家の中の小さな侵入者!床を這う虫の正体と安心安全な駆除方法

部屋の床に写真のような虫が這っているのを見かけるようになりました(http://imepita.jp/20090531/743840)。この虫は一体何の虫なのでしょうか?駆除をするにあたり幼児にあまり影響のない駆除方法、殺虫剤等あればお教え下さいませ。よろしく お願いいたします。

画像から虫の種類を特定する

画像から判断すると、質問者様がお困りの虫は「チャタテムシ」の可能性が高いです。チャタテムシは、体長1~2mmほどの小さな昆虫で、不完全変態をするため、幼虫と成虫の姿が似ています。体色は淡褐色から黒褐色まで様々で、画像の虫もその範囲に収まります。 チャタテムシは、家の中で発生する害虫として知られており、特に湿気の多い場所を好みます。古くなった畳や、湿った木材、カビの生えた場所などに多く生息します。

チャタテムシの生態と発生源

チャタテムシは、主にカビやホコリ、紙、糊などを食べて生活しています。そのため、古い書籍や、湿気の多い押し入れ、クローゼットなどに多く発生します。また、ペットのフケや食べこぼしなども餌となるため、ペットを飼っているご家庭では特に注意が必要です。 チャタテムシ自体は、人体に直接的な害を与えることはありませんが、大量発生すると不快感を与え、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。特に、幼児は免疫力が未発達なため、注意が必要です。

チャタテムシの発生源をチェック!

* 湿気:浴室、キッチン、洗面所など、湿気の多い場所をチェックしましょう。換気扇の清掃や、除湿機の使用を検討しましょう。
* カビ:壁や床、畳などにカビが生えていないか確認しましょう。カビを発見したら、適切なカビ取り剤で除去しましょう。
* ゴミやホコリ:部屋の隅や家具の裏など、ゴミやホコリが溜まりやすい場所を掃除しましょう。定期的な掃除が重要です。
* 古くなった畳:畳が古くなると、チャタテムシの隠れ家になります。畳の張り替えを検討しましょう。
* ペットのフケや食べこぼし:ペットを飼っている場合は、こまめに掃除機をかけ、食べこぼしを放置しないようにしましょう。

幼児がいる家庭でも安心!チャタテムシの駆除方法

チャタテムシの駆除には、以下の方法が有効です。幼児がいる家庭では、特に安全性を重視した方法を選びましょう。

1. 掃除と清掃

最も効果的な方法は、徹底的な掃除です。掃除機や粘着ローラーでチャタテムシを直接吸い取るか、粘着シートで捕獲しましょう。特に、発生源となりやすい場所(畳の裏、壁の隙間、家具の裏など)を念入りに掃除しましょう。 掃除機をかける際は、隙間ノズルを使うと効果的です。

2. 乾燥

チャタテムシは湿気を好みます。除湿機を使用したり、窓を開けて換気を良くしたりすることで、発生を抑えることができます。特に梅雨時期や、雨の日は注意が必要です。 除湿機は、部屋の湿度を一定に保つのに役立ちます。

3. カビ対策

カビはチャタテムシの餌となるため、カビの発生を防ぐことが重要です。浴室やキッチンなどの湿気の多い場所は、こまめに清掃し、換気を良くしましょう。カビが生えてしまった場合は、適切なカビ取り剤を使用しましょう。 カビ取り剤を使用する際は、必ず換気を良くし、ゴム手袋などを着用しましょう。

4. 殺虫剤の使用(慎重に!)

どうしても駆除できない場合は、殺虫剤を使用することもできますが、幼児がいる家庭では、安全性に配慮した製品を選びましょう。 ピレスロイド系の殺虫剤は、比較的安全性の高い成分として知られていますが、使用前に必ずラベルをよく読んで、使用方法を守りましょう。幼児の手の届かない場所に保管することも重要です。 エアゾール式の殺虫剤は、噴霧時に幼児が吸い込まないように注意が必要です。可能であれば、部屋から幼児を一時的に避難させてから使用しましょう。 より安全な方法としては、チャタテムシ用の誘引剤を使用する方法もあります。

5. 専門業者への依頼

自分で駆除できない場合や、大量発生している場合は、専門の害虫駆除業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、適切な薬剤と駆除方法を選択し、安全かつ効果的にチャタテムシを駆除してくれます。

インテリアとの関連性:快適な空間づくり

チャタテムシの発生を防ぐためには、清潔で乾燥した住環境を保つことが大切です。インテリア選びにも、その点を考慮することが重要です。例えば、通気性の良い家具を選ぶ、吸湿性の高い素材のカーペットやラグを避ける、などです。 また、定期的な模様替えや家具の配置換えも、換気を良くし、湿気を溜め込まない効果があります。

まとめ

チャタテムシの駆除は、掃除と乾燥、そして適切な殺虫剤の使用によって可能です。幼児がいる家庭では、安全性を第一に考え、上記の対策を参考に、安心して暮らせる環境づくりを目指しましょう。それでも不安な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

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