家賃交渉とアパート選び:メゾネットタイプと角部屋の賃貸事情

うちの従姉妹が現在住んでいるアパート(メゾネットタイプ)は、うちが5年前まで住んで居た物件です。そこの家賃が自分のとこだけ高い事(他は値下げ)をネットで知り、近くに住む大家の娘(女王様)に相談したら『嫌なら出てったらええやん。』と言われたらしく、うちの従姉妹はかなりショックを受けたようです。うちは、大家の娘と、同じ学校に通ってましたし女王の性格は知っていたので、うちらが滋賀に引っ越す時、従姉妹らが次に入らない方がいいとアパート(2DK角部屋)の入居を止めました。それでも従姉妹は、不動産屋と契約し入居してしまったので『いつかもめるな』と予測していました。今の家賃が7万1000円で2年前から値下げとなり角部屋とか関係なく全室6万円、入居者に何年も管理者が連絡しないのは問題ない事なのでしょうか?

家賃の高騰と大家とのトラブル:具体的な解決策

従姉妹さんの状況、大変お辛いですね。7万円と6万円の差額は、確かに大きな負担です。しかも、大家さんの対応も不適切と言わざるを得ません。この問題を解決するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

1. 家賃の正当性を確認する

まず、7万円という家賃が妥当かどうかを確認することが重要です。近隣の同条件のアパートの家賃相場を調べ、比較してみましょう。不動産情報サイトや、地域の不動産会社に問い合わせて、同様の広さ、設備、立地条件の物件の家賃相場を調べることが有効です。

具体的な調査方法:

  • インターネット検索:SUUMO、HOME’Sなどの不動産情報サイトで、近隣の物件を検索し、家賃を比較します。
  • 不動産会社への問い合わせ:複数の不動産会社に電話で問い合わせ、近隣の相場を尋ねます。具体的な条件(広さ、築年数、設備など)を伝えることで、より正確な情報を得られます。
  • 地域の不動産情報誌:地域の情報誌やチラシなども、家賃相場の参考になります。

もし、従姉妹さんのアパートの家賃が明らかに相場より高いことが判明すれば、家賃値下げ交渉の強い根拠となります。

2.大家との交渉:冷静かつ丁寧な対応を心がける

大家さんの娘さんの対応は不適切でしたが、交渉にあたっては冷静さを保ち、丁寧な言葉遣いを心がけることが重要です。感情的な言葉は避け、事実を淡々と伝え、家賃値下げを依頼しましょう。

交渉時のポイント:

  • 証拠を提示する:近隣物件の家賃相場をまとめた資料を提示することで、交渉を有利に進めることができます。
  • 具体的な金額を提示する:6万円に値下げしてほしいと明確に伝えましょう。交渉の余地を残すために、6万5千円など、少し高い金額を提示するのも有効です。
  • 書面でのやり取りを残す:メールや手紙で交渉内容を記録し、証拠として残しておきましょう。これは、後々のトラブルを防ぐために非常に重要です。
  • 第三者の介入を検討する:交渉が難航する場合は、弁護士や不動産会社などの第三者に相談することを検討しましょう。

3. 契約書を確認する

アパートの契約書を改めて確認しましょう。家賃の改定に関する条項がないか、または、家賃の算定方法が明記されているかを確認します。契約書に不備があれば、それを根拠に交渉を進めることができます。

4. 管理会社への連絡

大家さんが直接対応を拒否する場合、管理会社に連絡を取りましょう。管理会社は、家賃の適正化やトラブル解決の窓口となる役割を担っています。管理会社に連絡することで、大家さんとの直接的な交渉を避け、よりスムーズに問題解決を進めることができる可能性があります。

5. 他の解決策を検討する

交渉がうまくいかない場合、他の解決策を検討する必要があります。

  • 引っ越し:家賃が高すぎる場合、引っ越しも一つの選択肢です。新しい物件を探す際には、今回の経験を活かし、事前に家賃相場をしっかり確認し、契約内容を丁寧に確認しましょう。
  • 家賃保証会社への相談:家賃保証会社を利用している場合は、相談してみるのも良いでしょう。
  • 弁護士への相談:それでも解決しない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討する必要があります。

大家の対応と管理体制:問題点と改善策

大家さんの娘さんの対応は、非常に不適切です。入居者に対して、このような対応をするのは、賃貸経営として問題があります。また、2年間も家賃の値下げを告知せず、連絡を怠っていた点も問題です。管理体制の改善が必要でしょう。

アパート選びのポイント:後悔しないためのチェックリスト

従姉妹さんのケースを踏まえ、アパートを選ぶ際のポイントをまとめました。

  • 家賃相場を徹底的に調べる:複数の不動産サイトや不動産会社で、近隣の相場を比較しましょう。
  • 契約内容を丁寧に確認する:契約書の内容をしっかり理解し、不明な点は質問しましょう。特に、家賃改定に関する条項は注意深く確認しましょう。
  • 物件の設備や状態を確認する:写真や現地確認で、物件の状態をしっかり確認しましょう。築年数や設備の老朽化なども確認しましょう。
  • 管理会社の対応を確認する:管理会社の対応が迅速で丁寧かどうかを確認しましょう。これは、将来的なトラブル発生時の対応にも影響します。
  • 近隣環境を確認する:騒音や治安など、近隣環境も確認しましょう。実際に現地を訪れ、周辺の様子を確認することが重要です。

専門家の意見:弁護士のアドバイス

弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けられます。契約書の解釈や、家賃値下げ交渉の戦略、最悪の場合の法的措置などについて、専門的な知識に基づいた助言を得ることができます。

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