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古くなった食器棚のリメイク:取っ手の交換でインテリアを一新
実家から受け継いだ大切な食器棚。年月を経て愛着も深まる一方、現代のインテリアには少し合わなくなってきてしまった…そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は、古くなった食器棚をリメイクしたいけれど、取っ手が外せなくて困っているというご相談にお答えします。特に、ネジ穴が見当たらず、白いプラスチックキャップが付いているタイプの取っ手の外し方と、DIYによるリメイク方法について詳しく解説していきます。
取っ手の種類と外し方:まずは現状把握から
食器棚の取っ手が外れない原因は様々です。まずは、取っ手の種類と現状を把握することが重要です。
1. ネジ止め式
一般的な取っ手は、裏側にネジ穴があり、ドライバーでネジを外すことで簡単に取り外せます。もしネジ穴が見えているのに取れない場合は、ネジが固着している可能性があります。その場合は、潤滑剤(CRC5-56など)を少量吹き付けてから、ドライバーで慎重に回してみてください。無理に力を入れるとネジ山を傷める可能性があるので注意が必要です。
2. 差し込み式
ネジ穴がない場合、取っ手が本体に差し込まれている「差し込み式」の可能性があります。このタイプは、裏側の白いプラスチックキャップが、取っ手を固定しているカバーになっていることが多いです。キャップをこじ開けたり、小さなマイナスドライバーなどでこじって外す必要があるかもしれません。ただし、この作業は、取っ手や食器棚を傷つける可能性があるので、慎重な作業が必要です。
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3. 固定式
中には、取っ手が本体に完全に固定され、取り外せないタイプもあります。特に古い食器棚の場合、製造時の技術や接着剤の種類によっては、無理に外そうとすると食器棚自体を破損させてしまう可能性があります。この場合は、取っ手をそのまま活かしてペイントしたり、デコレーションしたりするなど、別の方法でリメイクを検討する必要があります。
白いプラスチックキャップの取っ手の外し方:具体的な手順
質問者様の食器棚の取っ手は、裏側に白いプラスチックキャップが付いているとのこと。このタイプの取っ手の外し方は、以下の手順で行うのが一般的です。
1. キャップの確認
まずは、プラスチックキャップがネジ式なのか、はめ込み式なのかを確認します。もしネジ式であれば、小さなドライバーで慎重に回して外します。
2. はめ込み式キャップの外し方
はめ込み式の場合は、以下の方法を試してみてください。
- 薄くて平たいヘラを使う:プラスチック製のヘラや、ギターピックのような薄いものをキャップと食器棚本体の間に差し込み、ゆっくりとこじ開けます。この時、食器棚本体を傷つけないように注意が必要です。
- マイナスドライバーを使う:ヘラがない場合は、マイナスドライバーの先端をキャップと本体の間に差し込み、慎重にこじ開けます。ドライバーの先端が鋭利なため、食器棚を傷つけないように細心の注意が必要です。必要であれば、ドライバーの先端に布などを巻いて保護しましょう。
- 吸盤を使う:小さな吸盤を使って、キャップを吸着させ、ゆっくりと剥がす方法もあります。ただし、キャップがしっかり吸着しない場合は、この方法は効果がありません。
3. キャップを外したら
キャップを外すと、ネジ穴や差し込み口が見えるはずです。ネジ穴があればドライバーでネジを外し、差し込み口があれば、取っ手を優しく引き抜いてください。
DIYによる食器棚のリメイク:取っ手交換後のアレンジ
取っ手を外したら、いよいよリメイクです。新しい取っ手に交換するだけでなく、ペイントやデコレーションなど、様々なアレンジが可能です。
1. 取っ手の交換
ホームセンターやインテリアショップには、様々なデザインの取っ手が販売されています。食器棚のサイズやデザインに合わせて、お好みの取っ手を選んで交換しましょう。取付方法は、新しい取っ手に付属の説明書に従って行います。
2. ペイント
食器棚全体をペイントすることで、印象を大きく変えることができます。落ち着いた色合いのペイントで上品な雰囲気に、ビビッドな色でポップな雰囲気にするなど、自由自在です。ペイントする際は、下地処理をしっかり行い、耐久性のある塗料を使用することが大切です。
3. デコレーション
ステンシルや転写シールなどを利用して、食器棚にオリジナルのデザインを施すことも可能です。また、取っ手部分にデコパージュを施したり、リボンやレースなどを飾り付けるのも良いでしょう。
専門家のアドバイス:アンティーク家具のリメイク
古い食器棚のリメイクは、DIY初心者には難易度が高いと感じるかもしれません。特にアンティーク家具の場合は、素材や構造を理解した上で作業を行う必要があります。不安な場合は、家具修理の専門業者に相談してみるのも良いでしょう。専門家は、適切なアドバイスや修理、リメイクの提案をしてくれます。
まとめ:安全第一で、自分らしい食器棚を
実家から受け継いだ食器棚のリメイクは、思い出を大切にしながら、現代のインテリアに合わせたアレンジができる素敵な機会です。取っ手の外し方やリメイク方法を理解し、安全に作業を進めることが大切です。焦らず、一つずつ丁寧に作業を進め、自分らしい素敵な食器棚を完成させてください。