実母との同居と自立:高齢の母との距離感と将来設計

実母とは同じようなアパートで別棟・別室に住んでいますが、お隣同志のような距離です。実母はもう高齢で一人で動き回れるのもあと5・6年といったところです。ずっと実母との関係に悩んできました。姉が一人いますが、遠方に住んでいてあまり連絡はとりません。父は私が幼いころ病死をしてもういません。母はいつまでも子供を自分の思い通りにしたい人で、私は新卒で就職後家出をし、その後結婚しました。母は特に友人もいなく、一人退屈なんだと思います。だから子供たちに相手をしてほしい・・・でも世代の違いも大きく、母とは合いません。一時は姉夫婦と同居してたんですが、母の独裁ぶりで追い出されました(姉夫婦の持家)。姉はしっかり者なので、母に特に頼ることもなく、それで済んでいます。私からみれば、実家をほったらかしで・・・と思いますが、母のしたことを聞けば仕方ないかなと思います。それがかわいそうになり、今度は私の家(夫の持家)に母をひきとりました。しかし、ここでもまた始まり・・・。母を追い出せなかった私は離婚しました。もともと母につらくあたる姉に比べ、私は我慢して距離を置いたりしてきたので、将来自分の世話をさせようと私を囲うのに必死のような気がします。金銭面で頼ることができるので、いつも母にお金をちらつかせられて母の言うとおりにしては失敗し、逃げてはまた追ってきて。実母なだけに突き放す事ができません。年を越したら引っ越しをして完全に自立する決心をしました。母の体が自由が利かなくなるまで。介護はするつもりでいます。母の’気’というのでしょうか、そういう怨念みたいなものがある中で生活するのは自分が成長できないような気がするのです。引っ越しをすることを子供たちから聞いた母は、中古住宅を購入するのでそこに住まないか?との提案がありました。自分は中距離ほど離れた別の街に住むそうです。父のお墓の近くです。一見、中古とはいえ一戸建てに安い家賃で住むことが出来、母とは別居とのことで良さそうな感じがしたので考えさせてほしいと言いました。これから子供たちにもお金がかかりますし、少しでも節約できればという思いはあります。でもたいして広くもない家の中に1階部分は母の荷物を置くとのことで使用できるのは2階の部屋だけですし、結局母の家に転がり込むような形では、別居しても母から抜け出す事は出来ないような気がするのです。母が一緒にいると様々な事がうまく運びません。母からは「あんたは何でも自分の思い通りにしたいだけだ。」と言われます。その通りです。私にも悪い所はあります。でも当に私も一世帯の主として何年も自分でやってきてますし、母には娘たちが結婚した時点で自分が面倒を見てもらう番だと少し大人しくなってほしいのです。母は娘たちに面倒なんか見てもらわなくても自分でやれるという自負があるので、してもらうのを嫌います。母も女で一つで娘たちを育ててきたことはホント立派だったと思います。でも、仕事仕事、節約節約で母に遊んでもらった記憶もプレゼントをもらった記憶もありません。旅行も一度も行った事はありませんでした。そんな母なので、近所に買い物に行くにも未だに気をつかいます。また金を使うのか!と。

高齢の母との同居の難しさ:経済面と精神面

長年、実母との複雑な関係に悩んでこられたとのこと、心中お察しいたします。高齢の親との同居は、経済的な負担だけでなく、精神的なストレスも大きく、ご自身の自立を望むお気持ちは当然のことです。 母娘間の葛藤は、多くの家庭で起こりうる普遍的な問題です。特に、経済的な依存関係が絡むと、より複雑な状況になりがちです。

経済的な負担と自立の両立

母からの提案である中古住宅への同居は、一見経済的に魅力的に見えますが、本当に自立につながるのか、慎重に検討する必要があります。安い家賃で済むとはいえ、実質的には母の家に転がり込むような形になり、精神的な自立は難しいかもしれません。 生活空間の狭さ、母の生活習慣への配慮、そして何よりも母の干渉から完全に逃れることは難しいでしょう。

経済的な自立を優先するならば、現在の引っ越し計画を進めることをお勧めします。多少家賃が高くても、精神的な負担を軽減し、自分自身のペースで生活できる環境を確保することは、長期的な幸福度を高める上で重要です。将来的に母の介護が必要になった場合でも、別居していれば、介護サービスの利用や、状況に応じた適切な対応が容易になります。

精神的な自立と心の健康

実母との関係において、「母の気」と表現されているように、精神的な圧迫感を感じていることは深刻な問題です。この圧迫感は、ご自身の成長を阻害し、心の健康を損なう可能性があります。

  • 専門家の相談: 心理カウンセラーや精神科医に相談することで、ご自身の感情を整理し、母との関係性について客観的な視点を得ることができます。専門家のサポートは、より健全な関係を築くための重要な一歩となります。
  • 境界線を明確にする: 母との関係において、明確な境界線を引くことが重要です。金銭的な援助は、無償の愛情とは区別し、明確なルールを設けることが必要です。 また、母の要求すべてに応える必要はありません。自分の時間や空間を確保し、自分の意思を尊重する必要があります。
  • 自分の時間を持つ: 趣味や友人との交流など、自分の時間を持つことで、精神的なリフレッシュを図りましょう。母との関係にばかり囚われず、自分自身の生活を充実させることが重要です。

母との良好な関係構築:将来の介護を見据えて

母との関係を完全に断絶することは難しいかもしれませんが、健全な距離感を保つことは可能です。母への介護は、義務感ではなく、娘としての愛情に基づいて行うべきです。しかし、それは、自分の生活を犠牲にしてまで行う必要はありません。

介護サービスの活用

将来的な介護を見据え、介護サービスの利用を検討しましょう。在宅介護サービスや施設介護など、様々な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況や母の状況に合わせて最適なプランを選択することが大切です。

コミュニケーションの改善

母とのコミュニケーションは、非常に重要です。しかし、それは常に同意を求める必要はありません。自分の気持ちを正直に伝え、母にも理解を求める努力をしましょう。ただし、感情的な言い合いにならないよう、冷静に、そして具体的な言葉で伝えることが大切です。

  • 定期的な面会: 定期的に母と会い、近況報告や近況を聞くことで、良好な関係を維持できます。頻繁な接触は避け、自分のペースで会話をしましょう。
  • 共通の趣味を見つける: 母と共通の趣味を見つけることで、より自然なコミュニケーションを築くことができます。無理強いせず、お互いに楽しめる活動を見つけることが重要です。
  • 感謝の気持ちを伝える: 母がこれまであなたにしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の気持ちは、良好な関係を築く上で重要な要素です。

自立のための具体的なステップ

母との関係を整理し、自立するための具体的なステップを以下に示します。

1. 引っ越し準備: 年内を目標に引っ越し準備を進めましょう。新しい住まい探し、荷造り、手続きなど、計画的に進めることが重要です。
2. 経済計画: 新しい生活における経済計画を立てましょう。家賃、生活費、介護費用などを考慮し、予算を立て、節約方法を検討しましょう。
3. サポート体制: 友人や家族、専門機関など、必要なサポート体制を確保しましょう。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ることが大切です。
4. 心のケア: 心理カウンセラーなどの専門家のサポートを受けながら、心のケアを行いましょう。

まとめ:自立と介護のバランス

高齢の母との同居は、経済的な負担と精神的なストレスの両方を抱える難しい問題です。しかし、ご自身の自立を望む気持ちは、決して間違っていません。経済的な自立と精神的な自立を両立させ、将来の介護も視野に入れた計画を立て、母との良好な関係を築く努力をしましょう。専門家のアドバイスを受けながら、自分自身にとって最適な道を歩んでください。

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