寒冷地での浴室水栓凍結防止対策:TOTOサーモスタットシャワー金具TMJ40CRV78RZの場合

寒冷地(-15℃)の水栓、配管に詳しい方、お願いします。冬閉鎖浴室のTOTOサーモスタットシャワー金具(TMJ40CRV78RZ)の水抜きは金具取付脚部の止水栓を閉め、3ヵ所の水抜き栓で大丈夫ですか。 外はこの浴室専用配管で元止水栓、凍結防止帯有り。ガスボイラーの水抜きが難しく(リンナイアフターと設備屋さんの意見)、電源は入りにするので、元止は出来ません。 浴室内の取付脚部止水栓は緊急用で、確実ではないのでしょうか? 昨冬はボイラーの不具合で一番寒い時に数日程使用できず、うっかりして水を出していなかったので、シャワー金具の水がしっかり止まらなくなり、同じ製品に付け変えました。浴槽上の2ハンドル水栓は大丈夫でした。外の防止帯が利いているので、この経験から、サーモ本体部さえ守れば良いと思うのですが。 少量の水を流す方法は、水道代、タイルが汚れるので、出来ればやりたくありません。タオル、プチプチを巻くなども考えています。 シャワー水栓に巻く凍結防止帯の様な物がありますか?あと、シャワー水栓の壁からの取り外しは自信ありませんが、取付脚と本体の取り外しは出来ます。 もう一方の浴室をリフォームしたので、業者(営業)に相談したのですが、いい加減で誠意が無い為、困っています。良い解決策を宜しくお願い致します。

寒冷地での浴室水栓凍結防止:TOTO TMJ40CRV78RZ の対策

寒冷地で浴室を使用しない期間の凍結防止は、非常に重要です。特に、マイナス15℃という厳しい環境下では、水栓や配管の破裂リスクが高まります。ご質問のTOTOサーモスタットシャワー金具TMJ40CRV78RZと、現状の状況を踏まえ、効果的な対策を検討しましょう。

水抜き方法について

浴室専用配管に元止水栓があり、凍結防止帯も設置されているとのことですが、ボイラーの水抜きが困難な点が課題です。取付脚部の止水栓と3ヶ所の水抜き栓による水抜きだけでは、完全に水抜きができない可能性があります。特に、配管内部に残留した水が凍結し、破裂を引き起こすリスクがあります。

取付脚部止水栓は緊急用と捉え、完全な水抜きを保証するものではありません。 昨冬、ボイラー不具合で数日間使用できなかった際にシャワー金具が故障した経験からも、この点を重視する必要があります。

より確実な水抜き方法

ボイラーの水抜きが難しい場合、以下の方法を検討しましょう。

  • 専門業者への依頼: 配管内の残水抜きを確実に実施するには、水道工事の専門業者に依頼するのが最も安全です。彼らは適切な手順と機器を用いて、配管内の水を完全に排出します。費用はかかりますが、高額な修理費用を避けるためには有効な手段です。
  • 追加の水抜き栓の設置: 現状の水抜き栓だけでは不十分な場合、専門業者に相談し、より効果的な位置に水抜き栓を追加設置することを検討しましょう。配管の構造によっては、追加の設置が難しい場合もありますが、安全性を確保するためには有効な手段です。
  • 保温材の追加: 配管や水栓に保温材をしっかりと巻き付けることで、凍結リスクを軽減できます。特に、露出している配管部分には、保温テープや断熱材を丁寧に巻き付けましょう。市販の凍結防止ヒーターも有効です。

シャワー金具の保護

シャワー金具本体の凍結防止も重要です。

  • シャワー金具用凍結防止帯: シャワー金具専用の凍結防止帯は、ホームセンターなどで販売されています。これを使用することで、より効果的に凍結を防ぐことができます。ただし、帯のサイズや取付方法を必ず確認してください。
  • タオルやプチプチによる保温: タオルやプチプチでシャワー金具を包むのも有効な方法です。特に、水栓の露出部分を重点的に覆いましょう。ただし、通気性を確保するために、完全に密閉しないように注意してください。

シャワー水栓の取り外しについて

シャワー水栓の壁からの取り外しに自信がないとのことですが、無理に作業を行うと、配管を破損する可能性があります。 専門業者に依頼することを強くお勧めします。取付脚と本体の取り外しは可能ですが、専門知識と工具が必要となるため、素人が行うのは危険です。

業者選びの注意点

今回の経験から、業者選びの重要性が改めて浮き彫りになりました。誠実で信頼できる業者を選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る: 複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討します。安すぎる業者や、説明が不十分な業者は避けるべきです。
  • 口コミや評判を確認する: インターネットなどで、業者の口コミや評判を確認しましょう。良い評判が多い業者を選ぶことが重要です。
  • 資格や経験を確認する: 水道工事士などの資格を持っている業者を選ぶことが重要です。経験豊富な業者であれば、より適切なアドバイスや対応が期待できます。

まとめ:安全第一で凍結対策を

寒冷地での凍結対策は、水栓や配管の破損を防ぐだけでなく、安全な生活を守る上で非常に重要です。今回の経験を活かし、より確実な凍結防止対策を行いましょう。専門業者への相談を検討し、安全第一で対策を進めることをお勧めします。 少量の水を流し続ける方法は、水道代やタイルの汚れの観点から、あまり推奨できません。保温材や凍結防止帯の活用、そして専門家への相談を検討することで、安心して冬を迎えられるでしょう。

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