家賃滞納と明け渡し:法的観点からの解決策と具体的な対応

家賃の滞納、支払をしその後の明け渡し・部屋への出入り宣告。初めて3ヶ月家賃を延滞してしまいました。(6・7・8月分)大家さんは入金確認していなかったのか最初の月の未納から3ヶ月後(8月)に連絡がありました。連絡が来た頃にはなんとかお金を用意しましたが2ヶ月分(6・7月)しか用意できませんでした。支払いが出来ないのなら退去してくれ!と言われてしまい私達もその予定でいましたが8月分の家賃支払いしたいのですが支払いすると引越しできず、、、、。でも、支払いして部屋を明け渡してくれ、住み続けるならお金を支払ってくれ。ごもっともですがとりあえず未納の1ヶ月分(8月)と3ヶ月延滞時の延滞料は敷金からということで話はまとまりましたがそれからはとにかく退去してくれ!と、、、8月末で契約は打ち切る!9月からは家賃は倍額請求するのですむなら倍の家賃を払え。と言われ確かに、契約書には契約解除後で明け渡しがなされないときは家賃の倍額請求出来ると記載されていましたが文章での契約解除の通知は来ていません。確認したらメールで契約解除すると送っただろうと・・・。9月に入り残りの敷金分で数日いることは可能でしたが、あと数日は倍額払え!ということで今週末までの日割り家賃は支払いました。しかし、ここにきて家族が入院、日割り家賃が払ってある日までに退院できるかわからず、、、、。入院が理由での遅延は認められないのはわかりますが次の新居の初期費用、引越し代金を考えるとあと数日の倍額日割り家賃を支払うことは難しいのです。大家さんにそのすべを説明したのですが家賃払えないなら明け渡せの一点張りで・・・。その日以降期日以降は部屋への出入りをさせていただきます(入居希望者の案内等)との、メールが・・・。家賃を滞納したこと等もちろんこちらに非があるのは十分承知してますが話は平行線、家族は入院でどうすることも出来ずにいきずまってしまいました。とりあえず家族が退院し、引越しをするあと1・2週間は居たいのですが・・・。その1、2週間の家賃を先に支払えないのは悪いことですが。。。やはり家賃をしはらわないと部屋への出入りはされてしまうのでしょうか?乱文・雑文で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。補足滞納したこちらに非があるのは十分に承知しています。また保証人にも引越し代金を借りている状態です。これ以上の借り入れ出来ません。どうにか工面して支払うのが一番の解決策というのもわかっております。正式な契約解除の書類がなくてもメール・口頭レベルの通知で契約が解除になり部屋への立ち入りが可能なのか。自宅にいるのが妻と0歳の子供なので入院中に出入りされて何かあると・・・と思い悩んでおります。

家賃滞納と明け渡しに関する法律と現状

まず、家賃滞納は賃貸借契約違反であり、大家さんは契約解除を請求できます。しかし、契約解除には書面による通知が必要です。メールでの通知は、証拠として弱い可能性があります。大家さんの主張は、契約書に「契約解除後で明け渡しがなされないときは家賃の倍額請求出来る」と記載されているとのことですが、これは契約解除が有効に行われた場合に適用される条項です。メールだけでは、有効な契約解除とは言えない可能性が高いです。

契約解除の有効性と告知義務

契約解除には、通常、内容証明郵便など、書面による正式な通知が必要です。メールだけでは、証拠能力が弱く、裁判になった場合、不利になる可能性があります。 大家さんが「メールで送った」と言っているだけでは、証明できません。

また、大家さんは、契約解除後、適切な期間を置いてから明け渡しを求める必要があります。すぐに部屋への立ち入りを始めるのは、違法な行為となる可能性があります。 特に、お子様と奥様だけでいらっしゃる状況では、心理的な圧力となり、不当な行為とみなされる可能性があります。

部屋への立ち入りについて

大家さんが「部屋への出入りをさせていただきます」と連絡してきたことについてですが、契約解除が有効に成立していない限り、勝手に部屋に入ることはできません。 これは不法侵入にあたり、法的措置を取ることができます。 大家さんが部屋に入る際は、事前に連絡し、あなたの承諾を得る必要があります。 承諾がないにも関わらず、部屋に入られた場合は、警察に通報するのも一つの手段です。

具体的な対応策

現状、最も重要なのは、冷静に状況を整理し、法的根拠に基づいた対応をすることです。

1. 弁護士への相談

まず、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、法的観点から最適な解決策を提案してくれます。 特に、契約解除の有効性、部屋への立ち入りに関する権利、今後の対応策などについて、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。 弁護士費用はかかりますが、将来的な損失を避けるためにも、初期投資と考えて相談することをお勧めします。

2. 契約書とメールの確認

契約書をよく確認し、契約解除に関する条項を精査してください。 また、大家さんから送られてきたメールをすべて保存し、証拠として保管しておきましょう。 これらの資料は、弁護士への相談や、必要に応じて裁判を行う際に重要な証拠となります。

3. 状況説明と交渉

大家さんと直接話し合う場合は、冷静に現状を説明し、交渉を試みることも重要です。 家族の入院などの事情を説明し、数週間の猶予期間を得られるよう交渉してみましょう。 しかし、交渉が難航する場合は、弁護士を交えて交渉を進めることを検討してください。

4. 支払計画の提案

もし、数週間分の家賃を支払うことが難しいのであれば、分割払いなどの支払計画を提案してみましょう。 大家さんも、すぐに部屋を空けてもらうよりも、家賃を確実に回収できる方がメリットが大きいため、支払計画を受け入れてくれる可能性があります。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで得られるメリットは、以下の通りです。

* 法的根拠に基づいた対応策の提案:弁護士は、法律に基づいた適切な対応策を提案し、あなたの権利を守ってくれます。
* 交渉のサポート:大家さんとの交渉が難航する場合、弁護士が交渉のサポートをしてくれます。
* 法的措置の準備:必要に応じて、裁判などの法的措置の準備を進めてくれます。
* 精神的な負担軽減:弁護士に相談することで、精神的な負担を軽減することができます。

まとめ

家賃滞納は深刻な問題ですが、適切な対応をすることで解決できる可能性があります。 まずは、弁護士に相談し、専門家のアドバイスを得ながら、冷静に状況を整理し、対応していくことが重要です。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、必ず良い方向に向かうはずです。 家族の入院など、特別な事情がある場合は、それをきちんと説明し、理解を得られるよう努力しましょう。 しかし、最終的には、法律に基づいた対応をすることが重要です。

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