寒い部屋を快適空間に変える!増築部分の断熱対策と暖房方法

部屋が寒い です。 私の家は、2部屋あるんですが、その1部屋がもともとは外で増築したような形なんです、 ガラスが普通のガラスなので、冷気が酷いのと、上に天窓があるので、そこからも、冷気が降りてきます。 その部屋が快適に暖かい部屋になれば冬でも使えるのですが、あまりにも寒くて使えません。 なにかいい方法はないでしょうか?

増築部分の寒さの原因と対策

増築されたお部屋の寒さ、お困りですね。外壁からの冷気と天窓からの冷気が主な原因と考えられます。既存の住宅と比べて断熱性能が低いことが、寒さの原因です。快適な空間にするには、断熱対策と暖房方法の両面からアプローチする必要があります。

1. 窓からの冷気対策:断熱ガラスへの交換

最も効果的なのは、窓ガラスを断熱性の高いガラスに交換することです。一般的なガラスは熱伝導率が高いため、外気の寒さがダイレクトに室内に伝わってきます。断熱ガラス(複層ガラス、Low-Eガラスなど)は、ガラスの間に空気層やガスを封入することで、熱の伝わりを抑制します。

* **複層ガラス:** 2枚以上のガラスの間に空気層を挟んだガラス。空気層の厚さによって断熱性能が変化します。
* **Low-Eガラス:** ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングすることで、赤外線(熱)の透過を抑制します。

交換費用は窓のサイズやガラスの種類によって大きく異なりますが、1窓あたり数万円〜数十万円程度が相場です。 専門業者に相談し、最適なガラスの種類と費用を検討しましょう。

2. 天窓からの冷気対策:断熱カーテンや内窓の設置

天窓からの冷気は、窓ガラスの断熱だけでは完全に防げない場合があります。そこで、以下の対策が有効です。

* **断熱カーテン:** 厚手のカーテンや断熱効果のあるカーテン(遮光カーテン、遮熱カーテンなど)を使用することで、冷気の侵入を軽減できます。特に、夜間は必ずカーテンを閉めるようにしましょう。
* **内窓の設置:** 既存の窓の内側に、もう一枚窓を取り付ける方法です。空気層を作ることで断熱効果を高めることができます。費用は窓のサイズによって異なりますが、断熱ガラスへの交換よりも安価に済む場合があります。

3. 壁からの冷気対策:断熱材の追加

増築部分の壁の断熱性能が低い場合、壁自体から冷気が伝わってきます。既存の壁に断熱材を追加することで、効果的に冷気を遮断できます。

* **内断熱:** 壁の内側に断熱材を施工する方法。既存の壁を壊す必要がないため、比較的簡単に施工できます。ただし、室内空間が狭くなる可能性があります。
* **外断熱:** 壁の外側に断熱材を施工する方法。内断熱よりも断熱効果が高いですが、既存の壁を壊す必要があり、費用も高くなります。

専門業者に相談し、家の構造や予算に合わせて最適な方法を選択することが重要です。 断熱材の種類も様々なので、専門家のアドバイスを参考にしましょう。

効果的な暖房方法

断熱対策と併せて、適切な暖房方法を選ぶことも重要です。

1. 電気ストーブ

手軽に使えるのがメリットですが、電気代が高くつく可能性があります。こまめなスイッチのON/OFFや、タイマー機能の活用で省エネを心がけましょう。

2. ハロゲンヒーター

素早く暖まるのが特徴です。しかし、直接熱が当たるため、火傷に注意が必要です。小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全面に配慮した設置場所を選びましょう。

3. オイルヒーター

輻射熱で部屋全体を暖めるため、乾燥しにくいのがメリットです。しかし、暖まるまでに時間がかかります。長時間使用することを前提に選びましょう。

4. セラミックファンヒーター

コンパクトで持ち運びやすく、すぐに暖まります。しかし、直接風が当たるため、乾燥しやすいのがデメリットです。加湿器と併用することをおすすめします。

5. エアコン

部屋全体を効率的に暖めることができます。暖房機能付きエアコンを設置していない場合は、検討してみましょう。 エアコンは、適切な温度設定と適切なメンテナンスが重要です。

専門家の意見

建築士やリフォーム業者に相談することで、家の構造や予算に合わせた最適な断熱方法や暖房方法を提案してもらうことができます。彼らは、断熱材の種類や施工方法、暖房機器の選定など、専門的な知識に基づいたアドバイスをしてくれます。

まとめ:快適な冬を過ごすために

増築部分の寒さ対策は、断熱と暖房の両面からのアプローチが重要です。窓ガラスの交換、断熱カーテンや内窓の設置、壁への断熱材追加など、様々な方法があります。ご自身の状況や予算に合わせて、最適な対策を選び、快適な冬を過ごしましょう。専門家への相談も有効です。

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