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留守中に電気が点灯している…その原因と対策
ご自宅に帰ると電気が点灯している、という状況は非常に不安になりますよね。特に、中古マンションにお住まいとのこと、そして仲介業者との不信感も抱えている状況では、なおさら心配です。まずは落ち着いて、一つずつ確認していきましょう。
1. 消し忘れの可能性の徹底確認
まずは、最も可能性の高い「単純な消し忘れ」を徹底的に確認しましょう。
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- 全ての照明器具のスイッチを確認する:壁のスイッチだけでなく、リモコン式照明のリモコンも確認し、確実にオフになっているか確認しましょう。念のため、コンセントから電源を抜いてみるのも有効です。
- 電子機器の電源を確認する:テレビ、DVDレコーダー、ゲーム機など、スタンバイ状態になっていると微弱な電力が消費され、場合によっては照明が点灯しているように見えることもあります。全ての電子機器の電源を完全に切る、またはコンセントから抜いて確認しましょう。
- タイマー機能の確認:照明や家電製品にタイマー機能が設定されていないか確認しましょう。意図せずタイマーが作動している可能性があります。
- センサーライトの確認:玄関や廊下などにセンサーライトが設置されている場合、感度が良すぎるなど不具合で誤作動している可能性があります。感度調整や電池の抜き差しを試してみましょう。
これらの確認をしても電気が点灯している場合は、次の可能性を検討する必要があります。
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2. 侵入の可能性と証拠の確保
残念ながら、消し忘れ以外の可能性として、侵入の可能性も考えなければなりません。侵入があったかどうかを確認するには、以下の点をチェックしましょう。
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- 窓やドアの確認:窓やドアにこじ開けられた痕跡がないか、丁寧に確認しましょう。小さな傷や異変にも注意を払いましょう。
- 室内全体の確認:物が移動していたり、壊れていたり、無くなっていたりしないか、くまなく確認します。普段と違う点に注目しましょう。
- 証拠の撮影:もし不審な点があれば、写真や動画で証拠を記録しておきましょう。これは、警察への届出や、管理会社への相談に役立ちます。
もし侵入の痕跡が見つかった場合は、すぐに警察に通報しましょう。
3. 盗聴・盗撮器の発見
盗聴器や盗撮器は、小さなもので目立たない場所に設置されていることが多いため、発見が困難です。しかし、いくつかの方法で発見の可能性を高めることができます。
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- スマートフォンアプリの活用:盗聴器や盗撮器を発見するためのアプリがいくつかあります。これらのアプリは、電波を検知して、不審な機器の存在を知らせてくれます。ただし、全ての機器を検知できるわけではありませんので、あくまで補助的な手段として活用しましょう。
- 目視による確認:時計、家具、電化製品の裏側、換気扇、コンセントなど、小さな隙間や隠しやすい場所を注意深く確認します。異様な物や、普段見慣れない機器がないかを確認しましょう。懐中電灯を使うと発見しやすくなります。
- 専門業者への依頼:自分で発見できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、特殊な機器を使用して、より確実に盗聴器や盗撮器を発見できます。費用はかかりますが、安心を買うという意味では有効な手段です。
仲介業者との対応
仲介業者との連絡が取れないことについても、不安材料の一つですね。
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- 書面での連絡:電話での連絡がつかない場合は、内容証明郵便で連絡を取りましょう。記録が残るため、証拠として残ります。
- 苦情窓口への連絡:仲介業者に直接連絡が取れない場合は、その会社の苦情窓口に連絡してみましょう。
- 弁護士への相談:どうしても解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。
低コストでできるセキュリティ対策
ご予算を抑えながら、セキュリティ対策を行うには、以下の方法が有効です。
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- 防犯カメラの設置:比較的安価な防犯カメラも販売されています。玄関や窓など、死角になりやすい場所に設置することで、抑止効果を高めることができます。
- 窓への補助錠の設置:窓に補助錠を取り付けることで、防犯性を高めることができます。比較的安価で簡単に取り付けられるものもあります。
- 防犯ブザーの携帯:万が一の際に、防犯ブザーを携帯しておくと安心です。
- 近隣住民との連携:近隣住民と顔見知りになり、何か異常があれば連絡し合う体制を作ることで、防犯意識を高めることができます。
専門家の意見
セキュリティ専門家によると、中古物件の場合、前の居住者の残置物や、配線に細工がされている可能性も考えられます。また、リモコン式の照明器具は、無線信号を傍受することで操作できる可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
家に帰ると電気がついているという状況は、非常に不安な気持ちになります。まずは冷静に、消し忘れの可能性を徹底的に確認し、それでも不安が残る場合は、侵入や盗聴・盗撮の可能性も視野に入れて、適切な対策を講じることが重要です。そして、仲介業者との問題についても、適切な対応を取ることで、安心できる生活を取り戻しましょう。