家相とRC造住宅の変更:工事中の方位修正の可能性と注意点

工事開始後の変更は出来ますか? 現在、改良杭(コンクリート)の工事が終わりました。 家相をとても重視し、設計の時点でも十分に検討したはずなのに・・・12 「張り」「欠け」の見方を誤っていました。 家族の十二支方位に「欠け」を作ってしまった事がわかりました。 「欠け」から「張り」にするには、120~130㎝柱の位置を移動させ無ければいけません。 家はRC造です。 変更する箇所には2階はありませんし、この部分(鉄筋柱より外側)の天井・屋根には、 鉄筋コンクリートは使用しません。 上記は四隅の鉄筋の柱より外側に位置しているところです。 地盤調査では5~6メートルで砂質土だったとのことでした。 改良杭は、家がRC造であり、地震等の事を考え、実施してあります。 まだ、基礎の鉄筋コンクリートの工事は始まっていません。 是非アドバイスをお願いします。 家相を気にしたら良い家(住みやすい家)は出来ないと聞きますし、周囲からも言われました。 確かに悩むし、疲れるし、部屋の配置にも影響し、ひいては家の形も当初の理想と違ってき ました。 しかし、私自身どうしてもその点は譲れず、それなりに納得がいく部屋の配置が出来ました。 設計士の方や建設業の方にも協力して頂いております。 建築確認からの変更になるのですか? そうなったら大変だし、時間がかかりますよね? また? 今更?と不快な気持ちで今後当時をされる事にならないか心配でもあります。 文脈にまとまりが無いのですが、どうか良い方法を教えて下さい。

RC造住宅における工事中の方位修正:可能性と課題

現在、改良杭工事が完了し、基礎工事着手前の段階で家相に関する問題(十二支方位の「欠け」)が発覚したとのことです。RC造住宅で、鉄筋柱より外側の柱位置変更を検討されている状況ですね。 家相を重視される気持ちは大変理解できます。しかし、RC造住宅の構造変更は、特に工事の進捗状況によっては、大きな困難を伴う可能性があります。

変更の可能性と影響範囲の確認

まず、変更の可能性についてですが、基礎工事着手前であれば、柱の位置変更は技術的に不可能ではありません。しかし、変更の規模(120~130cmの柱移動)とRC造という構造特性から、以下の点を慎重に検討する必要があります。

  • 設計図の変更:変更箇所に関する全ての設計図面を修正する必要があります。これは、構造計算のやり直し、配管・配線ルートの変更、内装デザインへの影響など、広範囲にわたる修正を必要とする可能性があります。
  • 構造計算の見直し:柱の位置変更は、建物の構造強度や耐震性に影響を与える可能性があります。そのため、専門の構造設計士による構造計算の見直しと、変更後の安全性の確認が不可欠です。
  • 工事費用の増加:設計変更に伴い、追加工事費用が発生します。変更の規模によっては、当初の予算を大幅に上回る可能性があります。正確な費用見積もりを事前に取得することが重要です。
  • 工事期間の延長:設計変更と追加工事によって、工期が延長される可能性が高いです。引渡し時期の変更など、スケジュールへの影響を考慮する必要があります。
  • 関係者への説明と調整:設計事務所、施工業者、関係各所への変更内容の説明と調整が必要です。スムーズなコミュニケーションが不可欠です。

専門家への相談が必須

この様な状況では、設計事務所施工業者に速やかに相談することが最も重要です。 彼らは、構造上の制約、工事上の問題点、費用、工期への影響などを正確に判断し、最適な解決策を提案してくれます。 一人で抱え込まず、専門家の意見を聞きながら、冷静に判断を進めていきましょう。

家相と建築:バランスの取れた選択を

家相を重視することは素晴らしいことですが、建築においては、家相と構造、予算、工期など様々な要素をバランス良く考慮する必要があります。 家相にこだわって工事が大幅に遅れたり、予算を大幅に超過したりするような事態は避けたいものです。

家相と住みやすさの両立

家相を重視しつつ、住みやすい家を実現するための工夫はいくつかあります。

  • 設計段階での綿密な検討:設計段階で家相を十分に検討し、問題点を早期に発見・解決することが重要です。設計士と綿密に相談し、家相とデザイン、機能性を両立できるよう計画を立てましょう。
  • 代替案の検討:柱の位置変更が困難な場合、家相上の問題点を解消するための代替案(例えば、間取りの変更、家具の配置、インテリアの色使いなど)を検討することも可能です。
  • 風水などの専門家の活用:家相に詳しい風水師などに相談し、具体的な対策を検討することも有効です。専門家のアドバイスを参考に、より良い住まいづくりを目指しましょう。

周囲の意見との折り合い

周囲から「家相を気にしたら良い家はできない」と言われることもあるかもしれません。しかし、これは必ずしも正しいとは限りません。大切なのは、自分たちが納得できる住まいを建てることです。 周囲の意見を参考にしながらも、最終的な判断は自分たちで行いましょう。

具体的な対応ステップ

1. **設計事務所と施工業者への相談:** 現状と問題点を詳細に説明し、柱の位置変更の可能性、費用、工期への影響について相談します。
2. **構造計算の見直し:** 設計事務所は構造計算の見直しを行い、変更による構造上の問題がないかを確認します。
3. **修正設計図の作成:** 変更が承認されれば、修正された設計図が作成されます。
4. **関係各所への申請:** 必要に応じて、建築確認申請などの手続きを行います。
5. **追加工事の実施:** 修正設計図に基づいて、追加工事が行われます。

まとめ

RC造住宅における工事中の構造変更は、複雑で困難な場合もあります。 しかし、まだ基礎工事が始まっていない段階であれば、変更の可能性は残されています。 焦らず、設計事務所、施工業者と緊密に連携し、専門家のアドバイスを受けながら、最適な解決策を見つけていきましょう。 家相と住みやすさ、そして予算や工期をバランス良く考慮し、自分たちが本当に満足できる住まいを実現してください。

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