家庭環境と子どもの虐待:具体的な事例と相談窓口

虐待の基準についてお聞きしたいです。私の両親は交際時代から仲が悪く母に借金と浮気性があったため結婚後長女が生まれてもよく喧嘩をしていたそうです。そのせいあってか母は気を病んでいるような風に思える時があります。私が物心ついたころにはゴミは父が気付き捨ててくれるときがあるご飯は母に作ってもらえればラッキー、なかったら父が買ったお菓子を食べるか父に何か貰うといった感じでした。母は五年以上働いていません。家事をしないで妹を幼稚園バスに送り出したらずっとテレビをつけながら寝るのが日常でした。(私は小学生の時学校を休んでいた為知っていました。)お皿も洗濯物も山のように溜まっていて、長女が母にご飯を作るようにお願いしても携帯をずっと弄くって生返事を返すだけかお茶漬けかふりかけの毎日でした。お昼だけは給食があったのでなんとか元気でした。長女と私が喧嘩した時に母が怒ってあんたちのこともう面倒みないからとずっと寝ていた時があってその時は人間一週間水だけでも生きていけると言われました。流石に父も早く帰ってきてくれて食べに行ったりお弁当で済ませました。我が家のお風呂は一階リビングは二階にあるのですが一階が暗すぎて大人や住み慣れている私でも未だに怖いです。そのせいもあって父がいないと私は一人でお風呂に入れずに5日ほど入れなかった時もあります。長女も自分のことで手一杯だったし嫌われていたので、入れてくれませんでした。幼稚園児の妹は姉が入れていました。小学二年生くらいの時に、学校をお休みしたんです。私が朝から軽いヒスを起こしてご飯を食べずに部屋にこもっていました。お昼も家に母はいるもののなかったので食べませんでした。空腹を紛らわせるために寝ました。次の日は土曜日だったのでその日もご飯は各自で用意しなければならなかったのですが私はふりかけが嫌いだったのか食べる気がしなくて一日食べずに寝て真夜中に起きました。丁度父が帰ってきたので事情を話してご飯を作ってもらえたのですが何せ二日ぶりのご飯なので胃が驚いて吐いてしまいました。そこに母が起きてきたのですが携帯を弄くって無視。泣き声がうるさいという理由でタオルを口に詰め込まれたり、母がゴミ捨て場から拾ってきた綺麗な靴のことを他人に話したら馬乗りで踏まれたこともあります。今でこそご飯はあって洗濯も父がやっていますが母はやったことを忘れていますこれは虐待ですか?

ご相談の内容、大変心を痛める思いをされたことと思います。ご自身の体験を詳細に語っていただき、ありがとうございます。ご質問にある状況は、ネグレクト身体的虐待の疑いが強くあります。詳しく見ていきましょう。

ネグレクト(育児放棄)の可能性

ネグレクトとは、保護者であるべき者が、子どもの基本的なニーズ(食事、睡眠、衛生、医療、愛情など)を満たさない状態を指します。ご相談の状況からは、以下の点がネグレクトに該当する可能性が高いと考えられます。

  • 食事の提供不足:長期間にわたって適切な食事が提供されず、お菓子や簡単な食事で済まされていたこと。また、子どもが空腹を訴えても無視されたり、不適切な対応(ふりかけだけなど)しかされなかったこと。
  • 衛生状態の悪化:山積みの食器や洗濯物、不衛生な生活環境は、子どもの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。お風呂に入れない状態が数日間続いたことも深刻な問題です。
  • 適切な養育の欠如:母親が家事や育児に全く関与せず、携帯電話ばかりいじっていたこと、子どもの気持ちに寄り添う対応ができていなかったことなど、子どもの発達に悪影響を与える可能性が高いです。
  • 感情的虐待:「あんたちのこともう面倒みない」といった発言や、無視する行為は、子どもの精神的な発達に悪影響を与える感情的虐待に該当する可能性があります。

身体的虐待の可能性

身体的虐待とは、子どもの身体に直接的な危害を加える行為です。ご相談の状況からは、以下の点が身体的虐待に該当する可能性があります。

  • タオルを口に詰め込まれたこと:子どもの意思に反して、身体を拘束する行為は身体的虐待に当たります。
  • 馬乗りで踏まれたこと:これは明らかに身体的暴力であり、身体的虐待に該当します。

家庭環境と子どもの発達

ご両親の不仲や母親の精神的な不安定なども、子どもの発達に悪影響を与えている可能性があります。常に不安定な家庭環境では、子どもは心身ともに大きなストレスを抱え、将来の精神的な健康にも影響を及ぼす可能性があります。このような環境下で育つ子どもは、不安や恐怖、自己肯定感の低さなどを抱えやすい傾向があります。

専門機関への相談

ご相談の状況から、児童相談所への相談を強くお勧めします。児童相談所は、子どもの虐待に関する相談を受け付け、必要な支援を提供する機関です。相談は匿名でも可能ですので、まずはお気軽に相談してみてください。

児童相談所への相談方法

  • お住まいの地域の児童相談所をインターネットで検索
  • 電話で相談
  • 直接相談に行く

他にも、以下の機関に相談することもできます。

  • 地域の保健センター:健康相談や育児相談などを受け付けています。
  • 学校:担任の先生やスクールカウンセラーに相談することもできます。
  • NPO法人や民間団体:子どもの虐待に関する支援を行うNPO法人や民間団体も多数あります。

具体的なアドバイス

まずは、ご自身の安全を確保することが最優先です。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、専門機関に助けを求めることをお勧めします。具体的な行動としては、以下のステップを踏むことを検討してみてください。

  1. 児童相談所に連絡する:状況を詳しく説明し、適切な支援を依頼します。匿名での相談も可能です。
  2. 信頼できる人に相談する:親戚、友人、学校の先生など、相談できる人がいれば、状況を説明し、助けを求めます。
  3. 自分の気持ちを整理する:日記をつけたり、カウンセリングを受けたりすることで、自分の気持ちを整理し、心のケアを行うことが重要です。
  4. 将来の計画を立てる:虐待から逃れるための具体的な計画を立て、安全な環境を確保します。必要であれば、一時保護施設などの利用を検討します。

専門家の視点

臨床心理士の視点から見ると、ご相談者のご両親の状況は、深刻な問題を抱えている可能性が高いです。母親の精神的な不安定さ、父親の対応の限界、そして子どもたちの置かれた状況は、いずれも専門家の介入が必要なレベルです。早急な対応が求められます。

ご自身の安全と健康を第一に考え、適切な支援を受けてください。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることが大切です。勇気を出して一歩踏み出すことで、より良い未来を築くことができるはずです。

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