子猫の保護とノミ駆除:完全室内飼育のための事前準備と対策

ネコノミ駆除について。友人からの紹介で三ヶ月の子猫を一匹引き取る事になりました。様子を見に行くと、野良猫が5匹くらいの子猫を会社の裏で出産してしまい、地域の方から餌を貰って外で生活しているという状況でした。触ってみたりしたのですが、外で飼育されているにしては耳や目もとても綺麗で毛並みも良く、すくすくと育っているようです。私は飼うなら完全室内飼いにすると決めているのですが、気になるのがネコノミです。見て触ったかんじでは素人の私にはノミの気配は感じませんでしたが、生まれてから三ヶ月も外にいるのですからきっとノミは寄生していますよね。子猫を引き取った帰りにそのまま獣医さんに連れていく予定ですが、専用の薬をつけてもらっても24時間ほどかかる事、付けたらノミが逃げていくのが肉眼でわかるなどの情報はネットで調べましたが、逃げたノミはそこら辺に散るのでしょうか?薬を付けてから効くまでに家に連れて帰ったら家中にノミが繁殖してしまうのでは?と心配でなりません。保護する猫の為の大きなケージを用意したのですが、そこから部屋にノミが繁殖するのでは、、と不安になってしまいます。よく里親募集の記事などで「ノミ駆除済」という言葉をみかけますが、そんなにあっさり終了してしまうものなのでしょうか、、昔ペットショップから猫を買って飼った事はあるのですが、今回は野良猫を保護するという形になるので、ノミについては未経験です。ネットでの画像や情報などではノミが大発生してしまってからどうするか等の事後情報ばかりで、そうさせないために、保護する際どうすべきとの情報がなかなかみつかりません。是非、経験者様の体験をお聞かせいただきたいです。

子猫の保護とノミ駆除:徹底ガイド

3ヶ月の子猫を保護される、素晴らしいご決断ですね!完全室内飼育を予定されているとのこと、安心です。野良猫出身の子猫はノミの寄生リスクが高いですが、適切な対策で安心して暮らせる環境を整えられます。心配な気持ちはよく分かりますので、具体的な手順と対策を詳しくご説明します。

1. 獣医への事前相談と準備

子猫を保護する前に、最寄りの動物病院に電話で相談することを強くお勧めします。

* 予約:子猫の引き渡し後、すぐに診察を受けられるよう予約を入れておきましょう。
* 駆除薬:子猫の年齢や体重に適したノミ駆除薬について相談し、事前に準備しておくとスムーズです。
* 相談内容:ノミ駆除薬の効果時間、ノミの拡散防止策、室内での駆除方法など、不安な点を全て相談しましょう。

2. 子猫の保護と持ち帰り

子猫を保護する際、以下の点に注意しましょう。

* ケージの準備:通気性の良い、清潔なケージを用意します。底には新聞紙を敷き、汚れたら交換しやすいようにしましょう。
* 直接触れない:子猫を直接抱きかかえる前に、手袋を着用することを検討しましょう。
* 持ち運び:ケージに入れて、直接肌に触れないように持ち帰ります。車内は冷房を効かせ、子猫が快適な状態を保ちましょう。

3. 獣医によるノミ駆除

獣医さんに子猫を連れて行き、ノミ駆除薬を処方してもらいましょう。

* 薬の種類:スポットタイプの薬剤が一般的です。獣医の指示に従って使用しましょう。
* 効果時間:薬剤の効果が現れるまでには数時間から24時間程度かかります。この間は、子猫をケージから出さないようにしましょう。
* ノミの行動:薬剤を塗布すると、ノミは刺激を受けて動き回ります。これはノミが死滅する過程の一部であり、必ずしも薬剤が効いていないわけではありません。

4. 室内でのノミ対策

獣医での駆除後、家への持ち帰り方と室内のノミ対策が重要です。

* ケージの設置場所:ケージは、掃除がしやすい場所を選びましょう。
* 掃除機:薬剤の効果が現れる前に、家の中全体を念入りに掃除機で掃除します。特に、カーペットやソファ、ベッドの下などは徹底的に掃除しましょう。
* 洗濯:子猫が触れる可能性のある布製品(寝具、タオルなど)は、高温で洗濯しましょう。
* ノミ取り櫛:子猫の毛並みを丁寧にブラッシングし、ノミ取り櫛でノミを取り除きましょう。
* 殺虫剤:必要に応じて、動物用のノミ・ダニ駆除スプレーを使用しましょう。ただし、子猫が直接触れないように注意し、必ず換気を十分に行いましょう。

5. 継続的なノミ対策

ノミ駆除は一度で終わるものではありません。継続的な対策が必要です。

* 定期的な駆除:獣医の指示に従って、定期的にノミ駆除薬を使用しましょう。
* 環境整備:定期的に掃除機をかけ、洗濯を行い、清潔な環境を保ちましょう。
* 予防:ノミ予防薬を使用することも検討しましょう。

6. 「ノミ駆除済」の意味

里親募集サイトで「ノミ駆除済」とあるのは、上記のような手順でノミ駆除が完了していることを意味します。しかし、完全にノミがいないという保証はありません。継続的な対策が重要です。

7. 専門家のアドバイス

動物病院の獣医師はノミ駆除のプロフェッショナルです。不安な点があれば、いつでも相談しましょう。

8. まとめ

野良猫出身の子猫の保護は、責任と愛情が求められます。ノミ対策は、子猫とご自身の健康を守る上で非常に重要です。この記事でご紹介した対策を参考に、安心して子猫との生活を始めてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)