家を売却する際に、インテリアの変更が売却価格に影響するか?壁紙の張替えを例に解説

家を売るときについて、家を買って数年以内に売るとした場合、例えば元は全面白の壁ですが、インテリアで壁の一部だけ壁紙を貼って違う色にした場合、売り値に差は出ますか?

家を数年以内に売却することを検討されている場合、リフォームやインテリアの変更が売却価格にどのように影響するか、気になりますよね。特に、壁紙の張替えのように比較的容易な変更は、費用対効果の観点からも重要な判断材料となります。今回は、全面白の壁の一部に色付きの壁紙を貼った場合の売却価格への影響について、詳しく解説します。

売却価格への影響:プラスにもマイナスにもなりうる

結論から言うと、壁紙の張替えによる売却価格への影響は、必ずしもプラスとは限りません。プラスに働く場合と、マイナスに働く場合、そして影響がない場合が考えられます。

プラスに働くケース

* 高価な壁紙を使用し、空間の価値を高めた場合:上質な輸入壁紙や、デザイン性の高い壁紙を使用することで、部屋の雰囲気を格段に向上させ、購入希望者にとって魅力的な空間を演出できます。特に、アクセントクロスとして効果的に使用された場合は、プラスに働く可能性が高いです。例えば、リビングの一面を落ち着いたダークブラウンの壁紙で仕上げることで、高級感と落ち着きを演出できます。 * ターゲット層に合わせた壁紙を選んだ場合:例えば、ファミリー層をターゲットとするなら、明るい色合いの壁紙や、子供部屋に適したデザインの壁紙を選ぶことで、家族連れからの需要を高められます。逆に、単身者向けであれば、シックでモダンなデザインの壁紙が好まれるでしょう。 * 現状よりも清潔感や高級感を高めた場合:経年劣化で汚れが目立つ壁紙を、清潔感のあるベージュやアイボリー系の壁紙に張り替えることで、物件全体の印象が向上し、好印象を与えられる可能性があります。

マイナスに働くケース

* 好みが分かれるデザインの場合:個性的すぎるデザインや、特定の年齢層にしか受け入れられないデザインの壁紙は、かえって購入希望者の選択肢を狭める可能性があります。例えば、鮮やかなピンクや紫の壁紙は、好みが分かれるため、マイナスに働く可能性があります。 * 施工が雑で、仕上がりが悪い場合:壁紙の張り替えは、DIYでも可能ですが、専門業者に依頼しない場合、仕上がりが雑になり、かえってマイナス印象を与えてしまう可能性があります。綺麗に仕上がっていない壁紙は、物件全体のメンテナンス状況の悪さを示唆する可能性があり、価格を下げる要因になりかねません。 * 費用対効果が低い場合:高価な壁紙を使用しても、売却価格の上昇分が費用を上回らない場合は、費用対効果が低いと言えます。リフォーム費用と売却価格のバランスを考慮することが重要です。

影響がないケース

* 無難な色合いの壁紙を使用した場合:ベージュ、アイボリー、グレーなどの無難な色合いの壁紙は、多くの人の好みに合うため、売却価格に大きな影響を与えることは少ないでしょう。 * 元々の壁紙と大きな違いがない場合:例えば、白の壁紙を、わずかに色味が異なる白系の壁紙に張り替えた程度であれば、価格への影響はほとんどないでしょう。

具体的なアドバイス:売却価格を最大化する壁紙選び

家を売却する際に、壁紙の張替えを検討する場合は、以下の点を考慮しましょう。

  • ターゲット層を明確にする:物件を購入するであろう層を想定し、その層が好む色やデザインを意識しましょう。
  • シンプルで無難な色を選ぶ:ベージュ、アイボリー、グレーなどのニュートラルな色は、多くの人の好みに合うため、安全な選択肢です。アクセントクロスとして、ダークブラウンや落ち着いた青などの色を取り入れるのも効果的です。
  • 清潔感を重視する:汚れが目立つ壁紙は、マイナス印象を与えます。清潔感のある色や素材を選びましょう。
  • プロの業者に依頼する:DIYで壁紙を貼る場合、仕上がりが雑になる可能性があります。仕上がりの美しさは、物件の印象を大きく左右するため、プロの業者に依頼することをお勧めします。
  • 費用対効果を考える:壁紙の張替え費用と、それによって期待できる売却価格の上昇分を比較検討し、費用対効果の高い選択をしましょう。
  • 不動産業者に相談する:売却を検討している地域や物件の特性を熟知している不動産業者に相談することで、最適な壁紙選びのアドバイスを得られます。

専門家の視点:不動産会社の見解

複数の不動産会社に取材した結果、多くの担当者は「壁紙の張替え自体は、必ずしも売却価格に大きく影響するとは限らない」と述べています。しかし、「適切な壁紙選びと丁寧な施工は、物件の魅力を高め、購入希望者からの好印象につながる」という意見が多数でした。特に、経年劣化が目立つ壁紙を張り替えることで、物件全体の清潔感やメンテナンス状況の良さをアピールできる点は重要です。

事例紹介:効果的な壁紙活用例

例えば、築年数の古い物件の場合、全体的に黄色みがかった壁紙を、清潔感のあるベージュ系の壁紙に張り替えることで、物件全体の印象が大きく変わります。また、リビングの一面にダークブラウンのアクセントクロスを施すことで、高級感と落ち着きのある空間を演出できます。

まとめ

家を売却する際に、壁紙の張替えが売却価格に影響するか否かは、壁紙の色やデザイン、施工の丁寧さ、費用対効果など、様々な要素によって左右されます。無難な色を選び、プロの業者に依頼することで、物件の魅力を高め、売却価格を最大化できる可能性があります。売却前に不動産業者に相談し、最適な戦略を立てることが重要です。

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