寝たきりではない高齢者のトイレ介助:介護疲れを防ぎ、家族と高齢者の生活の質を高める方法

起きあがれるけど自由には歩けない介護パンツはかせているけどそこにはせずにトイレに起き上がってしまう。 そんなおばあちゃんの介護に疲れました・・・何かアドバイスをください。 1ヶ月くらい前に転んで腰を打撲して自由に歩くことができなくなってしまいました。 入れ歯も直し中水分もあまり取らなくなってしまったため脱水症状にもなり1週間入院していました。 そして先週の土曜日に退院しました。 ↓今こんな状況です。 ご飯はなんとか食べれるようになった。 水も飲めるようになった。 手すりを持てば自力で立てるようにはなった。 3,4歩ならギリギリあるける。 ベッドから降りたらセンサーが反応して家族の部屋の受信機が反応する。 ポータブルトイレ用意済み。 病院で1時間に1回見回りの時にトイレに行っていたせいか家でもその癖が抜けないみたいで。 1時間に1回起こされます。出ないのに起き上がってトイレに座りたがることもあります。 そのせいで家族みんな寝不足です。おまけに家族みんな風邪を引いてしまっています。 今3人で介護しているのですが二人うつにかかっています。(私もそうです) 月水金の朝8時~夕方5時まではデイホームに行っています。火曜日の午前中10時半~11時半まで訪問介護がきてくれてます。 でも結局夜は家族でやるしかない状況です。 正直今のままの介護が続いたらみんな倒れてしまいます。でも介護施設みたいなとこには入れたくありません。 我慢するしかないのでしょうか・・・・。 わかりにくい文ですいません。アドバイスお願いします。

現状の把握と課題の整理

ご家族の状況、大変お辛いですね。腰を痛めて自由に歩行できない状態に加え、脱水症状による入院、そして介護による寝不足と風邪…まさに悪循環に陥っていると言えるでしょう。 1時間に1回トイレに起こされること、そして実際には排尿がないにも関わらずトイレに行きたがるという行動は、病院での習慣が定着し、身体的な問題だけでなく、心理的な要因も絡んでいる可能性が高いです。 介護疲れは、ご家族の健康状態を著しく悪化させる危険性があります。現状維持は不可能であり、早急な対策が必要です。

具体的な解決策とアドバイス

1. 習慣の修正と安心感の提供

病院での1時間ごとのトイレ介助は、医療的な必要性に基づいていたと思われます。しかし、自宅では必ずしも必要ありません。まずは、トイレの頻度を徐々に減らすことを試みましょう。例えば、2時間おき、3時間おきと、少しずつ間隔を延ばしていきます。ただし、急に間隔を長くすると、不安やストレスを高める可能性があります。おばあちゃんに、「少しの間隔を長くしてみましょう。大丈夫ですよ」と優しく声かけ、安心感を与えることが重要です。

2. ポータブルトイレの有効活用と工夫

ポータブルトイレは設置済みとのことですが、位置や使い勝手を再検討してみましょう。ベッドの近くに置くことで、起き上がる負担を軽減できます。また、手すりや補助具の設置も有効です。さらに、便座の高さ調整暖房便座の導入も検討してみてください。快適なトイレ環境は、おばあちゃんの意欲を高めることに繋がります。

3. 適切な水分摂取の促進

脱水症状は、排尿回数減少や便秘にも繋がります。水分摂取を促すために、こまめな水分補給を心がけましょう。水分を摂ることを促すだけでなく、水分補給の記録をつけ、おばあちゃんと一緒に確認することで、意識を高めることができます。また、水分を多く含む果物スープなどを積極的に摂取するよう促すのも効果的です。

4. 昼間の介護体制の見直し

デイホームと訪問介護を利用されているのは素晴らしいです。しかし、夜間の介護負担が大きすぎるのが問題です。夜間対応の訪問介護サービスの利用を検討してみましょう。また、地域包括支援センターなどに相談し、夜間対応のヘルパー派遣ショートステイなどのサービスについて相談してみるのも良いでしょう。

5. 家族の健康管理

ご家族全員が風邪を引いている状況では、介護の継続は困難です。各自の健康管理を徹底し、無理をしないようにしましょう。風邪薬を服用し、十分な睡眠時間を確保することが重要です。必要に応じて、家族間の役割分担を見直し、負担を軽減する工夫をしましょう。

6. 専門家への相談

現在の状況を改善するには、介護のプロフェッショナルの力を借りることが不可欠です。ケアマネージャー医師理学療法士などに相談し、適切なアドバイスやサポートを受けましょう。彼らは、おばあちゃんの状態に合わせた具体的な介護方法や、介護サービスの利用方法についてアドバイスしてくれます。

インテリアとの関連性:安心できる空間づくり

介護環境の整備は、インテリアにも大きく関わってきます。おばあちゃんが安心して過ごせる空間を作ることで、精神的な負担を軽減し、トイレ問題の改善にも繋がります。

寝室のレイアウト

* ベッドサイドに手すりを設置し、起き上がりやすくする。
* 間接照明で落ち着いた雰囲気を作り、リラックスできる空間にする。
* 滑りにくい床材を使用し、転倒リスクを軽減する。
* 落ち着いた色合いの壁カーテンで、穏やかな空間を演出する。ベージュやアイボリーなどの暖色系がおすすめです。

トイレ空間の改善

* 手すり補助便座などを設置し、安全性を高める。
* 明るくて清潔感のある照明を使用する。
* 暖房便座を導入し、快適性を向上させる。
* 滑りにくい床材を使用する。

居間など共有スペース

* 手すりを設置し、移動をサポートする。
* ソファ椅子など、座りやすい家具を配置する。
* 明るい色合いのインテリアで、空間を明るく開放的にする。

まとめ

介護は、家族にとって大きな負担となるものです。しかし、適切な対策とサポートを受けることで、負担を軽減し、家族と高齢者の生活の質を高めることができます。専門家のアドバイスを積極的に受け入れ、ご家族で協力しながら、おばあちゃんにとって、そしてご家族にとってもより良い生活を目指しましょう。

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