家中スッキリ!家族で協力して大掃除&整理収納術

家を大掃除中です。現在中一の女子です。我が家は父・母・兄(中三)の四人暮らしなんですが、家が狭く、個々の部屋がなく、とにかくものが多く、片付きません。長年にわたって積もったほこりがそろそろヤバイと感じまして大掃除をすることになりました。特に多いのが、本でして母の本、父の雑誌、私達子供の漫画などが大量にあります。それらを整理して、売るか捨てるかしようかと思っているのですが誰の本か分からず、勝手に要らない本にしてしまってよいのかどうかが分かりません。衣類も父と兄のが似たようなのが多く、どちらのタンスに入れてよいのか…。家族にも大掃除に協力してほしいのですが、三人ともあまり掃除はせず両親が共働きなので、料理以外の掃除、洗濯、料理の手伝い、食器洗いなどは全て私がしています。どうしたら、家族に協力してもらえるでしょうか。それとも仕事で忙しい父母や、反抗期真っ盛りの兄に協力を求めず一人で片をつけたほうがよいのでしょうか。おかしな書き方をしているところもありますでしょうが、どうぞ、アドバイスをお願いします。長々と失礼いたしました。

1. 本の整理:家族で確認して、処分を決める

大量の本の整理は、まず誰の本か特定することから始めましょう。家族全員で協力して、本に名前やマークを付け、所有者を明確にすることが大切です。

  • 家族会議を開く:週末など、家族全員が揃う時間を選び、本棚の整理について話し合います。それぞれの持ち物に対する考え方を共有し、整理のルールを決めておきましょう。
  • 識別方法:付箋やマスキングテープに名前を書いて貼る、本の間に挟むなど、分かりやすい方法を選びましょう。本の種類(小説、漫画、参考書など)別に分けて整理すると、効率的です。
  • 処分基準を決める:「1年以上読んでいない本」「既に内容を理解している本」「重複している本」など、処分する基準を家族で話し合って決めましょう。 迷う場合は、写真に撮って残しておくと安心です。
  • 処分方法:古本屋に売る、リサイクルショップに持ち込む、図書館に寄付するなど、様々な方法があります。処分する前に、状態を確認し、適切な方法を選びましょう。捨てる場合は、自治体のルールに従って処分してください。

専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から見ると、この段階で大切なのは「捨てる」ことに抵抗を感じないことです。本は思い出と直結しがちですが、デジタル化できるものや、必要であれば図書館で借りることも可能です。大切なのは、現在の手持ちの本が、本当に「必要」なのかを冷静に判断することです。

2. 衣類の整理:家族で確認し、収納場所を決める

衣類の整理も、本と同様に家族で協力して行いましょう。似たような服が多い場合は、着心地やデザインなどを考慮して、誰の服か、また、どちらのタンスに入れるかを決めましょう。

  • 衣替えを活用する:季節外の衣類は、別の場所に収納することで、タンスの中がスッキリします。収納ケースや真空パックなどを活用すると、省スペースで収納できます。
  • 収納スペースの見直し:タンスの収納方法を見直すことで、より多くの衣類を収納できるようになります。ハンガーの数を減らしたり、服をたたんで収納したりすることで、スペースを有効活用できます。
  • 不要な衣類の処分:サイズが合わなくなった服、着ていない服などは、思い切って処分しましょう。古着として寄付したり、リサイクルショップに売ったりすることもできます。
  • 家族で共有するルールを作る:例えば、「新しい服を買う前に、古い服を処分する」というルールを作ることで、衣類の増加を防ぐことができます。

3. 家族への協力を促す方法

家族に協力を促すには、話し合いと役割分担が重要です。反抗期の兄への対応は、特に注意が必要です。

  • 家族会議:大掃除の計画を立て、それぞれの役割分担を決めます。年齢や体力に合わせて、負担を公平に配分することが大切です。兄には、得意な作業や興味のある作業を割り当てると、協力的になるかもしれません。
  • 目標を設定:「週末までにリビングを片付ける」「1週間で本棚を整理する」など、具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。目標達成後には、ご褒美を用意するのも効果的です。
  • 感謝の気持ちを伝える:家族が協力してくれたら、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。小さなことでも、感謝の気持ちを伝えることで、モチベーションを高めることができます。
  • ゲーム感覚を取り入れる:タイマーを使って、制限時間内にどれだけ片付けられるか競争するなど、ゲーム感覚を取り入れると、楽しく掃除に取り組めます。
  • 兄へのアプローチ:反抗期の兄には、命令するのではなく、相談する形で協力を求めることが重要です。例えば、「一緒にゲームをしながら片付けたらどうかな?」など、提案してみましょう。また、兄が興味を持つような、新しい掃除グッズなどを活用するのも効果的です。

4. 一人で片付ける場合のポイント

家族の協力を得られない場合は、自分のペースで少しずつ片付けることが重要です。

  • 小さな目標を設定:「今日は本棚の一段だけ片付ける」など、小さな目標を設定することで、負担を軽減できます。毎日少しずつ片付けていくことで、大きな達成感を得られます。
  • 休憩を挟む:疲れたら休憩を取り、無理なく作業を進めましょう。音楽を聴いたり、好きな飲み物を用意したりして、作業を楽しく行いましょう。
  • プロの力を借りる:どうしても一人で片付けられない場合は、ハウスクリーニング業者や整理収納アドバイザーに依頼することも検討しましょう。費用はかかりますが、効率的に片付けることができます。

5. 大掃除後の維持

大掃除後も、家が散らからないように、日々の整理整頓を心がけましょう。

  • 定位置を決める:全ての物に定位置を決めて、使った後は必ず元の場所に戻す習慣をつけましょう。家族全員でルールを共有し、徹底することが大切です。
  • 定期的な掃除:毎日、あるいは週に一度、簡単な掃除をすることで、汚れやゴミの蓄積を防ぎます。掃除を習慣化することで、大掃除の負担を軽減できます。
  • 収納の見直し:定期的に収納を見直し、不要な物を処分することで、スペースを確保できます。収納グッズを活用して、整理整頓しやすい環境を作ることも大切です。

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