家具のカビ対策徹底ガイド!湿気対策から除去方法、予防策まで

家具にカビが生えて困っています。もともと湿気のたまりやすい間取りで、押し入れにもカビがひどいのですが、部屋にあるカラーボックスなどの家具にうっすらとカビが生えてしまって困っています。カビは薄い緑色をしています。気づいたときに拭き取っていますが、拭き取ってもまた生えてきます。もうカビの生えた家具はダメなのでしょうか。ほとんどの家具にカビがみられるのでどうにかしてカビを排除したいのですが、どうしたらいいでしょうか。

カビが生える原因と家具への影響

家具にカビが生える主な原因は、湿気です。質問者様のお住まいは湿気がたまりやすい間取りとのことですので、これがカビ発生の大きな要因となっています。押し入れだけでなく、カラーボックスなどの家具にもカビが発生していることから、室内の湿度が高いことが推測されます。

カビは、木材の繊維を分解し、家具の強度を弱めるため、放置すると家具の寿命を縮め、破損につながる可能性があります。また、カビはアレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす可能性もあるため、健康面への影響も無視できません。薄い緑色のカビは、比較的初期段階のものであっても、放置すると広がり、除去が困難になります。

カビの除去方法:徹底的なクリーニング

カビが生えた家具をそのまま放置せず、適切な処置を行うことが重要です。まずは、カビの除去から始めましょう。

1. 準備

* ゴム手袋:カビと直接触れることでアレルギー反応を起こす可能性があるため、必ず着用しましょう。
* マスク:カビの胞子を吸い込まないよう、マスクを着用しましょう。
* 換気:作業中は窓を開けて十分な換気を確保しましょう。
* 清掃用具:マイクロファイバークロス、古歯ブラシ、バケツ、スプレーボトルなど。
* カビ取り剤:市販のカビ取り剤を使用します。家具の種類や素材に合ったものを選び、必ず使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。木製家具には、漂白剤を含むものは使用を避け、木材専用の洗剤を選びましょう。

2. カビの除去作業

1. 家具の表面の汚れを落とす:掃除機でカビの胞子を吸い取り、乾いた布で汚れを拭き取ります。
2. カビ取り剤を吹きかける:カビ取り剤をスプレーボトルに入れ、カビの部分に直接吹きかけます。
3. ブラシでこすり洗いする:古歯ブラシなどで優しくこすり洗いし、カビを取り除きます。
4. 水拭きする:カビ取り剤を洗い流すために、きれいな水で拭き取ります。
5. 乾燥させる:十分に乾燥させます。日当たりの良い場所に置くか、扇風機などで風を当てて乾燥させましょう。

3. 除去後のケア

カビを取り除いた後も、再発防止のため、防カビ剤を塗布することをおすすめします。家具用の防カビ剤を使用し、取扱説明書をよく読んでから使用しましょう。

根本的な解決策:湿気対策

カビの除去は一時的な対策です。根本的な解決には、湿気対策が不可欠です。

1. 換気

* 窓を開ける:毎日、窓を開けて十分な換気を行いましょう。特に、朝と夕方は湿度が高いので、こまめな換気が重要です。
* 換気扇を使用する:キッチンや浴室の換気扇を適切に使用しましょう。
* 除湿機を使用する:梅雨時期や雨の日は、除湿機を使用しましょう。

2. 除湿剤

* クローゼットや押し入れに除湿剤を置く:湿気の多い場所に除湿剤を置くことで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。

3. 家具の配置

* 壁から離して配置する:家具を壁にぴったりとつけてしまうと、壁と家具の間に湿気がこもりやすくなります。壁から少し離して配置しましょう。
* 通気性を良くする:家具の通気性を良くするために、家具の裏側に隙間を作るなど工夫しましょう。

4. その他の対策

* こまめな掃除:定期的に家具の掃除を行い、ホコリや汚れを取り除きましょう。
* 乾燥した状態を保つ:家具が濡れた場合は、すぐに拭き取り、乾燥させましょう。
* 湿度計の使用:室内の湿度を常にチェックし、適切な湿度を保つように心がけましょう。

専門家への相談

カビの状況が深刻な場合、または自分で対処できない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者は、適切なカビ除去方法や、再発防止策をアドバイスしてくれます。

まとめ

家具のカビは、湿気が原因で発生することが多く、放置すると家具の劣化や健康被害につながります。カビの除去と同時に、湿気対策を徹底することで、再発を防ぎ、快適な住空間を保つことができます。今回ご紹介した方法を実践し、カビのない清潔な空間を手に入れましょう。

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