家の中にアリが大量発生!原因と駆除・予防策を徹底解説

部屋の中にアリが行列を作っています。いるアリを除去しても、次の日になると、また来ています。アリの道が出来ているので、そこから来るようです。どうすれば、こないようにすることが出来るでしょうか。

アリの大行列!その原因を探る

家の中にアリが行列を作っている…それは、アリがエサ場を見つけたサインです。単なる数匹のアリではなく、行列を作っているということは、巣から大量のアリがエサを求めて移動していることを意味します。 アリの行列は、フェロモンという化学物質によって作られます。先頭のアリがエサを見つけると、その情報をフェロモンで仲間に伝え、行列が形成されます。そのため、アリを駆除しても、フェロモンが残っている限り、再びアリが同じ道を辿ってやってきます。

アリの種類によって好むエサは異なりますが、一般的に砂糖や油脂、ペットフード、食べこぼしなどがアリを引き寄せます。 さらに、湿気のある場所もアリの好む環境です。キッチンや浴室、洗面所などの水回り、そして、小さな隙間やクラックからも侵入してきます。 アリの行列を辿っていくと、その原因となるエサや湿気の発生源を発見できる可能性が高いです。

アリの種類を特定する

アリの種類を特定することで、より効果的な対策を講じることができます。 例えば、クロアリは甘みのあるものを好み、ヒアリは肉や油脂を好みます。 アリの種類によって駆除方法や予防策も異なるため、可能であればアリの種類を特定し、それに合わせた対策を行うことが重要です。 写真撮影して専門家に見てもらうのも有効です。

アリの侵入経路を断つ!徹底的な駆除と予防策

アリの駆除は、単にアリを殺すだけでなく、侵入経路を断ち、エサとなるものをなくすことが重要です。 以下のステップで、効果的な駆除と予防を行いましょう。

1. エサとなるものを徹底的に除去する

* キッチン: 食べこぼし、砂糖、油脂などを完全に掃除し、食品は密閉容器に保管しましょう。 特に、シンク下や冷蔵庫の裏側などは、汚れが溜まりやすいので注意が必要です。
* リビング: ペットフードは密閉容器に入れ、こぼれた餌はすぐに掃除しましょう。 お菓子や飲み物も、こぼれないように注意が必要です。
* その他: ゴミ箱は常に清潔に保ち、ゴミはこまめに捨てましょう。 生ごみはすぐに処理し、湿気のない場所に保管することが重要です。

2. アリの侵入経路を塞ぐ

アリは驚くほど小さな隙間から侵入します。 以下の点をチェックし、侵入経路を塞ぎましょう。

* 窓枠やドア枠の隙間: パテやコーキング剤で隙間を埋めましょう。
* 壁のクラック: 小さな穴も、アリの侵入経路になります。 パテなどで補修しましょう。
* 排水口: 排水口の網を定期的に清掃し、排水口に侵入できないようにしましょう。
* 配管の隙間: 配管と壁の隙間にもアリは侵入します。 隙間を埋めるか、防虫剤を置いておくのも効果的です。

3. アリの巣を発見し、駆除する

アリの行列を辿っていくと、巣にたどり着くことがあります。 巣を発見したら、アリの巣駆除剤を使用しましょう。 市販の殺虫剤やアリの巣ごと駆除できるタイプの製品が効果的です。 ただし、使用する際は、製品の使用方法をよく読んでから使用してください。 小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全な場所に保管し、誤って触れないように注意が必要です。

4. 予防策として、忌避剤を活用する

アリは特定の臭いを嫌います。 以下の忌避剤を効果的に活用しましょう。

* ハッカ油: ハッカ油を薄めてスプレーすると、アリの忌避効果があります。 ただし、ペットや小さなお子さんには注意が必要です。
* 柑橘系の香り: レモンやオレンジなどの柑橘系の皮を置いておくのも効果があります。
* 重曹: 重曹はアリの忌避効果があり、安全に使用できます。 アリの通り道に重曹を撒いておきましょう。

5. 専門業者に依頼する

自分で駆除しても効果がない場合、または大量のアリが発生している場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。 専門業者は、的確な駆除方法と予防策を提案してくれます。

インテリアとの調和を保ちながらアリ対策を行う

アリ対策は、インテリアの雰囲気を損なわないように行うことが大切です。 例えば、ハッカ油を使用する場合は、アロマディフューザーを使用することで、インテリアに溶け込みやすいでしょう。 また、重曹は白い粉なので、目立たない場所に撒くか、おしゃれな容器に入れて置くのも良いでしょう。 アリの侵入経路を塞ぐためのパテやコーキング剤も、色を選んで目立たないように工夫できます。

まとめ

アリの大量発生は、不快なだけでなく、衛生面でも問題です。 この記事で紹介した方法を参考に、徹底的な駆除と予防を行い、快適な住空間を取り戻しましょう。 それでも改善が見られない場合は、専門業者への相談も検討してください。 継続的な対策が、アリの侵入を防ぐ鍵となります。

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