孫の油性ボールペン落書き!ビニールクロス壁の汚れを落とす方法

私の孫が、部屋の白い壁に黒の油性ボールペンで派手に落書きやっちゃいました。壁はビニールクロスなんですけれど、なかなかきれいに落ちません。きれいに落ちる方法わかりませんか。

油性ボールペンの落書き、ビニールクロス壁の汚れ落とし

小さなお子さんや孫がいる家庭では、いつ起こるか分からない油性ボールペンの落書きは、大きなストレスですよね。特に、白い壁に黒の油性ボールペンで落書きされた場合、その汚れが目立ちやすく、除去に苦労するケースが多いです。ビニールクロスは比較的お手入れがしやすい素材ですが、油性ボールペンのインクは、繊維の奥深くまで浸透するため、簡単には落ちません。この記事では、ビニールクロスに付着した油性ボールペンのインクを落とすための効果的な方法を、具体的な手順と共にご紹介します。

油性ボールペン汚れを落とす前に確認すること

まず、汚れを落とす前に確認しておきたい点がいくつかあります。

  • インクの種類の確認:油性ボールペン以外にも、水性ボールペンやサインペンなど、様々な筆記具があります。インクの種類によって適切な対処法が異なります。油性ボールペンと確信できない場合は、少量のインクをティッシュで拭き取り、インクがにじまないか確認してみましょう。
  • 壁材の確認:ビニールクロスと判断していても、種類によっては特殊なコーティングがされている場合があります。メーカーや種類によっては、研磨剤の使用ができない場合もありますので、事前に確認が必要です。クロスを傷つけないよう、目立たない場所でテストしてから作業を始めましょう。
  • 汚れの広がり具合:落書きの面積やインクの浸透具合を確認します。小さな汚れであれば、比較的簡単に落とせる可能性が高いですが、広範囲にわたる汚れの場合は、プロの業者に依頼する方が良いかもしれません。

油性ボールペン汚れ落としステップバイステップ

では、具体的な汚れ落とし方法を見ていきましょう。

ステップ1:準備

必要なものを準備します。

  • 歯ブラシ(古くなったもの):インクをこすり落とすのに使用します。柔らかい毛の歯ブラシを選びましょう。
  • メラミンスポンジ:研磨力が高いので、頑固な汚れに効果的です。ただし、強くこすりすぎると壁を傷つける可能性があるので、優しく丁寧に使いましょう。使用前に目立たない場所でテストすることをおすすめします。
  • 中性洗剤:油汚れを落とすのに役立ちます。食器用洗剤などが適しています。
  • ぬるま湯:洗剤を溶かすのに使用します。
  • マイクロファイバークロス:汚れを拭き取るのに使用します。吸水性が高く、キズをつけにくい素材を選びましょう。
  • ヘラ(プラスチック製):インクがこびりついている場合、インクを剥がすのに役立ちます。ただし、壁を傷つける可能性があるので、慎重に使用しましょう。
  • セロハンテープ:インクが表面に付着している場合は、セロハンテープでインクを剥がすことができます。粘着力の弱いテープを使用しましょう。

ステップ2:セロハンテープで初期除去

まずは、セロハンテープを使って、表面に付着しているインクを剥がしてみましょう。粘着力の弱いテープを使用し、インクにテープを貼り付け、ゆっくりと剥がします。この方法で、表面のインクが比較的簡単に除去できる場合があります。

ステップ3:中性洗剤と歯ブラシでこすり洗い

セロハンテープで除去できない場合は、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて、歯ブラシで優しくこすり洗いします。力任せにこすりすぎると、壁を傷つける可能性があるので注意しましょう。こすり洗い後、マイクロファイバークロスで丁寧に拭き取ります。

ステップ4:メラミンスポンジを使用(慎重に!)

それでも汚れが残る場合は、メラミンスポンジを使用してみましょう。メラミンスポンジは研磨力が高いので、効果的ですが、壁を傷つける可能性があるため、非常に優しく、小さな範囲で試してから使用しましょう。水で濡らして軽く絞り、円を描くように優しくこすり洗いします。こすりすぎると、ビニールクロスが剥がれる可能性があるので注意が必要です。

ステップ5:プロの業者に依頼

上記の方法を試しても汚れが落ちない場合は、プロのクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。プロは、適切な洗剤や道具を使用し、壁を傷つけることなく汚れを落とすことができます。

汚れ防止策:予防が大切

油性ボールペンの落書きを防ぐためには、予防策が重要です。

  • 落書き防止シートの活用:壁に落書き防止シートを貼ることで、壁への直接的な落書きを防ぐことができます。透明なシートもありますので、インテリアを損なわずに保護できます。
  • クレヨンや水性ペンで描けるスペースを作る:子供たちが自由に絵を描けるスペースを確保することで、壁への落書きを防ぐことができます。ホワイトボードや黒板などを設置するのも良いでしょう。
  • 子供の目線の高さに注意:子供の目線の高さにある壁は、落書きの被害を受けやすいです。この高さに、落書き防止シートを貼ったり、絵を描けるスペースを設けたりするのも有効です。
  • 定期的な清掃:定期的に壁を清掃することで、汚れが蓄積するのを防ぐことができます。軽い汚れであれば、すぐに落とすことができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、ビニールクロスの汚れ落としについて意見を伺いました。

「ビニールクロスは比較的お手入れしやすい素材ですが、油性ボールペンのインクは、繊維の奥深くまで浸透するため、完全に落とすのは難しい場合があります。無理にこすりすぎると、クロスを傷めてしまう可能性があるので、注意が必要です。もし、広範囲にわたる汚れや、自分で落とせない汚れの場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼する際は、使用する洗剤や方法について事前に確認し、安心して作業を任せられる業者を選びましょう。」

まとめ

今回は、ビニールクロスに付着した油性ボールペンのインクの落とし方について解説しました。様々な方法を試すことができますが、壁を傷つけないよう、優しく丁寧に作業することが大切です。それでも落ちない場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。そして、何よりも大切なのは、落書きの予防です。子供たちが自由に創造性を発揮できる環境を作り、壁への落書きを防ぎましょう。

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