室内干しでも洗濯物が早く乾く!アパートの気密性と乾燥対策

500枚。洗濯物の乾燥について。 新しいアパートに引っ越ししたのですが、前のアパートに比べて洗濯物を室内で干したときの乾きが悪いです。 建物の気密性や造りが違うのでしょうが、乾きやすくなるコツがあれば教えてください。補足風呂場の換気扇と除湿機で時間あたりの電気代はどれくらいなんでしょうか? 風呂場で乾かす場合は窓も入り口もあけて換気扇回すのがいいですか?

新しいアパートで洗濯物が乾きにくい理由

以前のアパートと比べて洗濯物が乾きにくいのは、建物の気密性や構造の違いが大きな原因です。最近のマンションやアパートは、断熱性や気密性を高めるために、窓や壁の気密性が向上している傾向にあります。これは防音や省エネには有効ですが、一方で、湿気の排出が難しくなり、洗濯物が乾きにくくなるというデメリットも生じます。 また、部屋の広さや日当たり、風通しも乾燥時間に影響します。

室内干しを効率化するコツ

では、気密性の高いアパートでも洗濯物を早く乾かすための具体的なコツを見ていきましょう。

1. 適切な場所を選ぶ

* 風通しの良い場所:窓際やドア付近など、空気の流れが良い場所に洗濯物を干しましょう。カーテンを開けて、自然の風を取り込むことも重要です。
* 直射日光の当たらない場所:直射日光は、衣類の色褪せや劣化の原因となります。また、湿気を含んだ空気を温めてしまい、乾燥を妨げる可能性もあります。
* 空間を確保する:洗濯物を密集させて干すと、空気の循環が悪くなり乾きにくくなります。十分な間隔を空けて干すようにしましょう。

2. 扇風機やサーキュレーターを活用する

扇風機やサーキュレーターは、空気の循環を促進し、乾燥時間を大幅に短縮します。洗濯物に向けて直接風を当てることで、効率的に水分を蒸発させることができます。 特に、浴室乾燥機を使用しない場合は、効果的です。

3. 除湿機を使う

除湿機は、空気中の水分を積極的に除去するため、室内干しの強い味方です。特に梅雨時や雨の日など、湿度が高い状況下では、その効果を実感できます。 ただし、電気代はかかりますので、使用時間や機種の選び方を工夫しましょう。

4. 乾燥剤を使う

乾燥剤は、空気中の水分を吸収し、乾燥を促進します。市販の乾燥剤以外にも、使い終わったシリカゲルを再利用するのも有効です。ただし、衣類に直接触れないように注意しましょう。

5. 工夫した干し方

* ハンガーを使う:ハンガーを使うことで、洗濯物が重なり合わず、空気の通りが良くなります。
* 洗濯物を広げる:洗濯物を平らに広げて干すことで、表面積が増え、乾燥が促進されます。
* バスタオルは半分に折る:バスタオルなど厚みのあるものは、半分に折って干すと乾きやすくなります。

6. 浴室乾燥機の活用

浴室乾燥機は、強力な乾燥能力を持つため、短時間で洗濯物を乾かすことができます。ただし、電気代が高くなるため、使用時間には注意が必要です。 機種によって消費電力や乾燥時間が異なりますので、取扱説明書をよく確認しましょう。

風呂場乾燥の電気代と換気

風呂場で洗濯物を乾かす場合の電気代は、換気扇と除湿機の使用時間や機種によって大きく異なります。

換気扇の電気代

一般的な換気扇の消費電力は、約10~30W程度です。1時間あたりの電気代は、電力料金単価(例えば27円/kWh)と消費電力から計算できます。 例えば、20Wの換気扇を1時間使用した場合の電気代は約0.5円です。

除湿機の電気代

除湿機の消費電力は、機種によって大きく異なりますが、1時間あたり数百円かかる場合もあります。 除湿機の電気代は、使用時間や湿度、設定温度などによって変動します。 省エネタイプの除湿機を選ぶことが重要です。

風呂場の換気

風呂場で洗濯物を乾かす際は、窓と入り口を開けて換気扇を回すのが効果的です。 これにより、湿った空気を外に排出することができ、乾燥時間を短縮できます。 ただし、冬場など寒い時期は、換気しすぎると室温が下がるため、注意が必要です。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、室内干しに関するアドバイスをいただきました。

「室内干しは、生活感が出やすいので、洗濯物を干す場所やハンガー、ランドリーバスケットなどを統一感のあるデザインにすることで、インテリアの邪魔にならないように工夫しましょう。 また、乾燥時間を短縮するために、様々な工夫をすることで、生活空間を快適に保つことができます。」

まとめ

室内干しは、天候に左右されず洗濯物を乾かすことができる便利な方法です。しかし、気密性の高い住宅では、工夫が必要です。 本記事で紹介した方法を実践することで、洗濯物を効率的に乾燥させ、快適な生活空間を実現しましょう。

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