寝たきり入院生活と病室環境:快適な空間づくりのヒント

脛髄損傷、脊髄損傷で入院中です。 総合病院の整形病棟に入院していますが、ほとんと寝たきりの毎日です。早く少しでも回復してくれないかとリハビリに明け暮れています。 さて、同じ病室にムチウチの患者さんが二人ほどいますが・・・この二人、回診の時だけ病人なんです。 食事は早いし、しょっちゅうタバコを吸いに行き、見舞い客も連日ゾロゾロ来て小一時間大声で談笑している。 回診の時だけは吐き気がするだの頭痛がなかなか治まらないだのと言ってるんです。 本当に病人なんでしょうか? 愚痴みたいになってしまいました。すみません。 病室変えて欲しい・・・補足早速の回答ありがとうございます。 ただ、長い入院になりそうなので、嫌味っぽくなって後を引かないか気になります。

入院生活のストレスと病室環境の問題

長期入院は、身体的な負担だけでなく、精神的なストレスも大きいです。質問者様は、脛髄損傷、脊髄損傷という重篤な状態での入院生活に加え、病室環境の問題に悩まされているようです。同じ病室の患者さんの行動が、ご自身の療養の妨げになっていると感じるのは当然のことです。 回復への道のりは長く、少しでも快適な環境で過ごしたいという気持ちは、誰しもが持つものです。

病室環境の改善策:具体的なステップ

まずは、ご自身の気持ちを落ち着かせ、具体的な改善策を考えていきましょう。

1. 看護師さんや主治医への相談

最も重要なステップは、看護師さんや主治医に相談することです。 病室の状況や、他の患者さんの行動がご自身の療養に支障をきたしていることを丁寧に説明しましょう。 具体的な事例を挙げることで、より理解を得やすくなります。例えば、「毎日の大声での会話がリハビリに集中できない」「タバコの煙で気分が悪くなる」など、具体的な状況を伝えることが大切です。

2. 病室変更の依頼

看護師さんや主治医に相談した結果、病室変更が可能であれば、それを依頼しましょう。 病室変更の依頼は、決してわがままではありません。 快適な環境で療養することは、回復への重要な要素です。 もし、すぐに病室変更が難しい場合でも、他の解決策を一緒に探してくれる可能性があります。

3. コミュニケーションの工夫

病室変更が難しい場合、または、変更を希望しない場合でも、工夫次第で状況を改善できる可能性があります。

  • 穏やかな言葉で、直接伝える: 相手を非難するのではなく、「タバコの煙が少し辛いので、換気をお願いできますか?」など、具体的なお願いをすることで、相手も理解を示してくれるかもしれません。
  • 耳栓やアイマスクを活用: 騒音や光が気になる場合は、耳栓やアイマスクを使用することで、睡眠の質を向上させることができます。 遮音性の高い耳栓や、目の負担を軽減するアイマスクを選ぶと効果的です。
  • アロマテラピーの利用: ラベンダーなどのリラックス効果のあるアロマオイルを使用することで、精神的なストレスを軽減することができます。 ただし、他の患者さんに配慮し、香りが強すぎないよう注意しましょう。

4. 自分自身の空間作り:インテリアの活用

長期入院では、自分の居場所を確保することが重要です。 ベッド周りのインテリアを工夫することで、少しでも快適な空間を作ることができます。

  • 好きな色を取り入れる: グレーなどの落ち着いた色合いのベッドカバーやクッションを使うことで、リラックス効果を高めることができます。 また、好きな写真や絵などを飾ることで、気分転換にもなります。
  • 快適な照明: 目に優しい間接照明や、明るさを調整できるライトを使うことで、リラックスできる空間を作ることができます。 読書灯なども便利です。
  • 植物を置く: 観葉植物を置くことで、空気を浄化し、リラックス効果を高めることができます。 ただし、水やりやお手入れがしやすい植物を選びましょう。
  • 整理整頓: 身の回りを整理整頓することで、気持ちも落ち着きます。 必要なものだけを手に届く範囲に置き、不要なものは収納しましょう。

専門家の視点:医療ソーシャルワーカーの役割

長期入院になると、医療ソーシャルワーカーのサポートが役立つ場合があります。医療ソーシャルワーカーは、患者さんの社会的な問題や生活上の問題を解決するための支援を行います。病室環境の問題についても相談できますので、必要であれば、主治医や看護師さんに相談してみてください。

嫌味にならないためのコミュニケーション

入院生活が長引く中で、嫌味にならないようにコミュニケーションをとるためには、常に冷静さを保ち、相手への配慮を忘れないことが大切です。 直接的な不満を伝えるのではなく、自分の気持ちを落ち着かせた上で、穏やかな言葉で伝えるように心がけましょう。 もし、どうしても感情がコントロールできない場合は、看護師さんや医療ソーシャルワーカーに相談することをお勧めします。

まとめ

長期入院は、心身ともに大きな負担がかかります。 快適な環境で療養することは、回復への近道です。 今回のケースでは、病室環境の問題がストレスとなっているため、まずは医療スタッフに相談し、具体的な解決策を探ることが重要です。 同時に、自分自身でできる工夫を取り入れることで、少しでも快適な入院生活を送ることができるようにしましょう。 インテリアの工夫も、精神的な負担を軽減する上で有効な手段の一つです。

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