寝室にタンスがないと不便?6畳の寝室にシングルベッド2台と収納を配置する工夫

新居(賃貸)に引っ越します。私の希望で、6帖の部屋にシングルベッド2つ入れるのですが、旦那が寝室にタンスなど置きたくないと言うのです。確かにベッド2つにタンスを置くと部屋いっぱいになってしまうのですが、他の部屋にタンスを置くと、着替えなど不便ではないでしょうか?ちなみに、押入れありの和室があります。押入れに収納BOXを入れ、そこに普段の着替えを入れるのも…と思ったのですが、みなさんはどうされてますか?

6畳の寝室にシングルベッド2台と収納を配置する悩み

6畳の寝室にシングルベッド2台を配置し、さらに収納も確保したいというご要望、多くのカップルが直面する課題です。ベッド2台だけでさえ狭く感じる6畳に、タンスやワードローブを置くとなると、圧迫感を感じ、動きにくくなってしまうのは当然の心配です。しかし、寝室以外の場所に収納を置くとなると、朝の忙しい時間帯の着替えの動線が長くなり、不便を感じる可能性もあります。

この記事では、6畳の寝室にシングルベッド2台と収納をうまく配置するための具体的な方法、そして寝室以外の収納スペースの活用法について、インテリアの専門家の視点も交えながらご紹介します。

寝室の収納スペース確保のアイデア

まず、寝室に収納スペースを確保するための具体的なアイデアをいくつかご提案します。

1. 省スペース収納家具の活用

タンスにこだわらず、省スペース設計の収納家具を検討してみましょう。

  • 薄型チェスト:奥行きが浅く、場所を取らないチェストは、ベッドサイドや壁際に配置できます。引き出しの数を調整できるタイプもあります。
  • ハンガーラック:壁掛けタイプのハンガーラックは、床面積を取らずに衣類を収納できます。シンプルなデザインのものから、おしゃれなデザインのものまで幅広く選べます。
  • ベッド下収納:ベッドフレーム下に収納スペースがあるベッドを選ぶのも有効です。キャスター付きの収納ボックスを使うと出し入れもスムーズです。
  • 収納付きベッド:ベッドフレーム自体に収納スペースが組み込まれたベッドもあります。引き出し式や跳ね上げ式など、様々なタイプがあります。

これらの家具は、デザイン性にも優れているものが多く、寝室の雰囲気を損なうことなく収納を増やすことができます。 サイズやデザインを事前に確認し、部屋の寸法と照らし合わせて最適なものを選びましょう。

2. 壁面収納の活用

壁面を活用した収納も有効です。

  • 壁面収納棚:壁に棚を取り付けることで、収納スペースを増やすことができます。棚板の高さを調整できるタイプを選べば、収納するものの高さに合わせてカスタマイズできます。 デッドスペースになりがちな壁の上部も有効活用できます。
  • ウォークインクローゼット(DIY):可能であれば、既存のクローゼットを拡張したり、DIYで簡易的なウォークインクローゼットを作るのも有効です。ただし、賃貸の場合は事前に大家さんの許可が必要となる場合があります。

壁面収納は、部屋の雰囲気を損なわず、収納力を大幅に向上させることができます。ただし、壁の強度や賃貸物件であることを考慮し、適切な方法を選択する必要があります。

3. 収納ボックスの活用

ベッド下やクローゼット内、あるいは部屋の隅などに収納ボックスを配置することで、収納力を高めることができます。

  • 積み重ね可能なボックス:場所を取らず、収納量を増やすことができます。透明なボックスを使えば、中身が見えて探しやすくなります。
  • キャスター付きボックス:移動が容易で、掃除の際にも便利です。

収納ボックスは、様々なサイズやデザインがあるので、お部屋の雰囲気や収納する物に合わせて選ぶことができます。

寝室以外の収納スペースの活用

寝室以外の収納スペースを有効活用することも重要です。

押入れの活用方法

質問にある押入れは、非常に有効な収納スペースです。

  • 収納ボックスの活用:押入れの中に収納ボックスを置くことで、整理整頓がしやすくなります。ラベルを貼ることで、中身がすぐに分かります。
  • 棚の設置:押入れの中に棚を設置することで、収納効率を上げることができます。ホームセンターなどで簡単に手に入る突っ張り棒などを活用しても良いでしょう。
  • 季節物の収納:オフシーズンの衣類や布団などを収納するのに最適です。

押入れを有効活用することで、寝室の収納スペースの負担を軽減できます。

その他の収納スペースの活用

他に収納スペースがある場合は、そちらも有効活用しましょう。

  • クローゼット:洋服やバッグなどを収納するのに最適です。
  • 玄関収納:靴だけでなく、コートや傘なども収納できます。
  • 廊下収納:あれば、掃除用具や季節家電などを収納できます。

これらのスペースを整理整頓することで、寝室の収納スペースを圧迫することなく、生活に必要なものをきちんと収納することができます。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

まず、収納スペースの確保だけでなく、動線を考慮することが重要です。寝室で着替えをする際に、収納場所までの距離が遠すぎると不便です。そのため、寝室に最低限の収納を確保し、頻繁に使用するものは寝室に、そうでないものは他の部屋に収納するといった工夫が必要です。

また、色の統一感も大切です。寝室はリラックスできる空間であるべきです。ベージュなどの落ち着いた色を基調としたインテリアにすると、リラックス効果を高めることができます。収納家具の色も、部屋全体の雰囲気に合うように選びましょう。

まとめ

6畳の寝室にシングルベッド2台と収納を配置することは、工夫次第で実現可能です。省スペース収納家具の活用、壁面収納の活用、収納ボックスの活用、そして寝室以外の収納スペースの有効活用を組み合わせることで、快適な寝室を実現できます。 収納方法だけでなく、動線や色の統一感にも気を配り、自分たちに合った最適な収納プランを見つけてください。

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