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住宅街でもムカデが出現する理由
ご自宅にムカデが出現し、大変なご経験をされたことと思います。住宅街であっても、ムカデの侵入は決して珍しいことではありません。森や山に隣接していなくても、ムカデは意外な場所から侵入してきます。
ムカデは湿気を好み、暗い場所を隠れ家とします。そのため、以下のような場所から侵入する可能性があります。
- 排水溝:浴室やキッチン、洗面所の排水溝は、ムカデにとって格好の侵入経路です。排水管の隙間から入り込むことがあります。
- 窓や網戸の隙間:網戸の小さな隙間や、窓枠とサッシの間にわずかな隙間があれば、ムカデは侵入できます。特に、古い建物の場合は注意が必要です。
- 壁の亀裂:家の壁に亀裂や隙間があれば、そこから侵入する可能性があります。
- 荷物やダンボール:外部から持ち込んだ荷物やダンボールの中に潜んでいる可能性があります。特に、古くて湿気のあるダンボールは要注意です。
- 下駄箱:湿気がこもりやすく、暗い場所である下駄箱は、ムカデの隠れ家になりやすいです。
「部屋の中から湧いて出てきた」という可能性は低いですが、卵から孵化した可能性もゼロではありません。ムカデは一度に数十個の卵を産むため、もし卵が家の中にあった場合、複数匹のムカデが発生する可能性があります。
ムカデを発見したらどうすれば良い?
ムカデを発見した際の対処法は、まずパニックにならず、安全に駆除することが重要です。
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- 素手で触らない:ムカデは毒を持っているので、素手で触らないように注意しましょう。軍手や厚手の布などを使いましょう。
- 殺虫剤を使用する:市販の殺虫剤を使用しましょう。スプレータイプが使いやすいです。直接吹きかけると効果的ですが、ムカデが逃げ出す可能性もありますので、周囲に吹きかけて追い詰めるのも有効です。効果を高めるために、ムカデの隠れ場所になりそうな場所に吹きかけるのも有効です。
- 踏み潰す:ティッシュなどで掴んで外に出すのも一つの方法ですが、確実に駆除したい場合は、踏み潰すのも有効です。ただし、体液が飛び散る可能性があるので、注意が必要です。
- 専門業者に依頼する:大量発生している場合や、自分で駆除できない場合は、専門業者に依頼しましょう。
ムカデの予防策
ムカデの侵入を防ぐためには、以下の予防策を徹底しましょう。
- 家の周りを清潔に保つ:草木やゴミなどを放置しないようにし、ムカデの隠れ家となる場所を作らないようにしましょう。特に、家の周りに落ち葉や石などが溜まっている場合は、定期的に掃除しましょう。
- 窓や網戸をしっかりと閉める:窓を開ける際は、必ず網戸を閉め、隙間がないか確認しましょう。網戸に穴が開いていないかも確認しましょう。
- 排水溝を清潔に保つ:排水溝にゴミや汚れが溜まらないように、定期的に掃除しましょう。排水口の蓋をしっかり閉めることも重要です。
- 壁の亀裂を補修する:家の壁に亀裂や隙間があれば、補修しましょう。ホームセンターなどで売られているコーキング剤などが有効です。
- 防虫剤を使用する:ムカデ忌避効果のある防虫剤を使用しましょう。特に、窓枠や排水溝などに設置すると効果的です。
- 乾燥させる:ムカデは湿気を好むため、家の中を乾燥させることが重要です。除湿機を使用したり、換気をよくしたりしましょう。特に、浴室やキッチン、洗面所などは湿気がこもりやすいので、注意が必要です。
- 侵入経路を塞ぐ:家の周りの隙間や穴を塞ぎ、ムカデの侵入経路を断つことが重要です。隙間テープやパテなどを活用しましょう。
インテリアとムカデ対策の両立
ムカデ対策とインテリアの両立は、快適な生活を送る上で重要です。例えば、ブラウン系の落ち着いたインテリアは、ムカデが好む暗い場所を減らす効果があります。明るい色の家具やカーテンを選ぶことで、ムカデの隠れ場所を減らすことができます。また、定期的な掃除や換気も、ムカデ対策とインテリアの美しさの両立に繋がります。
専門家のアドバイス
害虫駆除のプロである専門業者に相談することで、より効果的な対策を講じることができます。専門業者は、ムカデの発生状況を的確に判断し、適切な駆除方法や予防策を提案してくれます。
まとめ
ムカデの侵入は、住宅街でも起こりうる現実です。しかし、適切な予防策と駆除方法を講じることで、ムカデによる被害を最小限に抑えることができます。この記事で紹介した対策を参考に、安心安全な住環境を築きましょう。