実家で起こった犬同士のトラブルと慰謝料請求について

私の実家で柴犬を飼っています。家の中で飼っているのですが、１つの部屋にリードでつないでおります。窓を犬の鼻が出るくらいの隙間を開けていたのですが、昨日物凄い唸り声がして母と駆けつけると近所の犬がリードもついていない状態で侵入し、ケンカしていました。慌てて犬同士を引き離し母は飼い犬を、私はその犬を外へ放り投げました。そして、どこの犬なのか突き止めるため跡をつけたら自分の家の敷地へ入っていきました。そしてすぐその家に行き事情を話、部屋の荒れた様子も見に来るよう言いついて来てもらました。その主人は「なんでリードはずれてたのか分からない」ばかりで謝りもせず、とりあえずすぐ病院に行くから後でもう1度家に行くと言いました。母は２箇所噛まれ針で縫うケガをしました。飼い犬も噛まれていたようで抗生物質の注射をしました。真っ直ぐその家に行ったら、奥様らしき人が帰ってきていてご主人は別人のように二人で謝ってきました。箱菓子を買ってきておいたようで渡されました。次の日、とりあえず昨日治療費いくらかかったのかと言われ母と動物病院の料金合わせて7030円だと言うとピッタリの額しか置いていきませんでした。このまま治療費しか払わないような慰謝料を請求した方がいいですよね？その場合いくらくらいが妥当なのでしょうか？通りすがって噛まれた訳ではなく、家に侵入してくるなんて滅多にないことなのに「交通費にでも」と少し多くお金を払うのが人としての誠意だと思うのですが…(;>_<;)

Contents

1 犬同士のトラブルと慰謝料請求：具体的な状況と法的観点
2 具体的なアドバイス：今後の対応
- 2.1 インテリアと心の癒し：落ち着ける空間づくり
3 まとめ

犬同士のトラブルと慰謝料請求：具体的な状況と法的観点

ご実家で起こった犬同士のトラブル、大変でしたね。近所の犬が侵入し、ご母堂が怪我をされた上に、飼い犬も被害を受けたという深刻な事態です。相手側の対応にも釈然としない部分があり、慰謝料請求を検討されているとのこと、ご心情お察しいたします。

まず、今回のケースを整理しましょう。相手方の犬がリードなしで侵入し、けんかになったという点、ご母堂が怪我を負ったという点、そして相手方の対応が不誠実であったという点が問題です。これらは慰謝料請求の根拠となり得ます。

慰謝料請求の根拠：民法上の不法行為

民法709条では、「故意または過失によって他人の権利または法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」と定められています。今回のケースでは、相手方の犬の管理責任の不履行（リードをつけずに放置したこと）が、ご母堂の怪我という損害につながったと主張できます。これは相手方の過失による不法行為に当たると考えられます。

慰謝料請求額の算定：治療費以外にも考慮すべき点

慰謝料請求額は、治療費7030円だけでなく、以下の点を考慮して算定する必要があります。

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治療費：既に支払われた7030円は当然請求できます。
精神的苦痛に対する慰謝料：怪我の痛み、恐怖心、不安など、精神的な苦痛に対する慰謝料も請求できます。これは、怪我の程度、治療期間、精神的な負担の大きさなどを考慮して算定されます。ご母堂の怪我の程度（縫合が必要なほどですから、軽傷とは言えません）、そして、相手方の対応の悪さなども考慮すると、数万円の請求も十分に妥当と考えられます。
通院費：通院にかかった交通費なども請求可能です。領収書などを保管しておきましょう。
休業損害：ご母堂が仕事に支障をきたした場合は、休業損害も請求できます。収入証明書などが必要になります。
ペットの治療費：飼い犬の治療費も請求できます。領収書などを保管しておきましょう。

慰謝料請求額の目安：具体的な事例と専門家の意見

慰謝料の金額は、ケースによって大きく異なります。裁判例や弁護士の意見などを参考に、適切な金額を請求する必要があります。

一般的に、犬による咬傷事故の慰謝料は、怪我の程度、精神的苦痛の程度、相手方の対応などによって数万円から数十万円に及ぶことがあります。ご母堂の怪我の程度から見て、数万円の請求は妥当と考えられます。

しかし、相手方が治療費しか支払わなかったことから、交渉が難航する可能性も考えられます。弁護士に相談し、法的措置を検討することも視野に入れておくべきでしょう。

具体的なアドバイス：今後の対応

1. **証拠の収集:** 治療費の領収書、怪我の写真、動物病院の診断書などを保管しておきましょう。相手方とのやり取り（メールやメモなど）も証拠として有効です。
2. **弁護士への相談:** 弁護士に相談することで、請求額の算定や交渉方法、法的措置の検討など、専門的なアドバイスを受けることができます。日本弁護士連合会のホームページなどで、近くの弁護士を探せます。
3. **示談交渉:** 弁護士を通じて、相手方と示談交渉を行います。相手方の過失を明確に示し、適切な慰謝料を請求しましょう。
4. **裁判提起:** 示談交渉が不調に終わった場合は、裁判を起こすことも可能です。裁判では、証拠に基づいて主張を展開する必要があります。

インテリアと心の癒し：落ち着ける空間づくり

今回の出来事を通して、ご自宅の安全性を改めて見直す機会になったのではないでしょうか。特に、ペットを飼っているご家庭では、安全対策が重要です。

インテリアの観点から、落ち着ける空間づくりを行うことで、心の癒しにも繋がります。例えば、ブラウン系の落ち着いた色合いの家具や、自然素材を取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができます。

ブラウン系のインテリア：落ち着きと安心感を与え、心身をリラックスさせる効果があります。ソファやカーテン、ラグなどにブラウン系のアイテムを取り入れてみましょう。
自然素材のインテリア：木や竹、石などの自然素材は、温もりと安らぎを与えてくれます。木製家具や、竹のカーテン、石の置物などを活用してみましょう。
間接照明：柔らかな間接照明は、リラックス効果を高めます。スタンドライトやフロアライトなどを活用し、落ち着いた雰囲気を作り出しましょう。

落ち着ける空間づくりは、ペットにとっても、飼い主にとっても、心身のリラックスに繋がります。今回の出来事を教訓に、安全で快適な生活空間を改めて設計し直す良い機会にしてください。

まとめ

今回の犬同士のトラブルは、相手方の管理責任の不履行が原因であり、慰謝料請求は正当な権利です。治療費以外にも、精神的苦痛やその他の損害を考慮して、適切な金額を請求しましょう。弁護士に相談し、適切な対応を取ることをお勧めします。そして、この経験を踏まえ、安全で安心できる住環境を整えることも大切です。