家賃値下げ交渉の成功戦略:虫害と不動産会社との対応

家賃の値下げが可能かどうか知りたいです。昨年の8月ごろに今住んでいる2LDKのマンションに引っ越ししました。今の物件を仲介してくれた業者(不動産Aとします)は実際管理している不動産(不動産Bとします)やとは別の会社でした。物件は5階建ての5階の角部屋です。(あまり戸数の多いマンションではありません、1階は歯科医,2階は美容室、5階には部屋は2部屋しかありません)角部屋なので家の3方に窓があり風通しが良くていいかなと思っていました。が、物件契約前に現地下見に行ったとき網戸がない事が気にかかり、不動産Aの従業員に聞いたところ「5階には虫は入ってこないので網戸は必要ないんです」と言われました。しかし、実際住んでから気づいたのですが、家の裏が小学校で夜中はグラウンドを照らすためベランダの少し下ぐらいの高さに(距離はある程度離れています)照明がついていて虫が集っています。そのせいかも知れませんが窓を開ければ普通に虫が家の照明目がけて入ってきていつの間にか虫だらけになってしまいます。周りに高い建物がうちしかないのでなおさらです。そんな理由で外で涼しい風が吹いていても窓を開ける事ができません。電撃殺虫器やムシコナーズ等も試しましたが効き目はありませんでした。。夏の暑い時期は扇風機や扇風機で過ごしていましたがうちも貧乏生活をしているので、涼しい風が吹いているならできる限り空調をつけずに窓を開けて風が通るようにしたいです。そこで質問です。このような理由で家賃を下げてもらうことはできますでしょうか?もしくは網戸を取り付けてもらうことは可能でしょうか?(ほかの部屋に網戸がついているのかは知りません。書いているうちに家賃を下げてもらう理由としては大した理由じゃないなと思えてきましたがそれでも可能かどうか知りたいです。)ちなみに不動産Aの人間は契約の時に「ちょうど今日から更新料と管理費が無くなったてこのお家賃です。」と言っていました。が調べてみたら昔からそうだったみたいです。つまり嘘八百です。契約できたらいいやっなものだったんでしょう。「更新料と管理費が無くなったんで家賃の値下げは勘弁してほしいと大家さんが言ってます」みたいな事を言うので交渉せずに入居しました。もし値下げ交渉をするとしてこの場合、調子のいいことを言っていた不動産Aとあまり関わりのなかった不動産B、はたまた大家さんの3つのうちどこと交渉すればいいのでしょうか?

家賃値下げ交渉の可能性と具体的な手順

賃貸契約において、家賃値下げ交渉は必ずしも容易ではありませんが、居住環境に問題がある場合は、交渉の余地があります。今回のケースでは、不動産会社Aの虚偽説明と、虫害による居住環境の悪化が交渉材料となります。

交渉材料:虫害による居住環境の悪化

窓を開けられないほどの虫害は、快適な居住環境を著しく阻害しています。これは、契約時に説明がなかった、もしくは虚偽の説明があった点を考慮すると、家賃値下げの正当な理由となります。 具体的には、以下の点を強調しましょう。

  • 虫害の深刻さ:具体的な虫の種類、発生頻度、対策を試みたこと、そしてその効果の無さを明確に伝えましょう。写真や動画があれば、より説得力が増します。
  • 健康への影響:虫刺されによる健康被害や、精神的なストレスについても言及することで、深刻さを訴えましょう。
  • 生活への支障:窓を開けられないことで、換気が悪く、室温上昇による不快感や電気代増加などの経済的負担も訴えましょう。

交渉材料:不動産会社Aの虚偽説明

不動産会社Aの従業員が「5階には虫は入ってこない」と虚偽の説明をしたことは、契約締結にあたり重要な情報が欠落していたことを意味します。これは、契約上の瑕疵担保責任の問題に発展する可能性があります。

  • 契約時の発言の記録:契約書やメール、証言など、不動産会社Aの従業員の虚偽説明を裏付ける証拠を収集しましょう。
  • 専門家への相談:弁護士や不動産問題に詳しい専門家に相談し、法的観点からのアドバイスを受けることを検討しましょう。

交渉相手と手順

交渉相手は、不動産会社B(管理会社)が最優先です。不動産会社Aは仲介業者であり、直接的な責任は持ちません。大家さんへの交渉は、不動産会社Bを通して行うのが一般的です。

交渉手順

1. **証拠集め:** 虫害の写真・動画、不動産会社Aとのやり取りの記録などを準備します。
2. **冷静な文書作成:** 家賃値下げの要望と、その理由を具体的に記述した文書を作成します。感情的な表現は避け、客観的な事実を淡々と記述しましょう。 日付、時間、場所、状況を明確に記載し、証拠となる資料を添付します。
3. **不動産会社Bへの連絡:** 電話または書面で、家賃値下げ交渉の意向を伝え、面談を依頼します。
4. **面談での交渉:** 作成した文書を提示し、冷静に説明します。 家賃値下げの具体的な金額を提示し、交渉の余地を残しましょう。 網戸の設置についても同時に交渉しましょう。
5. **合意形成:** 家賃値下げまたは網戸設置、もしくは両方の合意を目指します。合意に至った場合は、その内容を文書で確認しましょう。
6. **合意に至らなかった場合:** 弁護士などの専門家に相談し、法的措置を検討する必要があるかもしれません。

網戸設置の可能性

網戸の設置は、居住環境の改善に直接繋がるため、交渉材料として有効です。 他の部屋に網戸が付いているかどうかを確認し、それが標準装備であるならば、設置を強く主張できます。 設置費用負担について、大家さんとの交渉が必要となるでしょう。

専門家の視点

弁護士や不動産コンサルタントに相談することで、より効果的な交渉戦略を立てることができます。専門家は、法律的な観点からアドバイスを行い、交渉を有利に進めるためのサポートをしてくれます。特に、不動産会社Aの虚偽説明については、法的責任を問える可能性もあります。

まとめ

家賃値下げ交渉は、状況証拠と冷静な対応が重要です。 今回のケースでは、虫害による居住環境の悪化と不動産会社Aの虚偽説明を明確に伝え、具体的な証拠を提示することで、交渉を有利に進めることができます。 不動産会社Bとの交渉を優先し、必要に応じて専門家の力を借りることを検討しましょう。 諦めずに交渉することで、より快適な居住環境を実現できる可能性があります。

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