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安価な家具とシックハウス症候群の関係性
8000円の机からツンとした臭いが発生し、シックハウス症候群が心配とのこと、ご不安な気持ち、よく分かります。安価な家具は、製造コストを抑えるため、接着剤や塗料などに含有される揮発性有機化合物(VOC)の含有量が多い可能性があります。VOCは、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなど、人体に悪影響を及ぼす可能性のある化学物質です。これらの物質が空気中に放出され、特有の臭いを発し、シックハウス症候群の原因となる可能性があります。
シックハウス症候群とは?症状と原因
シックハウス症候群とは、住宅やオフィスなどの建物内において、建材や家具などから放出されるVOCなどの化学物質によって引き起こされる健康被害の総称です。症状は、頭痛、目や鼻の刺激、倦怠感、吐き気など多岐に渡り、人によって症状の現れ方は異なります。原因となる物質は様々ですが、特にホルムアルデヒドは強い発がん性も指摘されており、注意が必要です。
シックハウス症候群の主な症状
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- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 倦怠感
- 鼻や喉の痛み
- 皮膚のかゆみ
- 呼吸困難
- アレルギー症状
シックハウス症候群の原因となる物質
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- ホルムアルデヒド:接着剤、塗料などに含まれる。最も問題視されている物質。
- トルエン:塗料、接着剤、シンナーなどに含まれる。
- キシレン:塗料、接着剤、シンナーなどに含まれる。
- ベンゼン:塗料、接着剤、ゴムなどに含まれる。発がん性が指摘されている。
臭いがしなくなったからといって安心はできません
質問者様は、換気後臭いがしなくなったため安心されているようですが、臭いがしなくなったからといって、VOCの放出が完全に止まったとは限りません。VOCの放出は、時間とともに徐々に減少していく傾向がありますが、完全に消えるまでには数ヶ月から数年かかる場合もあります。また、臭いの強さは、VOCの濃度と個人の感受性によって異なり、臭いを感じなくても、体内にVOCが吸収されている可能性があります。
具体的な対策と今後の対応
まずは、徹底的な換気を継続しましょう。 窓を開け放ち、空気の入れ替えを頻繁に行うことが大切です。扇風機などを活用して、空気の流れを良くすることも効果的です。
空気清浄機の使用も有効です。 特に、HEPAフィルターと活性炭フィルターを備えた高性能な空気清浄機を選ぶことをお勧めします。これにより、空気中のVOCを効果的に除去することができます。
家具の表面を拭くことも検討しましょう。 乾いた布で家具の表面を拭くことで、付着しているVOCをある程度除去することができます。ただし、化学物質に敏感な方は、手袋などを着用して作業を行いましょう。
専門家の意見を聞くことも重要です。 症状が気になる場合は、医師や専門機関に相談することをお勧めします。シックハウス症候群の診断は、症状や環境調査などを総合的に判断して行われます。
最悪の場合、家具の処分も検討しましょう。 臭いが強く、健康への不安が大きい場合は、家具の処分を検討するのも一つの方法です。新しい家具を購入する際は、VOCの放出量が少ない、もしくはVOCを含まない素材の家具を選ぶようにしましょう。例えば、天然木を使用したものや、F☆☆☆☆(エフフォースター)などの低ホルムアルデヒド規格の家具を選ぶことが重要です。
専門家(インテリアコーディネーター)の視点
インテリアコーディネーターの立場からアドバイスしますと、安価な家具は、材料や製造工程においてコスト削減が優先されるため、シックハウス症候群のリスクが高くなる傾向があります。 長く使用する家具だからこそ、健康面を考慮した素材や品質のものを選ぶことが重要です。 8000円の机は、価格から考えても素材や製造工程に不安が残ります。 健康被害を避けるため、今回のケースでは、処分を検討するのも一つの選択肢と言えるでしょう。 将来的には、より高品質で安全性の高い家具を選ぶことを強くお勧めします。
まとめ:健康第一でインテリアを選びましょう
安価な家具が原因でシックハウス症候群になる可能性は否定できません。臭いがしなくなったからといって安心せず、引き続き換気や空気清浄機の使用を続け、症状が出た場合は速やかに医師に相談しましょう。 そして、今後の家具選びでは、価格だけでなく、素材や安全性にも配慮し、健康を第一に考えることが大切です。