実父(80代前半)の介護問題と退院後の生活:汚部屋、金銭感覚、暴言への対処法

実父の扱いに悩んでいます。介護に詳しい方、ご助言下さい。 実父80代前半。 私は結婚しても同居を続け、子供2人と父と暮らしていました。 汚いもの好き(洗濯嫌い) 酒好き ケチ 疑い深い 等、色々な癖がある父ともどうにか同居していましたが、 2ヶ月ほど前、進行性癌を手術してただ今入院中です。 手術の傷も良くなり、退院の話もちらほら出ています。 しかしながら、入院中の父を見ていると自宅に連れ帰り、同居する自信がありません。 入院してから最近、突然切れて暴言を吐く様になりました。 以前から疑い深い人で2ヶ月にわたる治療も最近、「金儲けだ」とか言い始めました。 紙おむつ使用のため、看護師さんが交換してくれるのですが 「無駄に交換してもったいない」と言います。自分が看護されているのにです。 看護師さんには言いませんが、聞いてる私はがっかりします。 お世話になっているのにその言い草はないかと。 痴呆のせいではないと思います。以前からそういう事を言う人でした。 荷物の中を整理していて偶然に見つけたのですが、 誰のものかわからない食器がありました。きっと同室の方のものだと思います。 昔からちょっとその癖はあったのです。これも痴呆が原因ではないです。 入院中、父の部屋を片付けましたが、 どこから集めたのか分からないようながらくたばかりが部屋の中に溢れていました。 その中で、無くしたと思っていた私のネックレスも見つけました。 娘が買っておいて無くなったお菓子、カップラーメン等も隠し持っていました。 もう、どうしていいか分かりません。 退院後は施設に、とも思いますが本人は怒って切れると思います。 こんな父を受け入れてくれる所もないような気がします。 しかし、このような状態で家に連れ帰り、介護する自信はありません。 経験者さま、介護専門職の方々、ご助言下さい。 日々、悩んでいます。補足私は介護で家族を犠牲にしたくはありません。仕事も持っているし、自宅介護には限界があると思います。 父の介護をライフワークにはできません。

高齢者の介護における課題:実情と解決策

ご実父様の状況、大変お辛いですね。80代前半で進行性癌の手術後、性格の変化や生活習慣の問題を抱え、退院後の介護に不安を感じていらっしゃる、というご相談です。 ご自身の生活、お子様への影響も考慮し、適切な介護方法を選択する必要性を感じていらっしゃる点は、非常に現実的で賢明な判断です。

まず、ご実父様の現状を整理しましょう。

* 性格:汚いもの好き、酒好き、ケチ、疑い深い、暴言を吐く
* 行動:他人の物を持ち帰る、物を隠す、医療行為への不満を口にする
* 健康状態:進行性癌手術後、回復途中

これらの要素は、高齢者の介護においてよくある問題であり、決してあなただけではありません。 大切なのは、現状を客観的に捉え、ご自身とご家族を守るための最善策を見つけることです。

自宅介護の限界と施設介護のメリット・デメリット

自宅介護は、親密な関係の中で介護ができるというメリットがありますが、ご自身の仕事やお子様への負担、そしてご実父様の性格や行動を考えると、限界があるのも事実です。

自宅介護の限界

* 時間的制約:仕事と家事、育児を両立しながらの介護は非常に困難です。
* 精神的負担:暴言や疑い深い性格への対応は、精神的に大きな負担となります。
* 身体的負担:高齢者の介護は、身体的に非常に負担が大きいです。
* 生活の質の低下:介護に追われ、ご自身の生活の質が低下する可能性があります。

施設介護のメリット

* 専門的な介護:医療・介護のプロフェッショナルが24時間体制で対応します。
* 精神的な負担軽減:介護の負担が軽減され、ご自身の時間や心の余裕が生まれます。
* 社会的な繋がり:他の高齢者との交流を通して、ご実父様の生活の質を高める可能性があります。
* 安心感:緊急時にも迅速に対応してもらえます。

施設介護のデメリット

* 費用:高額な費用がかかる可能性があります。
* 環境の変化:慣れない環境への適応に時間がかかる可能性があります。
* 面会の制限:施設によっては、面会の時間や回数が制限される場合があります。
* ご実父様の抵抗:施設入居に抵抗を示す可能性があります。

施設選びとご実父様への説得方法

施設を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

* 医療体制:ご実父様の病状に合わせた医療体制が整っているか。
* 介護体制:適切な介護サービスが提供されているか。
* 雰囲気:清潔で明るく、温かい雰囲気の施設か。
* 費用:ご予算に合った施設か。
* アクセス:自宅からのアクセスが良いか。

施設見学を行い、実際にスタッフの方と話をしたり、他の利用者の方の様子を見たりすることで、より具体的なイメージを持つことができます。

ご実父様を説得するには、焦らず、時間をかけて丁寧に説明することが重要です。 施設のメリットを伝え、不安を取り除く努力が必要です。 例えば、

* 「お父さんの健康状態をしっかり見てくれる専門のスタッフがいるから、安心して過ごせるよ。」
* 「新しい友達もできるかもしれないし、毎日がもっと楽しくなるかもしれないよ。」
* 「私は仕事もあるし、子供たちもいるから、いつもそばにいるのは難しいけど、定期的に会いに行くから。」

など、具体的な言葉で説明しましょう。 必要であれば、医療ソーシャルワーカーなどの専門家の協力を得るのも有効です。

専門家への相談

介護に関する不安や悩みは、一人で抱え込まずに、専門家に相談することが大切です。

* ケアマネージャー:介護サービス計画の作成や調整を行います。
* 医療ソーシャルワーカー:医療・介護に関する相談に応じます。
* 医師:ご実父様の病状に関する相談を行います。
* 精神科医:ご実父様の精神状態に関する相談を行います。

具体的な行動計画

1. ケアマネージャーへの相談:まずはケアマネージャーに相談し、ご実父様の状態を詳しく説明しましょう。 適切な介護サービスや施設の選定についてアドバイスをもらえます。
2. 施設見学:数カ所の施設を見学し、ご実父様に合った施設を選びましょう。
3. ご実父様との話し合い:時間をかけて、丁寧に施設入居のメリットを説明しましょう。 抵抗がある場合は、専門家の協力を得ましょう。
4. 施設への入居:準備を整え、ご実父様を施設に入居させましょう。
5. 定期的な面会:定期的に施設を訪れ、ご実父様と時間を共有しましょう。

まとめ

ご実父様の介護は、大変な課題ですが、一人で抱え込まず、専門家の協力を得ながら、ご自身とご家族にとって最善の選択をしましょう。 施設入居は、ご実父様にとって、そしてあなたにとっても、より良い生活の質を確保するための手段の一つです。 焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

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