定年後、不便な一戸建てVS駅近マンション:60代両親と30代子供3人家族の住まい選び

不便な場所の一戸建てVS駅近マンション(定年後) 現在家(一戸建て)を訳あって売りに出しています。 もう隠居生活ですので、ローンを組むことはできず売れた額と貯金で新しい物件を購入するので、 現在の家が売れるまで引っ越しはおろか、気に入った物件を押さえることもできません。 一戸建てに引っ越ししたいのは山々ですが、予算的に新築は厳しく、 中古は築20年等なかなかいい物件が見つかりません。 マンションの中古(築10年以内)でしたら駅近くで結構ありました。 (新築マンションは不動産屋が仲介できないので難しいです、専売契約済) 両親はともに60歳を超えているので、フラットなマンション生活やゴミ出しがいつでもいいこと等 マンションにもいい面はあると思っています。 ただ月々3万円ほど(管理費・修繕・駐車場)一生かかるのと、一度も住んだことがないので 隣人や上の階の音がどれぐらいなのかも全く未知の世界です。 中古マンション駅近で便利な生活を送り、月3万ほど払うのか(将来上がる可能性大) 駅から20分位かかり、隣の家と殆ど間が開いてないような感じだけど 土地が財産として残る一戸建てにこだわるか…自分の通勤は電車を使います。 それぞれ考えが違うので難しいと思いますが、皆さんが同じ状態だったらどうしますか? ちなみに60過ぎの両親と私30代の3人で住みます。 将来的に両親どちらかが他界した場合は、マンションにでも引っ越すかとは話していました。 母が免許を持っていれば多少田舎でもいいのですが免許を持っていません。 予算は3000万以下、都下ですが東京都で探しています。 よろしくお願いします。

60代両親と30代子供3人家族の住まい選び:一戸建てとマンションの比較

60代のご両親と30代のお子さん3人、3世代同居の住まい選びは、それぞれのライフスタイルや将来設計を考慮した上で、慎重な判断が必要です。 現在の一戸建て売却を前提に、予算3000万円以下、東京都下で中古マンションと中古一戸建ての選択に迷っておられるとのこと。 どちらもメリット・デメリットがあり、最適な選択はご家族の状況と優先順位によって異なります。

中古マンション(駅近)のメリット・デメリット

メリット

  • 駅近で利便性が高い:買い物や通院、お子さんの学校へのアクセスも良好です。公共交通機関を利用する通勤にも便利です。
  • 管理が容易:マンションは管理組合が建物の維持管理を行うため、修繕や清掃の手間が軽減されます。ゴミ出しも容易です。
  • セキュリティ面が充実:オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ対策が充実しているマンションも多いです。
  • 比較的新しい物件が多い:築10年以内の中古マンションであれば、比較的新しい設備が整っている可能性が高いです。
  • フラットな生活:階段の上り下りが少ないため、ご両親の体力的な負担を軽減できます。

デメリット

  • 管理費・修繕積立金・駐車場代などの費用:月3万円の費用は、将来上昇する可能性があります。生涯にわたるコストを考慮する必要があります。
  • 隣人との距離感:マンション生活は隣人との距離が近いため、騒音問題などが発生する可能性があります。事前に建物の防音性能を確認したり、管理組合の状況を把握しておくことが重要です。
  • プライバシーの確保:一戸建てに比べてプライバシーが確保しにくい可能性があります。
  • 土地の所有権がない:マンションは土地の所有権がないため、将来的に資産価値の変動リスクがあります。

中古一戸建て(駅距離20分程度)のメリット・デメリット

メリット

  • 土地の所有権がある:土地は資産価値として残ります。将来的に売却することも可能です。
  • プライバシーが確保しやすい:隣家との距離が離れている場合、プライバシーを確保しやすいです。
  • 広々とした空間:マンションに比べて、広々とした空間を確保できる可能性があります。

デメリット

  • 駅からの距離:駅からの距離が20分程度と離れているため、利便性が低い可能性があります。特に、ご両親の移動手段を考慮する必要があります。
  • 維持管理の手間:庭の手入れや修繕など、維持管理の手間がかかります。
  • 築年数の古い物件が多い:予算3000万円以下では、築年数の古い物件になる可能性が高いです。リフォーム費用も考慮する必要があります。
  • 防犯対策:マンションに比べて防犯対策が不十分な可能性があります。

専門家の視点:ファイナンシャルプランナーのアドバイス

ファイナンシャルプランナーの視点から見ると、将来のライフプランを考慮した上で、費用対効果を比較検討することが重要です。 月々の管理費・修繕積立金は、生涯にわたるコストとして計算し、将来の値上げの可能性も考慮に入れるべきです。 また、一戸建ての場合は、修繕費用や固定資産税などの費用も考慮する必要があります。 ご両親の年齢や健康状態、お子さんの状況なども踏まえ、総合的に判断することが大切です。

具体的なアドバイス

1. **物件探しを始める前に、ご家族で話し合い、優先順位を決めること。** 利便性、プライバシー、将来的な資産価値、維持管理の手間などを考慮し、それぞれの希望を明確にしましょう。
2. **複数の不動産会社に相談すること。** 複数の会社に相談することで、より多くの物件情報を得ることができます。
3. **物件見学は複数回行うこと。** 一度の見学だけでは判断できないこともあります。時間帯を変えて、周辺環境や騒音などを確認しましょう。
4. **築年数だけでなく、建物の状態をしっかり確認すること。** 築年数が古い物件でも、きちんとメンテナンスされている物件はあります。
5. **管理組合の状況を確認すること。** マンションの場合は、管理組合の状況を確認することで、今後の管理費や修繕積立金の値上げの可能性などを把握できます。
6. **リフォーム費用を考慮すること。** 中古物件を購入する場合は、リフォーム費用を考慮する必要があります。
7. **将来的なことを考慮したプランを立てること。** 両親の介護が必要になった場合、現在の住まいが適切かどうかを検討する必要があります。

まとめ

60代のご両親と30代のお子さん3人家族の住まい選びは、様々な要素を考慮する必要があります。 それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご家族にとって最適な選択をしてください。 専門家への相談も有効な手段です。 じっくり時間をかけて、後悔のない選択をしてください。

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