猫の鳴き声の対処。完全屋外猫から、完全室内飼いを実行中ですが、寝ていると顔の近くにきて、終始鳴いています。今日は２時間睡眠(泣)。辛すぎる(泣)。昨日から実行に移したので、土日があっていいのですが、先行き不安です。あの、部屋に慣れさせるには、猫と夜を一緒に寝るのは最初は辞めたほうがいいですか？。なんか私が一階に下りると、訴える私が居ないせいなのか、あまり鳴きません。部屋に戻るとまた鳴きますが。なら、私が居間とか別の部屋で寝てしまえば、慣れやすいでしょうか。昨日のように、一緒に寝て私が鳴き声に耐えていた方が、部屋に慣れやすいのかも疑問です。個体差と言われればそれまでですが、参考に教えて下さい。よろしくお願いします。
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完全室内飼いへの移行と夜鳴きの原因
完全屋外猫から完全室内飼いへの変更は、猫にとって大きな環境変化です。これまで自由に過ごしていた猫が、狭い空間で生活することになり、ストレスを感じている可能性が高いです。夜鳴きは、そのストレスや不安の表れと考えられます。 猫は夜行性であるため、夜に活動的になる傾向がありますが、飼い主さんのそばにいたいという気持ち、不安、寂しさ、そして狩猟本能の欲求不満などが夜鳴きの原因として考えられます。 さらに、今まで自由に外に出入りできた猫にとって、室内は閉鎖的で安全ではないと感じる可能性もあります。
夜鳴き対策：具体的なステップ
猫が新しい環境に慣れるには、時間と根気が必要です。焦らず、段階的に対策を進めていきましょう。
1. 安全で快適な空間の提供
猫が安心して過ごせる空間を作ることは、夜鳴き対策の第一歩です。
- 隠れ家を作る：猫は安全な場所を求めます。段ボール箱、猫用ベッド、キャットタワーなど、猫が隠れたり、くつろいだりできる隠れ家を用意しましょう。グレーの落ち着いた色のベッドやハウスは、猫がリラックスしやすいとされています。
- 快適な温度と湿度：猫が快適に過ごせるよう、室温と湿度を調整しましょう。特に冬場は暖房で乾燥しがちなので、加湿器を使用するのも効果的です。
- 清潔なトイレと水飲み場：トイレは常に清潔に保ち、猫が自由にアクセスできる場所に設置しましょう。新鮮な水を常に用意することも大切です。トイレ砂の種類も、猫の好みによって変えてみるのも良いでしょう。
- 垂直スペースの確保：猫は高い場所が好きです。キャットタワーや棚などを設置して、猫が自由に登ったり降りたりできる空間を作りましょう。視界が開けることで、安心感が増します。
2. 生活リズムの調整
猫の生活リズムを整えることで、夜鳴きを軽減できます。
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- 規則正しい食事：決まった時間に食事を与えることで、猫の体内時計を調整します。夜間の食事は控えましょう。
- 日中の活動：日中は、猫と十分に遊んで、運動不足を解消しましょう。おもちゃで遊んだり、猫じゃらしで遊んだり、猫が楽しめる工夫をしましょう。レーザーポインターなども猫の狩猟本能を刺激して、運動不足解消に役立ちます。
- 就寝前のリラックス：就寝前には、猫を優しくブラッシングしたり、撫でたりして、リラックスさせましょう。フェロモン系のスプレーなども効果的です。
3. 夜鳴きへの対応
夜鳴きが始まったら、以下の方法を試してみましょう。
- 無視する：猫が夜鳴きをしても、すぐに反応しないようにしましょう。反応することで、猫は夜鳴きが効果的なコミュニケーション方法だと学習してしまいます。ただし、完全に無視するのではなく、猫の様子を見ながら、必要に応じて声かけや撫でるなどの対応をしましょう。
- 別の部屋で寝る：質問者様のように、猫が夜鳴きする場合は、別の部屋で寝るのも一つの方法です。猫があなたのそばにいることで安心するのではなく、あなたの存在が夜鳴きの原因になっている可能性もあります。別の部屋で寝ることで、猫が一人で過ごす時間を与え、自立心を育む手助けにもなります。
- おもちゃや猫じゃらしで気を紛らす：夜鳴きが始まったら、おもちゃや猫じゃらしで猫の気を紛らわせるのも効果的です。猫が遊んでいる間は、鳴き止む可能性が高いです。
- 専門家への相談：改善が見られない場合は、獣医師や動物行動学者に相談しましょう。猫の行動や健康状態を詳しく診てもらい、適切なアドバイスを受けることが重要です。ホルモンバランスの乱れや病気の可能性も考えられます。
4. グレーインテリアの効果
グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。猫にとって、刺激の少ないグレーのインテリアは、リラックス効果を高め、夜鳴きを抑制する可能性があります。猫のベッドやハウス、カーテンなどにグレーを取り入れることで、より快適な空間を作ることができます。ソファやカーペットなどもグレー系のものを選ぶことで、統一感のある落ち着いた空間を演出できます。
まとめ
完全室内飼いへの移行は、猫にとっても飼い主さんにとっても大変な時期です。しかし、適切な対策を行うことで、猫は新しい環境に慣れていきます。焦らず、根気強く対応し、猫と信頼関係を築くことが大切です。 もし、改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。
