寝室に畳スペースを作るDIY計画:4.5畳、高さ30cmの段差を設ける方法

部屋の一部に、30センチくらい?1段高くした場所(4.5畳)を設けたいのですが、15畳くらいのフローリングの寝室に布団を敷いて寝ているのですが、畳の部屋とは違ってほこりやチリが気になります。ベッドにすれば良いのでしょうが、購入して運び込むとなると隣人にご迷惑おかけすることになるので躊躇があるのと、マットレスは干しにくいし処分も大変そうなのでベッドは使いたくないなという気持ちがあります。そこで、寝室の中に4.5畳くらい、30センチくらい高くした場所をもうけて、そこに畳でも敷いて布団を敷こうかと考えました。これだと、布団さえしまってしまえば日中は普通の部屋としても使えますし。30センチ高くて、耐重量のある場所を設置するにはどういう工法が考えられるのでしょうか?出来ればDIYでなんとかしたいですが素人では難しいですかね…男手は大丈夫なのですが…

寝室に畳スペースを作るメリットとデメリット

フローリングの寝室で布団を使用されているとのことですが、確かにほこりやチリは気になる問題です。ベッドは便利ですが、搬入や処分、マットレスの干しづらさといったデメリットもあります。そこで、寝室の一部に30cm高くした畳スペースを作るというアイデアは、ほこり対策ベッドのデメリット回避という点で非常に有効です。

しかし、DIYでの施工は難易度が高く、計画性と正確な作業が求められます。メリットとデメリットを比較検討し、実現可能性を慎重に判断することが重要です。

メリット

* ほこりやチリ対策:布団を畳スペースに収納することで、寝室全体の清潔さを保ちやすくなります。
* ベッド不要:ベッドの購入・搬入・処分といった手間や費用を削減できます。
* 空間の有効活用:日中は畳スペースを別の用途(読書スペース、収納スペースなど)に利用できます。
* 和の雰囲気:畳の温もりと落ち着きのある空間を演出できます。
* マットレスの干しやすさ:布団は比較的簡単に干すことができます。

デメリット

* DIYの難易度:高さ30cmの構造物をDIYで作るのは、経験と技術が必要です。失敗すると、安全面や仕上がりに問題が生じる可能性があります。
* コスト:材料費や工具の費用がかかります。DIYが困難な場合は、専門業者に依頼すると高額になる可能性があります。
* 時間:計画・設計・施工に時間を要します。
* 強度と安定性:適切な設計と施工をしないと、強度や安定性に問題が生じる可能性があります。
* 解体時の手間:将来、畳スペースを撤去する際に手間がかかります。

30cmの高さの畳スペースを作るDIY工法

30cmの高さの畳スペースをDIYで作るには、いくつかの工法が考えられます。ここでは、比較的実現性の高い2つの方法を紹介します。

1. 枠組みと合板を用いた方法

これは、最も一般的な方法です。

手順

1. 設計と材料準備:4.5畳分のスペースを正確に測量し、木材(枠組み用)、合板(床面用)、畳、防湿シートなどを準備します。木材は、強度と耐荷重を考慮して適切なサイズと種類を選びましょう。
2. 枠組みの作成:木材を組み合わせて、高さ30cmの枠組みを作ります。正確な寸法と直角を保つことが重要です。水平器や墨つぼなどを活用しましょう。
3. 床面の施工:枠組みに防湿シートを敷き、その上に合板を固定します。合板は、強度と耐荷重を考慮して厚さ12mm以上を選びましょう。ビスや金具でしっかりと固定します。
4. 畳の敷設:床面に畳を敷き詰めます。畳のサイズに合わせてカットする必要がある場合は、専用の道具を使用しましょう。
5. 仕上げ:枠組みの仕上げを行い、必要に応じて塗装やコーティングを行います。

ポイント

* 強度と安定性:枠組みはしっかりと固定し、床面は十分な強度と耐荷重を確保しましょう。
* 水平と垂直:水平器と垂直器を使って、正確な水平と垂直を保ちましょう。
* 防湿対策:防湿シートを敷くことで、湿気による畳の劣化を防ぎます。
* 安全対策:作業中は安全に配慮し、必要に応じてヘルメットや手袋などを着用しましょう。

2. ブロックと合板を用いた方法

コンクリートブロックを使用することで、比較的簡単に高さ30cmの土台を作ることができます。

手順

1. 設計と材料準備:コンクリートブロック、合板、畳、モルタルなどを準備します。ブロックの高さは、30cmの高さになるように計算します。
2. ブロックの設置:水平を保ちながら、コンクリートブロックを並べて設置します。モルタルで固定し、安定性を確保します。
3. 床面の施工:ブロックの上に防湿シートを敷き、その上に合板を固定します。
4. 畳の敷設:合板の上に畳を敷き詰めます。
5. 仕上げ:必要に応じて、ブロックの周囲を仕上げます。

ポイント

* ブロックの安定性:ブロックはしっかりと固定し、水平を保つことが重要です。
* モルタルの強度:モルタルは十分な強度で固定しましょう。
* 防湿対策:防湿シートを敷くことで、湿気による畳の劣化を防ぎます。

DIYの難易度と専門業者への依頼

どちらの方法も、ある程度のDIY経験と工具が必要となります。自信がない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者であれば、安全で確実な施工を行い、強度や耐久性も確保できます。費用は高くなりますが、安心感を得られるというメリットがあります。

まとめ:理想の寝室空間を実現するために

寝室に畳スペースを作るDIYは、計画性と正確な作業が必要です。DIYに自信がある方は、上記の方法を参考に挑戦してみましょう。しかし、自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。 安全を第一に考え、理想の寝室空間を実現してください。

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