子猫と多頭飼育:犬2匹との共存と費用について

子猫を飼うとして、我が家の環境はどうでしょうか? 室内犬が2匹(パピヨン 雌と雄が1匹ずつ)がいます。(性格が真逆なので仲良くはありません) 雄が我が家に来たばかりで、かなり五月蝿く、よく吠えています。 雌の方は2歳ほどになり、大人しく、よく寝てます。 関係ないと思いますが、2匹とも避妊去勢済みです。 2匹とも、昼間は1階にいます(階段は上がれません)。 雄はゲージの中、雌は1階をうろうろしています。 子猫を飼うとしたら私の部屋(2階)になります。 デスクトップパソコンなどがありますが、転倒の心配は無いと思います。 夜は犬2匹とも2階に上げて家族と一緒に寝ています。 基本、私の部屋には犬は来ません。 私は今まで猫は飼ったことがありません。(私が小さい頃に飼っていたそうですがかなり昔の話です) 私は昼間は仕事で家にいませんが、家族の誰かはいます。 出張などはありません。稀に数日空ける事があるかもしれませんが基本います。 以上が今の家の環境ですが、子猫を飼う環境としてどうですか? 子猫はまだ検討段階なので決めてはいませんが、恐らく里親募集の子です。 また、子猫を飼うとして1ヶ月に食費等、どれくらいの費用が必要でしょうか?(生後2、3ヶ月)

現在の環境と子猫飼育の適合性

ご自宅にはパピヨン2匹と、新たに迎え入れる予定の子猫という、多頭飼育の環境となります。犬と猫の多頭飼育は、それぞれの性格や相性、適切な管理によって成功も失敗も大きく左右されます。現状を分析し、子猫を迎える準備について検討しましょう。

犬との関係性と空間の確保

現在、犬2匹は昼間は1階、夜は2階で生活しており、子猫は2階のお部屋で生活するとのことです。犬が階段を上がれない点は、子猫と犬の物理的な隔離に繋がり、安全面ではプラスに働きます。しかし、犬、特に雄犬の吠え声や活発な行動は、子猫にとってストレスとなる可能性があります。子猫の部屋は、犬から完全に隔離できるよう、ドアを閉められる構造であるか、ベビーゲートなどで物理的に仕切ることを検討しましょう。

猫との初めての飼育

過去に猫を飼われた経験がないとのことですが、猫の習性や必要なケアについて事前に学習しておくことが重要です。猫は犬と異なり、独立心が強く、自分のペースを尊重することが大切です。猫の行動やコミュニケーションを理解し、適切な対応をすることで、より円滑な関係を築くことができます。書籍やインターネットなどを活用して、猫の飼育に関する知識を蓄えましょう。

家族の協力体制

昼間はご不在とのことですが、家族の方がいるとのことなので安心です。しかし、家族全員が猫の世話に協力できる体制になっているか確認しましょう。猫のトイレ掃除、餌やり、遊び相手など、日々の世話は継続的に行う必要があります。家族全員で役割分担を決め、責任感を持って飼育に取り組むことが大切です。

子猫を迎える準備

子猫を迎えるにあたり、以下の準備が必要です。

1. 環境整備

* 安全な空間の確保:子猫が自由に動き回れる安全な空間を確保しましょう。高い場所、隠れる場所、爪とぎなどを用意すると安心します。
* トイレトレーニング:猫トイレを複数設置し、清潔に保つことが重要です。砂の種類も子猫の好みに合わせて調整する必要があります。
* 食事と給水:子猫用のフードと新鮮な水を常に用意しましょう。フードボウルは複数用意し、犬が食べられない場所に設置します。
* 遊び道具:猫じゃらしやボールなど、子猫が楽しめるおもちゃを用意しましょう。
* 寝床:猫ベッドやハンモックなどを用意し、落ち着ける場所を提供しましょう。

2. 健康管理

* ワクチン接種:子猫を獣医に連れて行き、ワクチン接種を受けさせましょう。
* 健康診断:定期的に健康診断を受けさせ、病気の早期発見に努めましょう。
* 寄生虫予防:ノミやダニなどの寄生虫予防薬を使用しましょう。

3. 費用

生後2~3ヶ月の子猫の場合、1ヶ月あたりの費用は下記の通りです。

* フード:2,000円~3,000円
* トイレ用品:1,000円~2,000円
* その他消耗品(おもちゃ、爪とぎなど):1,000円~2,000円
* 医療費(ワクチン、健康診断など):5,000円~10,000円(初回のみ高額)

合計で、1ヶ月あたり5,000円~17,000円程度かかると予想されます。これはあくまで目安であり、子猫の健康状態や生活スタイルによって費用は変動します。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、犬と猫の多頭飼育においては、ゆっくりとした時間をかけて、お互いの存在に慣れさせることが重要です。いきなり顔を合わせさせるのではなく、最初は匂いを嗅がせたり、離れた場所から様子を見させたりするなど、段階的に接触機会を増やしていくことが大切です。また、それぞれの動物に十分な空間と資源を提供することも重要です。餌や水、トイレ、寝床などを十分に確保し、ストレスを軽減することが、共存の成功に繋がります。

まとめ

ご自宅の環境は、子猫にとって必ずしも完璧ではありませんが、工夫次第で十分に快適な生活空間を作れる可能性があります。犬との接触を最小限に抑え、子猫にとって安全で落ち着ける空間を確保することが重要です。また、猫の飼育に関する知識を事前に学び、家族全員で責任を持って飼育に取り組むことで、子猫と犬、そして家族が幸せに暮らせる環境を築けるでしょう。里親募集の子猫を迎える際には、保護団体とよく相談し、子猫の性格や健康状態などを確認してから迎え入れることをお勧めします。

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