家を建てる際のアドバイス:後悔しないためのチェックリスト

家を建てる際に、これは良かった、悪かった。オプションでつけておけば良かった、いらなかった等、何でも構わないのでアドバイスを下さい。 現在、祖父母から譲り受けた団地内の一軒家(築20年)住まいです。建 築後、給湯器の買換えや外壁工事等は行っておらず、水道も外出時には水道管を閉めないと水漏れしている状態なので、リフォームよりも建て替えを考えております。 •現在20代後半夫婦 •年内に子どもが産まれます。出来れば、あと二人欲しいと考えております。 •平屋建て希望でしたが傾斜団地なので2階建ての予定です。 •中国地方なので住みやすい気候です 今住んでいて改善したい点は •玄関(1階通路)から2階への吹き抜け →冬場に寒くて嫌だなと思っています •ガスコンロ →ガスかIHか悩み中です •タイル張りの浴室 →冬場に寒いのでセラミック?がいいかなと思っています。 •和風な造りで段差が多い →バリアフリーに くらいしか思い付きません… オーダー住宅なので予算は2500万くらい覚悟していますが、無知なので費用も分かれば教えていただきたいです。 坪数を忘れてしまったのですが、1階が2LDK、2階が3部屋です。

新築住宅建設における後悔しないためのポイント

2500万円の予算で、2階建て、将来3人の子供を育てることを想定したマイホーム建設。素晴らしい計画ですね! 築20年の住宅からの建て替えということもあり、多くの改善点が見えてきていると思います。 後悔しない家づくりを実現するためには、事前にしっかりと計画を立て、専門家と綿密に相談することが重要です。 以下、具体的なアドバイスと、費用に関する情報を提供します。

1. 吹き抜けの寒さ対策:断熱性能の向上

玄関から2階への吹き抜けは、開放感がありますが、冬場の寒さは大きな問題です。 これを解決するには、高性能な断熱材の使用と、適切な窓選びが不可欠です。

* 高性能断熱材: 一般的なグラスウールよりも断熱性能の高いセルロースファイバーや、発泡ウレタンなどの断熱材を使用することで、大幅に断熱性を向上させることができます。
* 高断熱窓: 複層ガラス(ペアガラス)やトリプルガラスを採用し、さらにLow-Eガラス(熱を反射するコーティングが施されたガラス)を選ぶと、さらに効果的です。
* カーテン: 厚手の遮光カーテンや、断熱効果のあるカーテンを使用することで、窓からの熱の逃げを防ぎます。
* 吹き抜け部分の工夫: 吹き抜け部分に、熱気を遮断する工夫を取り入れることも有効です。例えば、天井にシーリングファンを設置したり、間仕切り可能な窓を設置したりするのも良いでしょう。

2. キッチン:ガスコンロとIHクッキングヒーターの比較

ガスコンロとIHクッキングヒーター、どちらを選ぶかは、ライフスタイルや予算によって異なります。

* ガスコンロ: 火力の強さや、調理の感覚がガスコンロの方が優れていると感じる方もいます。また、停電時でも使用できるというメリットもあります。
* IHクッキングヒーター: 掃除がしやすい、火を使わないので安全、光熱費が安いといったメリットがあります。オール電化住宅にする場合は、IHクッキングヒーターがおすすめです。

専門家の視点: IHクッキングヒーターは、火力の調整が細かくできる機種も増えています。調理器具の種類によっては、ガスコンロの方が使いやすい場合もあるので、実際に使用感を確かめてから決めることをおすすめします。

3. 浴室:冬場の寒さ対策とバリアフリー

タイル張りの浴室は、冬場寒いという問題があります。セラミック製の浴室は、断熱性が高く、保温性にも優れているため、冬場の寒さ対策に効果的です。

* 浴室暖房乾燥機: 浴室暖房乾燥機は、浴室を暖かく保つだけでなく、乾燥機能も備えているため、カビの発生を防ぐ効果もあります。
* 床暖房: 床暖房を設置することで、足元から暖かく、快適な浴室空間を実現できます。
* バリアフリー: 段差をなくし、滑りにくい素材を使用するなど、高齢になっても安全に使える浴室にすることが重要です。

4. 全体のバリアフリー設計

和風住宅特有の段差は、高齢になった時や、子供が小さいうちは危険です。バリアフリー設計を意識することで、将来にわたって安心して暮らせる家になります。

* 段差解消: 段差を解消するために、スロープを設置したり、床の高さを調整したりする必要があります。
* 手すり: 廊下や階段などに手すりを設置することで、転倒防止に役立ちます。
* 広い廊下: 車椅子でも通行できる程度の広い廊下を確保しましょう。

5. その他のオプション

* 収納: 子供が増えることを考えると、収納スペースは多ければ多いほど良いです。ウォークインクローゼットや、納戸などを検討しましょう。
* 太陽光発電: 環境にも優しく、光熱費削減にも繋がるため、おすすめです。
* スマートホーム: 家電を遠隔操作したり、セキュリティを高めたりできるスマートホームシステムも検討してみましょう。

6. 費用に関する注意点

2500万円の予算で、どのような家が建てられるかは、坪数、建材、設備、オプションなどによって大きく異なります。 土地の価格を含めて、全体の予算を把握することが重要です。

* 坪単価: 中国地方の坪単価は、地域によって異なりますが、平均的な坪単価を参考に、おおよその建築費用を算出しましょう。
* 設計費用: 設計費用は、建築費用とは別に必要になります。
* 諸費用: 登記費用、地鎮祭費用、外構費用など、建築費用以外にも様々な費用がかかります。

7. 専門家への相談

建築会社や設計事務所に相談し、予算や希望を伝え、具体的なプランを作成してもらいましょう。複数の会社に見積もりを取って比較検討することも重要です。

まとめ

新築住宅の建設は、人生における大きなイベントです。 後悔しないためにも、しっかりと計画を立て、専門家と相談しながら進めていきましょう。 この記事が、皆様の家づくりのお役に立てれば幸いです。

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