実家暮らしの部屋の片付けられない悩み…その原因と解決策

部屋の片付け。私は実家暮らしで(一応、家に少しですがお金いれてます)自分の部屋があるのですが、とても散らかっています。9割が、服とマンガが散乱して、残りがゴミです。母には毎日のように片付けろと叱られていますが、自分でも散らかっているのは分かっているし何よりしつこく言われると片付けをしたくなくなります。それに、割りと居心地がよく思ってしまって、私の部屋だし誰を呼ぶわけでもないし別に散らかっててもいいじゃないか。と思ってしまいます。なぜ、自分の部屋を片付けなければいけないのですか?その部屋を使ってる本人がこれでいいのに。たまに勝手に部屋を掃除されると逆に何がどこにあったか分からなくなってイライラします。もちろん、他の家の共同スペースなどは散らかしたりしてません。あくまでも、自分の部屋だけです。長くなりましたが、ご回答よろしくお願い致します。

片付けられない理由:心理的な側面と現実的な問題

実家暮らしで自分の部屋を持ちながら、片付けられないとお悩みの方、少なくありません。質問者さんのように「居心地がいい」「誰にも呼ばないからいい」という気持ちは、散らかった部屋への心理的な依存を表している可能性があります。散らかった状態が、安心感や居場所感につながっているのかもしれません。

しかし、片付けられないことには、心理的な問題だけでなく、現実的な問題も潜んでいます。

心理的な問題

* ストレスや不安の解消:散らかった状態が、無意識のうちにストレスや不安を軽減する手段になっている可能性があります。片付けることで、現状維持の安心感が失われるという感覚かもしれません。
* 自己肯定感の低さ:片付けられない自分を責め、自己肯定感が低い状態にある可能性も考えられます。片付けは、自分自身をコントロールする行為でもあります。それができないと、自己肯定感をさらに下げてしまう悪循環に陥る可能性があります。
* 完璧主義:完璧に片付けられないと、始められないという完璧主義も原因の一つです。完璧を目指すあまり、何も手付かずの状態が続いてしまうのです。
* 親との関係性:親からの叱責が、片付けへの抵抗感を増幅させている可能性があります。強制されることで、反発心が強まり、かえって片付けられなくなってしまうのです。

現実的な問題

* 健康被害:埃やカビ、ダニなどの繁殖により、アレルギーや喘息などの健康被害のリスクが高まります。
* 火災リスク:可燃物が多い状態は、火災リスクの増加につながります。
* 精神的なストレス:散らかった部屋は、精神的なストレスを高め、集中力や睡眠の質を低下させる可能性があります。
* 家族関係への悪影響:家族に迷惑をかけ、家族関係に悪影響を与える可能性があります。

自分の部屋を片付けるべき理由:メリットと具体的な方法

自分の部屋を片付けることは、単なる掃除ではありません。生活の質を高め、心身ともに健康的な状態を維持するための重要な行為です。

片付けのメリット

* 精神的なストレス軽減:整理整頓された部屋は、心身のリラックスにつながり、精神的なストレスを軽減します。
* 集中力・生産性向上:整理された空間は、集中力や作業効率を向上させます。勉強や仕事のパフォーマンスアップにも繋がります。
* 健康状態の改善:清潔な環境は、アレルギーや感染症のリスクを軽減し、健康的な生活を送る上で重要です。
* 時間の節約:必要なものがすぐに取り出せるようになれば、朝の準備や探し物にかかる時間を節約できます。
* 家族関係の改善:部屋の片付けは、家族への配慮であり、良好な家族関係を築く上で重要な要素となります。

具体的な片付け方法:3ステップで始める

片付けが苦手な方は、一気に全てを片付けようとせず、段階的に進めていきましょう。

ステップ1:捨てる

まず、不要なものを徹底的に捨てましょう。

* 着ていない服、読まないマンガ:着ていない服や読まないマンガは、迷わず処分しましょう。古着回収ボックスやリサイクルショップなどを利用するのも良いでしょう。
* ゴミ:ゴミはすぐに捨てましょう。分別ルールを守り、適切なゴミ箱に捨てましょう。
* 壊れたもの、使わないもの:壊れたものや使っていないものは、修理するか処分しましょう。

ステップ2:整理する

次に、残ったものを整理します。

* カテゴリー分け:服、マンガ、その他など、カテゴリーごとに分けて整理しましょう。
* 収納場所を決める:それぞれのアイテムの収納場所を決め、きちんと収納しましょう。
* 収納用品を活用:収納ボックスやケースなどを活用して、整理整頓を効率的に行いましょう。

ステップ3:維持する

最後に、片付けた状態を維持するために、日々の習慣を改善しましょう。

* 毎日5分間の片付け:毎日5分間だけ片付け時間を確保することで、散らかりを防ぎます。
* 使ったものはすぐに片付ける:使ったものはすぐに元の場所に戻す習慣をつけましょう。
* 定期的な大掃除:月に一度など、定期的に大掃除を行い、徹底的に片付けましょう。

専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

* 「捨てる」ことに抵抗がないように:不要なものを捨てることに抵抗がある場合は、写真に撮って記録を残す、思い出をメモするなど、思い出をデジタル化することで、気持ちよく処分できる場合があります。
* 小さな成功体験を積み重ねる:一気に片付けようとせず、小さなことから始めて、成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、引き出し一つを片付けることから始めるなど、小さな目標を設定しましょう。
* 自分のペースで:他人のペースに合わせず、自分のペースで片付けを進めることが重要です。焦らず、ゆっくりと進めていきましょう。
* 親とのコミュニケーション:親とのコミュニケーションを改善し、片付けに対する理解を得ることも大切です。自分の気持ちを伝え、協力体制を築きましょう。

まとめ:快適な空間を手に入れるために

部屋の片付けは、単なる掃除ではありません。快適な生活を送るための第一歩です。心理的な問題や現実的な問題を理解し、適切な方法で片付けを進めることで、より快適で、心豊かな生活を実現できるでしょう。小さな一歩から始めて、少しずつ理想の部屋を手に入れていきましょう。

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