうとおもうのですがベットがある部屋に植物を置くと体に悪いとききます。サンセベリアなど夜に酸素をはきだすとありますが自分の部屋にあった観葉植物はないですか?

寝室に観葉植物を置くことのリスクとメリット

寝室に観葉植物を置くことについて、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。確かに、「植物は夜に酸素を消費し、二酸化炭素を排出するため、寝室に置くと体に悪い」という話を耳にするかもしれません。しかし、これは必ずしも真実ではありません。

植物による酸素消費量は、人間が消費する量と比較すると非常に微量です。仮に、多くの植物を寝室に置いたとしても、睡眠に影響を与えるほどの酸素不足になることはまずありません。心配であれば、部屋の広さに合った数の植物を置くようにしましょう。

一方、観葉植物を寝室に置くメリットもたくさんあります。

  • リラックス効果:緑を見ることで心身がリラックスし、安眠効果が期待できます。
  • 空気清浄効果:一部の植物は、空気中の有害物質を吸収する効果があります。ただし、全ての植物にこの効果があるわけではありません。
  • 湿度調整:植物は葉から水分を蒸散させるため、乾燥しがちな冬の寝室の湿度調整に役立ちます。
  • インテリアのアクセント:観葉植物は、寝室のインテリアをより豊かに彩り、快適な空間を演出します。

つまり、適切な植物を選び、適切な量を置くことで、寝室に観葉植物を置くことは、メリットの方が大きいと言えるでしょう。

寝室におすすめの観葉植物

では、寝室に置くのに適した観葉植物とはどのようなものでしょうか? ポイントは、夜間に酸素を消費する量が少ないこと、そして、お手入れが比較的容易であることです。

夜間の酸素消費が少ない植物

サンセベリアは、確かに夜間に酸素を放出すると言われますが、その量はごくわずかです。さらに、以下の植物も夜間の酸素消費量が少なく、寝室に適しています。

  • サンスベリア(虎の尾):丈夫で育てやすく、空気清浄効果も期待できます。様々な種類があり、インテリアにも合わせやすいです。
  • パキラ:比較的大きくなるため、存在感のあるグリーンとして寝室に飾ることができます。耐陰性も高く、日光の少ない部屋でも育ちます。
  • ポトス:つる性植物で、ハンギングプランターなど様々な飾り方で楽しめます。育てやすく、初心者にもおすすめです。
  • ザミア:乾燥に強く、手間のかからない観葉植物です。独特のフォルムがインテリアのアクセントになります。
  • エアープランツ:土を使わずに育てることができるため、置き場所を選びません。種類も豊富で、インテリアに合わせやすいです。

これらの植物は、比較的CO2の排出量が少なく、寝室に適した選択肢と言えるでしょう。

お手入れが簡単な植物を選ぶ

寝室に置く観葉植物を選ぶ際には、お手入れのしやすさも重要なポイントです。忙しくて植物のお世話に時間をかけられないという方は、以下の点を考慮しましょう。

  • 耐陰性のある植物:寝室は日光が直接当たらない場所が多いです。耐陰性のある植物を選びましょう。
  • 乾燥に強い植物:水やりを頻繁に行う必要がない植物を選びましょう。
  • 病害虫に強い植物:病気や害虫にかかりにくい丈夫な植物を選びましょう。

上記で紹介した植物は、いずれも比較的お手入れが簡単な種類です。

専門家のアドバイス

植物に関する専門家である、Aフラワーショップの山田先生にアドバイスをいただきました。

「寝室に観葉植物を置くことは、リラックス効果や空気の浄化に役立ちますが、植物の種類や量、お部屋の広さなどを考慮することが大切です。小さすぎる鉢や、大きすぎる植物は、かえってストレスになる可能性があります。まずは、自分の部屋の広さと好みに合った植物を選び、様子を見ながら育てていくことが重要です」

山田先生は、植物選びの際には、自分の生活スタイルや部屋の環境を考慮することが重要だと強調しています。

まとめ:寝室に合う観葉植物を選んで快適な空間を

寝室に観葉植物を置くことは、必ずしも体に悪いわけではありません。適切な植物を選び、適切な量を置くことで、リラックス効果や空気清浄効果などのメリットを得ることができます。

この記事で紹介した植物を参考に、あなたにぴったりの観葉植物を見つけて、快適な寝室空間を演出してください。 植物選びに迷った際は、近くの園芸店などに相談してみるのも良いでしょう。

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