実家の和室のプライバシー対策!襖を重厚な引き戸にリフォームする方法

部屋のプライバシーについて。実家は和風の造りで和室が襖を隔てていくつもつながっている構造です。だんなさんを連れて帰省するときに、プライバシーが保てません。そこで襖を、重く厚いタイプの引き戸にしたら少しは防音になるのではと思い、いろいろ検索してみましたが、洋室用のものばかりでそれ専用レールを取り付けるタイプがほとんどでした。今ある襖の敷居にそのまま使えるどっしりタイプの引き戸はないものでしょうか?

実家の和室のプライバシー問題とリフォームの検討

ご実家の和室構造によるプライバシーの悩み、よく分かります。襖ではどうしても音が漏れてしまい、ご主人との帰省時にも落ち着いて過ごせないのはストレスですよね。洋室用の引き戸ばかりで、既存の襖の敷居に合うものがなかなか見つからないのも、リフォームを検討する上での大きな課題でしょう。

しかし、ご安心ください!既存の敷居を生かしたリフォームは可能です。今回は、和室のプライバシー確保のためのリフォーム方法、特に襖を重厚な引き戸に交換する方法について、具体的な手順や注意点、そして業者選びのポイントまで詳しく解説します。

既存の敷居を生かしたリフォーム:可能性と課題

まず、既存の襖の敷居を生かして重厚な引き戸を設置できるかどうかですが、これは敷居の種類や状態によって大きく左右されます。

敷居の種類と状態の確認

* 上溝(かみみぞ)式: 襖の上部に溝があり、そこに襖の戸車が入るタイプ。このタイプは、戸車を取り替えることで、比較的簡単に引き戸に交換できる可能性が高いです。
* 下溝(したみぞ)式: 襖の下部に溝があり、そこに戸車が入るタイプ。上溝式に比べて、引き戸への交換は難易度が高くなります。
* 敷居の状態: 腐食や歪みがないか、しっかりとした強度があるかを確認する必要があります。もし状態が悪い場合は、敷居の修理または交換が必要になります。

既存の敷居に合う引き戸の選定

既存の敷居を生かすためには、敷居の寸法を正確に測り、それに合った引き戸を選ぶ必要があります。 一般的なホームセンターでは洋室用のレール付き引き戸が中心ですが、建具専門店リフォーム業者に相談することで、既存の敷居に合うオーダーメイドの引き戸や、既存の敷居を流用できるタイプの引き戸を見つけることができます。

防音性能を考慮した素材選び

防音性を高めるには、引き戸の素材選びが重要です。

* 木製引き戸: 重厚感があり、防音効果も期待できます。ただし、価格はやや高めです。
* アルミ製引き戸: 軽量で、メンテナンスが容易です。防音効果は木製に劣りますが、断熱効果は高めです。
* 複合材引き戸: 木材とアルミなどの複合材を使用することで、軽量性と防音性を両立できます。

リフォーム業者への依頼:スムーズなリフォームを実現するために

既存の敷居を生かしたリフォームは、DIYでは難しい場合があります。専門業者に依頼することで、よりスムーズで安心なリフォームが可能です。

業者選びのポイント

* 実績: 和室リフォームの実績が豊富な業者を選びましょう。
* 対応力: 既存の敷居を生かしたリフォームに対応できる業者を選びましょう。
* 見積もり: 複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。
* 保証: 工事後の保証内容を確認しましょう。

業者との打ち合わせ

業者に依頼する際には、以下の点を明確に伝えましょう。

* 希望する引き戸の種類と素材
* 防音性能への期待
* 予算
* 工期

DIYに挑戦する際の注意点

もしDIYに挑戦する場合は、以下の点に注意しましょう。

* 正確な寸法測定: 引き戸の寸法を正確に測ることが重要です。
* 工具の準備: 必要な工具を揃えましょう。
* 安全第一: 作業中は安全に配慮しましょう。
* 専門家のアドバイス: 必要に応じて専門家のアドバイスを求めましょう。

その他プライバシー対策

引き戸のリフォーム以外にも、プライバシー対策として以下の方法も検討できます。

* 遮音カーテンの設置: 窓際に遮音カーテンを設置することで、外部からの音を軽減できます。
* カーペットの敷設: カーペットを敷くことで、室内の反響音を減らし、防音効果を高めることができます。
* 間仕切りパーテーションの設置: 和室に合うデザインのパーテーションを設置することで、視覚的に空間を区切ることができます。

まとめ:快適な空間を手に入れましょう

ご実家の和室のプライバシー問題、今回ご紹介した方法で解決できる可能性があります。既存の敷居を生かしたリフォームは、費用を抑えつつ、和室の雰囲気を損なわずにプライバシーを高めることができる有効な手段です。 業者に依頼するかDIYで挑戦するかは、ご自身のスキルと予算に合わせて判断しましょう。 大切なのは、ご主人と安心して過ごせる快適な空間を手に入れることです。 今回の情報が、リフォーム計画の一助となれば幸いです。

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