家の中の虫の駆除と家具の殺虫方法:新築賃貸での虫発生と対策

家の中に出る虫の駆除方法、家具の殺虫方法を教えてください。一昨年の12月に新築貸家に入居しました。昨年の夏、寝室やその近くで何度か虫(ゲシゲシのような足のたくさんある虫です)を見つけ、一匹だけの時や2~3匹まとめていた時も有ります。都度捨てていましたがどこから入って来るんだろうと考えていました。窓は全て網戸有りです。冬になり見かけなく成り忘れていたのですが、今日寝室を掃除していたところベッド脇に小さな黒い虫(2~3ミリでしょうか、殆ど動きませんでしたが一匹は飛びました)が5~6匹落ちていました。慌てて捨てましたが、ベッド下をクイックルシートで拭くと同じ虫がたくさんシートに付いてきました。びっくりして懐中電灯で見てみると、白いベビーパウダーのような粉がベッド下のところどころにありました。数日前掃除した際には虫はいませんでした、粉は知らずに拭いていたかも知れません。考えてみれば虫が出るのは寝室その近くばかりです。今日の虫が夏に見た虫の幼虫なのかはわかりませんが…ちなみに寝室にはベッドしか置いていません、細かく言えばごみ箱くらいはありますがクローゼット内に衣類は全て収納し、たんす等も置いていません。ベッドは引っ越し時にネットショップで購入した新品ですが、外国製品でサイズや物の割には安価で飛び付いて買ったものです。それで、もしかしてベッドに卵??と思いましたが、昨年ひと夏越していますしので今頃たくさん出て来るわけ無いかとも思いました。北東北住まいですが、今日はかなり気温が高かったです。もしベッドに卵だとしてもそうそう買い替えられる物でもなく、秋には出産予定でベビーベッドも置くつもりです。とりあえず効果があるかはわかりませんがバルサンでも買おうかと思いましたが、主人が寝室には抵抗があると言います。私としてはまたいつ出るかもわからないところで寝るよりさっさと駆除したいです。置型でもいいのでなにかしらよい薬剤や駆除方法等有りましたら教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

寝室に出る虫の正体と発生源の特定

まず、ご質問にある「ゲシゲシのような足のたくさんある虫」と「小さな黒い虫」の正体を特定することが重要です。写真があればより正確な特定ができますが、記述から推測すると、ダニやシバンムシの可能性があります。ダニは種類が多く、イエダニやコナダニなどが考えられます。シバンムシは、穀物や乾燥食品、木材などに発生する小さな甲虫です。白い粉は、ダニの糞や脱皮殻の可能性があります。

発生源の特定には、以下の点をチェックしましょう。

  • ベッド:特にマットレス、ベッドフレームの隙間、木材の割れ目などを丁寧に確認します。外国製品で安価なベッドは、木材の防虫処理が不十分な場合もあります。
  • 周辺環境:ベッド周辺の床、壁、クローゼット内、ゴミ箱などをチェックします。ホコリや食べこぼし、湿気などが虫の発生を招きます。
  • 窓やドア:隙間がないか確認し、必要であれば防虫対策を行います。網戸の破れなどもチェックしましょう。
  • 衣類や寝具:長期間使用した寝具や衣類は、ダニの温床になりやすいです。天日干しや洗濯、乾燥機でしっかり乾燥させましょう。

効果的な駆除方法と予防策

バルサンなどの空間殺虫剤は効果的ですが、小さなお子さんや妊娠中の方には使用を控えるべきです。寝室での使用には抵抗があるとのことですので、他の方法を検討しましょう。

1. 徹底的な掃除と清掃

  • 掃除機:ベッド下や周辺の床、壁などを丁寧に掃除機で吸い取ります。ダニや虫の死骸、卵、糞なども吸い取ることが重要です。
  • クイックルワイパー:粘着シートで床や家具の表面を拭き、虫やダニを物理的に除去します。
  • 洗濯:寝具(シーツ、布団カバー、マットレスカバーなど)を高温で洗濯し、乾燥機で完全に乾燥させます。衣類も同様に洗濯しましょう。
  • 湿気対策:除湿機を使用したり、窓を開けて換気をしたりして、寝室の湿度を下げます。湿気が虫の発生を助長します。

2. 置型殺虫剤や忌避剤の使用

バルサンに抵抗がある場合は、置型殺虫剤ダニよけ剤を使用してみましょう。寝室に適した製品を選び、使用上の注意をよく読んでから使用してください。効果的な成分としては、ピレスロイド系殺虫剤などが挙げられます。ただし、小さなお子さんやペットがいる場合は、成分表示をよく確認し、安全な製品を選びましょう。

3. 専門業者への相談

自分で対処しても効果がない場合は、害虫駆除業者に相談することをお勧めします。専門業者は、虫の種類を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。特に、妊娠中であることを伝え、安全な駆除方法を相談しましょう。

4. ベッドの点検と交換

もし、ベッドが虫の発生源である可能性が高い場合は、ベッドの交換も検討しましょう。新品であっても、製造過程で虫が混入している可能性があります。安価な外国製品の場合、防虫処理が不十分な可能性も考えられます。

ベビーベッド導入時の注意点

秋にはベビーベッドを導入する予定とのことですが、ベビーベッドにもダニや虫がつきやすいので、導入前にしっかりと清掃し、定期的に清掃することを心がけましょう。ベビーベッド用のカバーやシーツは、こまめに洗濯し、清潔に保つことが重要です。

インテリアとの調和

虫の駆除と同時に、インテリアの観点からも寝室を見直してみましょう。例えば、ブラウン系の落ち着いた色合いの家具は、清潔感があり、虫の発生を抑制する効果があります。また、通気性の良い素材の家具を選ぶことも重要です。

まとめ

寝室の虫問題は、適切な対策を行うことで解決できます。まずは、虫の種類を特定し、発生源を特定することが重要です。徹底的な掃除と、適切な殺虫剤や忌避剤の使用、そして必要であれば専門業者への相談を検討しましょう。ベビーベッド導入前にも、同様の対策を行うことで、赤ちゃんにとって安全で快適な環境を作ることができます。

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