実家の汚部屋問題!片付けられない兄弟とどう向き合う?具体的な解決策と心構え

主婦です。 実家には父と兄が住んでます。 母は20数年前に亡くなりました。 兄は44歳で独身です。 実家は、かなり散らかり放題で汚いです。 物を捨てない、片付けない、掃除しないです。 たまに行って掃除しますが、吐きそうになります。 トイレは使えないような状態です。 一階のトイレは父が使い、二階のトイレは兄が使ってます。 ふたつとも、うまく言えませんがオシッコがカビて真っ黒になって、ベタベタな洋式便器、壁、床です。 スリッパも使ってないであろう位置にバラバラに放置され、トイレ掃除だけで2時間はかかります。 マジックリンに浸したタオルでトイレの床を拭いても拭いても汚れが取れず、タオルはトイレ床のふき取りだけで二本は捨てます。 トイレクイックルなんかじゃ100枚あってもたりません。 その汚いトイレを素足で用を足したまま家中、ベッドも入るから、シーツも布団も真っ黒です。 足や手もいつも真っ黒です。 多分、風呂に入ってないんだと思います。 廊下もベタベタ。 拭いても拭いても真っ黒です。 言っても掃除は全くしません。 兄は働いていますが、粗大ゴミみたいなものを拾ってきては自宅の中やバルコニー、屋上に放置します。 で、趣味が山野草を育てることで、玄関前にも二階の部屋中にも鉢が並べられてます。 一時、マンションを借り同棲していたのですが、別れて帰ってきました。 その時の家財道具も二階に山積みです。 バーベキューセットだけで5セットくらいあり、同じ様なものばかり、使わないものがあふれています。 6年前に勝手に少しずつ処分したけど、全く気づいてませんが、片付けろと言うと『片付ける場所がない。全部いる』といってききません。 父は無趣味で、定年したまま毎日、テレビの前に寝ています。 友人がいなく、365日、ほとんどだれとも会話しません。 掃除もしません。 2人とも宅配弁当食べてます。 週末に私が都合がつけばオカズを持って行きます。 正直言うと、腹立たしいのと、情けないのと、汚い臭い、もういい加減、気がついて自分で何とかしろという気持ちで、家には上がらずに玄関先でオカズを渡して帰ります。 玄関も入るスペースがなく、靴の上を踏まないと上がれません。 何度も片付け、掃除を繰り返してきましたが、物を捨てて空いたスペースにまた兄が物を増やすの繰り返しで、私はもうイヤです。 イヤとも言えずに冷たい視線を投げかけて帰ってきます。 兄には会いません。兄は休みはほとんど寝ています。

深刻な汚部屋問題:現状把握と課題の整理

ご実家の状況は、深刻な汚部屋状態であり、衛生面・精神面両方に大きな問題を抱えていると推察します。 トイレの汚れ、家中のベタつき、放置されたゴミ、そして兄弟の生活習慣など、多くの課題が複雑に絡み合っています。 まず、現状を整理し、具体的な課題を明確にすることが解決への第一歩です。

現状の課題

* 衛生状態の悪化:トイレ、床、布団など、家中の汚れが深刻で、健康被害の危険性も懸念されます。
* ゴミの蓄積:不要な物や粗大ゴミが大量に放置され、生活空間を圧迫しています。
* 片付け・掃除の習慣の欠如:ご兄弟ともに片付けや掃除を全く行わず、改善の意思が見られない点も大きな問題です。
* コミュニケーション不足:ご家族間のコミュニケーションが不足しており、問題解決のための対話ができていません。
* 精神的な問題:ご兄弟、特に兄の生活習慣や行動から、何らかの精神的な問題を抱えている可能性も考えられます。

解決策へのアプローチ:段階的な改善計画

汚部屋問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。段階的に、そして現実的に解決策を検討していく必要があります。

ステップ1:専門家の協力を検討する

現状の深刻さを鑑みると、専門家の協力を得ることが最善策かもしれません。

* ハウスクリーニング業者:まずは、プロのハウスクリーニング業者に依頼し、徹底的な清掃を行うことをお勧めします。特にトイレなどの衛生状態の改善は最優先事項です。業者によっては、不用品回収サービスも提供している場合があります。
* 整理収納アドバイザー:片付けや収納に困っている場合は、整理収納アドバイザーに相談してみましょう。アドバイザーは、お客様のライフスタイルやニーズに合わせた収納方法を提案し、片付けやすい環境づくりをサポートしてくれます。
* 精神科医・カウンセラー:ご兄弟の生活習慣や行動に問題がある場合は、精神科医やカウンセラーへの相談も検討しましょう。専門家の診断とアドバイスを受けることで、根本的な問題解決につながる可能性があります。

ステップ2:ご家族とのコミュニケーションを改善する

ご家族とのコミュニケーションを改善することは、問題解決に不可欠です。

* 対話の場を設ける:まずは、穏やかな雰囲気の中で、ご家族とじっくりと話し合う場を設けましょう。感情的な言葉ではなく、具体的な問題点と解決策を提示することが大切です。
* 共感と理解を示す:ご兄弟の気持ちに寄り添い、共感と理解を示すことが重要です。彼らがなぜ片付けや掃除をしないのか、その背景にある原因を探る必要があります。
* 小さな成功体験を積み重ねる:一気に全てを変えるのではなく、小さな目標を立て、一つずつクリアしていくことで、達成感を感じさせ、モチベーションを高めることが重要です。例えば、「今日は玄関だけ掃除しよう」といった小さな目標から始めましょう。

ステップ3:具体的な行動計画を立てる

具体的な行動計画を立てることで、目標達成への道筋が見えてきます。

* ゴミの分別と処分:まず、不要なゴミを分別し、処分しましょう。粗大ゴミは、自治体のルールに従って処分します。
* 物の整理:不要な物を処分し、必要な物だけを残しましょう。断捨離の考え方を参考に、本当に必要な物かどうかを判断することが大切です。
* 収納スペースの確保:収納スペースが不足している場合は、収納用品を活用したり、収納スペースを確保するための工夫をしましょう。
* 掃除の習慣化:毎日少しずつでも掃除をする習慣を身につけましょう。掃除を習慣化することで、汚部屋を予防することができます。

ステップ4:継続的な改善を心がける

汚部屋問題は、一度解決すれば終わりではありません。継続的な改善を心がけることが大切です。

* 定期的な清掃:定期的にハウスクリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。
* 家族会議:定期的に家族会議を行い、現状の確認や課題の共有を行いましょう。
* サポート体制の構築:ご兄弟をサポートする体制を構築することで、継続的な改善を支援できます。

専門家の視点:整理収納アドバイザーからのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から、いくつかのアドバイスをさせていただきます。

まず、ご兄弟の「片付ける場所がない」「全部いる」という発言は、単なる言い訳ではなく、彼らが現状をどのように捉えているかを示しています。 単に物を捨てるのではなく、彼らが本当に必要としている物とそうでない物を丁寧に選別し、収納方法を見直す必要があります。 そのためには、まず、ご兄弟とじっくり話し合い、彼らの気持ちを理解することが重要です。

また、一気に片付けようとせず、小さなことから始めて、成功体験を積み重ねることが大切です。 例えば、一つの引き出しを整理する、一つの棚を片付けるなど、小さな目標を設定し、達成することで自信をつけ、モチベーションを維持することができます。

そして、片付けやすい環境を作ることも重要です。 適切な収納用品を使用したり、使いやすい場所に物を収納することで、片付けが容易になり、継続しやすくなります。

まとめ:諦めずに、一歩ずつ進めていきましょう

実家の汚部屋問題は、複雑で大変な課題ですが、諦めずに、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。専門家の協力を得ながら、ご家族と協力し、具体的な行動計画を立て、継続的な改善を心がけることで、必ず改善が見られるはずです。 大切なのは、ご兄弟への共感と理解、そして、ご自身の心のケアも忘れずに、無理なく継続できるペースで取り組むことです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)