実家の空室に荷物を預ける際の注意点とカビ・臭い対策

半年間ほど実家に使わない荷物を預けます。押入れではなく、二階の日当たりのよい一部屋に置かせてもらいます。ダンボールに詰めて置いておいたら、カビたり臭くなったりしますかね?中身はタオル、新品バスタオル、かばん、ぬいぐるみ、お皿etc… 季節外の衣類は衣装ケースに入れておいておきます。換気はしてくれます。

日当たりの良い部屋でもカビや臭いのリスクはあります!

日当たりの良い部屋は、湿気がこもりにくいように思えますが、実はカビや臭いの発生リスクはゼロではありません。特に、ダンボールに詰めたままの荷物には注意が必要です。ダンボールは通気性が悪く、湿気がこもりやすい素材です。また、荷物の種類によっては、臭いの原因となるものも含まれている可能性があります。

カビや臭いを防ぐための具体的な対策

半年間、荷物を安心して預けるためには、以下の対策を講じることが重要です。

1.通気性の良い収納方法を選ぶ

ダンボールは通気性が悪いため、プラスチック製の収納ケースを使用することをおすすめします。密閉できるタイプではなく、通気口のあるものを選びましょう。衣類やタオルなどは、通気性の良い布製の収納袋に入れるのも有効です。

2.乾燥剤を使用する

収納ケースの中に乾燥剤を入れておくと、湿気を吸収し、カビや臭いの発生を防ぐ効果があります。シリカゲルなどの乾燥剤は、ホームセンターや100円ショップなどで手軽に購入できます。定期的に乾燥剤の状態をチェックし、必要に応じて交換しましょう。

3.防虫剤を使用する

衣類やぬいぐるみなど、虫がつきやすいものには防虫剤を使用しましょう。天然成分の防虫剤を使用すれば、より安心です。

4.湿気対策

* 除湿剤の使用:部屋に除湿剤を置くことで、空気中の湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。
* 定期的な換気:換気は非常に重要です。窓を開けて風通しをよくすることで、湿気を逃がし、カビや臭いの発生を抑えることができます。
* 湿度の管理:湿度計で部屋の湿度をチェックし、湿度が高い場合は除湿機を使用するなど、湿度管理を徹底しましょう。

5.荷物の状態をチェックする

預ける前に、荷物の状態をチェックし、汚れや湿気を帯びているものがあれば、クリーニングしたり、しっかり乾燥させたりしてから収納しましょう。特に、ぬいぐるみなどは湿気を吸い込みやすいので注意が必要です。

6.適切な梱包

* 通気性の良い素材を選ぶ:ダンボールを使う場合は、通気性の良い素材のダンボールを選び、さらに新聞紙などで包むことで、通気性を高めることができます。
* 防水対策:雨や湿気から荷物を守るため、防水シートなどを活用しましょう。
* 積み重ね方を工夫する:荷物を積み重ねる際は、通気性を考慮し、空気を循環させやすいように工夫しましょう。

7.定期的な点検

数ヶ月に一度は、荷物の状態をチェックし、カビや臭いの発生がないか確認しましょう。もしカビや臭いが発生していた場合は、すぐに対応することが重要です。

専門家の視点:収納のプロからのアドバイス

収納のプロである整理収納アドバイザーの視点から見ると、今回のケースでは、通気性と湿気対策が最も重要です。 日当たりの良い部屋であっても、窓がない、または換気が不十分な場合は、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなります。 そのため、通気性の良い収納ケースを使用し、乾燥剤や除湿剤を併用することで、カビや臭いを効果的に防ぐことができます。 また、荷物を預ける前に、それぞれのアイテムを丁寧に掃除し、完全に乾燥させてから収納することで、より効果を高めることができます。

まとめ:安心安全な保管で大切な荷物を守ろう

実家に荷物を預ける際には、日当たりの良い部屋であっても、カビや臭いのリスクを完全に排除することはできません。 しかし、適切な収納方法、湿気対策、定期的な点検を行うことで、そのリスクを大幅に軽減することができます。 今回ご紹介した対策を参考に、大切な荷物をカビや臭いから守り、安心して保管しましょう。

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