宅配便の不在時置き配とセキュリティ対策:安心安全な住まいづくりのためのガイド

ご相談させて頂きます。長文です。先日、某宅配便が荷物を持ってきたのですが…。うちは作りが1階・2階と店舗になっていて、3階から上が住まいになっているので、1階の大元の玄関は店舗がやっている間は開けっ放しになっています。(2階の店舗に入る階段とうちの3階の住まいに上がる階段が共用のため)2階から3階に上がるところで玄関ドア(柵のようなもの)があり、鍵はかけられるようになっています。インターホンは1階にあります。ある日たまたま上の玄関の鍵を掛けずに家にいたのですが、某宅配便の人がいきなり部屋に入ってきたのです。ビックリです。普通に「荷物持ってきました」と言って置いて帰ったのですが、これって普通のことなのでしょうか?別の時にもほんの少しの時間家を開けた時に柵の内側に荷物が置いてあったこともあります。普通受け取り印を押すはずですよね。不在票が入っていた訳でもなく、荷物がポンと置かれてあったり、酷いときは鍵をかけ忘れてしまったのだと思うのですが、家に帰ったら部屋のど真ん中に荷物が置いてあったこともあります。家族に確認しても受け取っていないとのことでした。受け取り印押してないのに荷物を置いていった?誰もいない部屋に勝手に上がった?何だか知らない間に部屋に入られたと思うと怖いし、気持ちが悪いです。宅配の人はちょくちょく変わるようなので、顔見知りと言うわけでもありません。それを考えると会社自体がそれをOKとしているのか?もちろん今後は鍵を徹底するつもりです。苦情を言って改善されるでしょうか?家や名前を知られているし、荷物が届くときに顔をあわせるので気まずくなりそうで…。でも、一言会社または宅配の人に言っていいんですよね。

宅配便の不在時置き配に関する問題点と解決策

ご心配な気持ち、よく分かります。今回のような状況は、セキュリティ上の問題だけでなく、プライバシーの侵害にも繋がりかねない重大な問題です。宅配業者の対応は、残念ながら必ずしも統一されておらず、個々の配達員や会社の規定によって異なるのが現状です。しかし、お客様の同意なく、勝手に室内に荷物を入れる行為は、原則として許されるものではありません。

1. 置き配のルールと宅配業者への連絡

まず、宅配業者に連絡を取り、不在時の置き配に関するルールを確認することが重要です。多くの宅配業者は、事前に顧客の同意を得た上で、玄関先など指定された場所に荷物を置く「置き配」サービスを提供しています。しかし、今回のケースのように、同意なく室内に荷物を持ち込まれた場合は、明確な違反となります。

具体的な対応としては、以下の手順を踏んでみましょう。

  • 宅配会社への連絡: 配達した宅配会社に電話し、状況を説明します。具体的な日時、配達員の氏名(分かる範囲で)、荷物の内容などを伝え、同意のない室内への侵入について苦情を申し立てましょう。記録として、通話内容をメモしておくと良いでしょう。
  • 苦情の記録:苦情の内容、日時、担当者の氏名などを記録しておきましょう。もし、今後の対応に不満があった場合、証拠として役立ちます。
  • 再発防止策の確認: 宅配会社に、再発防止策について確認しましょう。例えば、不在時の置き配場所の再確認、配達員への教育強化などです。

2. セキュリティ対策の強化

今回の経験を踏まえ、自宅のセキュリティ対策を強化することが重要です。

  • 玄関ドアの鍵の強化: 3階への玄関ドアに鍵をかけることはもちろんですが、防犯性の高い鍵に交換することを検討しましょう。ピッキングされにくいディンプルキーや、電子錠なども有効です。
  • 防犯カメラの設置:玄関先や、3階への階段付近に防犯カメラを設置することで、不審な人物の侵入を早期に発見し、抑止効果も期待できます。録画機能付きのカメラを選ぶと、証拠として記録を残すことも可能です。
  • インターホンと連動したセキュリティシステム:インターホンと連動したセキュリティシステムを導入することで、不在時でも来訪者を遠隔で確認し、対応できます。不審な人物を事前に察知し、対応できます。
  • 置き配サービスの利用:置き配サービスを利用する場合は、必ず事前に宅配業者と置き場所について確認し、安全な場所に指定しましょう。また、荷物を受け取るまで、定期的に確認することを心がけましょう。不在時の置き配は、必ずしも安全とは言えないことを理解しておきましょう。
  • 近隣住民との連携:近隣住民と良好な関係を築き、お互いに見守り合う体制を作ることも有効です。不審な人物を見かけたら、すぐに連絡を取り合えるようにしておきましょう。

3. 専門家への相談

不安な場合は、警察や防犯専門家などに相談することをお勧めします。警察には、今回の出来事を相談し、今後の対応についてアドバイスを受けることができます。防犯専門家からは、より具体的なセキュリティ対策の提案を受けることが可能です。

インテリアとセキュリティの両立

セキュリティ対策を強化する際、インテリアとの調和も大切です。防犯カメラやインターホンなどは、デザイン性の高いものを選べば、インテリアを損なうことなく設置できます。例えば、ブラウン系の落ち着いた色の防犯カメラや、シンプルなデザインのインターホンを選ぶことで、お部屋の雰囲気を壊さずにセキュリティ対策を強化できます。

ブラウンインテリアとセキュリティの融合

ブラウンは、落ち着いた雰囲気と高級感を演出するカラーです。ブラウン系の家具や小物を取り入れることで、安全で安心できる空間を演出できます。防犯カメラやインターホンも、ブラウン系のものを選ぶことで、インテリアに自然に溶け込ませることが可能です。例えば、木目調の防犯カメラや、マットなブラウンのインターホンを選ぶことで、より自然な仕上がりになります。

具体的な例

* 玄関ドア: ダークブラウンの重厚感のあるドアに交換することで、防犯性を高めつつ、高級感あふれる玄関を演出できます。
* 壁面: ブラウン系の壁紙や塗装で、落ち着いた雰囲気を作り出し、防犯カメラの存在感を和らげることができます。
* 家具: ブラウン系の家具は、落ち着いた雰囲気を作り出し、安心感を高めます。ソファやチェストなどの大型家具は、防犯対策にも役立ちます。

まとめ

宅配便の不在時置き配に関する問題は、個人宅だけでなく、店舗併設住宅など、特殊な構造の住宅ではさらに複雑になります。今回のケースでは、宅配業者の対応に問題があった可能性が高いですが、ご自身でもセキュリティ対策を強化することで、安心安全な住まいを実現できます。今回ご紹介した対策を参考に、ご自身の状況に合った対策を検討し、安心して暮らせる住まいづくりを目指しましょう。

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