子犬のゲージへの移動と離乳時期、そして気になる子犬同士の行動について

来月の14日にちょうど2ヶ月になる仔犬が3匹います!今はダンボールで寝たりしてるんですけど、ゲージに移動させてもいいものなのでしょうか??ご飯を食べる前後ではダンボールから出して部屋で遊ばせてるんですけど。母犬は育児放棄していたのですが、今は多少慣れてきたみたいで噛みついたりはないので、同じ部屋で離し飼いにしようかなって思ってます!ゲージは別に用意します。まだ早いでしょうか?トイレの方はまだまだなので離し飼いにすると心配はあるのですが…補足もう1つ聞きたいです…仔犬たちは生まれて母犬の乳は2日間は飲めたのですが、無理矢理飲ませていたため母犬はなんらかの原因で育児放棄してしまって、仔犬たちはそれ以来お腹がすくとお互いの股間?を吸うようになってしまって、未だに吸ってるのですが、どうしたらいいのでしょうか?

2ヶ月の子犬とゲージ、そして離し飼いについて

2ヶ月の子犬3匹の飼育、大変ですね!ダンボールからゲージへの移動、離し飼いについて、段階的に解説します。

ゲージへの移動は可能ですが、段階的に慣れさせましょう

2ヶ月の子犬は、社会化の重要な時期です。いきなりゲージに入れるのではなく、段階的に慣れさせることが大切です。

  • まずはゲージに良いイメージを植え付ける:ゲージの中に、子犬が大好きなおもちゃや、ぬいぐるみ、そして快適なベッドを入れてみましょう。おやつを与えたり、優しく撫でてあげたりすることで、ゲージを安全で安心できる場所だと認識させます。最初はゲージの扉を開けた状態で、子犬が自由に出し入れできるようにします。
  • 徐々に時間を延ばす:子犬がゲージの中でおとなしく過ごせるようになったら、徐々に扉を閉める時間を延ばしていきます。最初は数分間だけにして、徐々に時間を長くしていきましょう。決して無理強いせず、子犬のペースに合わせて進めることが重要です。
  • 夜間はゲージで寝かせる:夜間は、ゲージの中で寝かせるようにしましょう。子犬は夜泣きをすることもありますが、ゲージの中で寝ることで、落ち着いて眠ることができるようになります。ただし、ゲージの中で長時間過ごすことのないように、昼間は十分に遊ばせてあげましょう。
  • ゲージの種類を選ぶ:子犬の数や大きさに合わせた適切なサイズのゲージを選びましょう。広すぎると落ち着かず、狭すぎるとストレスになります。通気性も良く、掃除しやすいものを選びましょう。サークルタイプのゲージもおすすめです。

離し飼いについて:トイレトレーニングの状況を考慮

母犬が育児放棄していたとはいえ、2ヶ月の子犬はまだトイレトレーニングが完了していない可能性が高いです。離し飼いをする場合、トイレの失敗が増える可能性があります。

  • トイレトレーニングを徹底する:離し飼いをする前に、トイレトレーニングを徹底しましょう。決まった場所にトイレシートを置き、子犬がトイレシートで排泄したら褒めてあげましょう。失敗したら、叱らずに、すぐにトイレシートに連れて行きましょう。トイレトレーニングには根気と時間が必要です。
  • 様子を見ながら徐々に離し飼い:最初は、ゲージとゲージの間隔を狭くし、お互いの様子を見ながら徐々に距離を広げていきましょう。完全に分離する前に、数時間だけ離し、様子を見ることをお勧めします。子犬の様子をよく観察し、ストレスを感じているようなら、すぐに元の状態に戻しましょう。
  • 安全な環境を作る:離し飼いをする際には、子犬が安全に過ごせるように、環境を整える必要があります。噛み砕いたり、飲み込んだりする危険のあるものは、子犬の手の届かない場所に片付けましょう。また、子犬が逃げ出したり、怪我をしたりしないように、ゲージやサークルをしっかり固定しましょう。

子犬同士の股間を吸う行動について

子犬がお互いの股間を吸う行動は、母犬の乳を飲めなかったことによる、哺乳行動の残留と考えられます。これは、安心感や満足感を得るための行動です。

専門家への相談も検討しましょう

この行動が過剰な場合、ストレスや不安のサインである可能性もあります。獣医さんや動物行動学者に相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

具体的な対処法

  • 十分な愛情とスキンシップ:子犬たちに、十分な愛情とスキンシップを与えましょう。抱っこしたり、撫でたり、一緒に遊んだりすることで、安心感を与えられます。子犬たちが落ち着いて過ごせる環境を作ることも大切です。
  • 代替行動の提供:子犬たちが吸う行動を代替できるようなおもちゃや、ぬいぐるみなどを与えてみましょう。子犬が満足できるような、安全で快適な遊び場を提供しましょう。
  • 食事の回数と量:お腹が空いていることが原因の可能性もあります。適切な食事の回数と量を与え、常に新鮮な水が飲めるようにしましょう。フードの種類も、消化の良いものを選ぶと良いでしょう。
  • 環境のエンリッチメント:子犬たちが飽きないように、環境を豊かにしましょう。おもちゃや、遊び道具を定期的に変えたり、新しい場所へ連れて行ったりすることで、刺激を与え、ストレスを軽減できます。

インテリアへの配慮

子犬を迎え入れるにあたり、インテリアにも配慮が必要です。

  • 安全な素材:子犬が噛んだり、舐めたりしても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。天然素材の家具や、無毒の塗料を使用している家具がおすすめです。また、小さな部品や、危険なものは、子犬の手の届かない場所に片付けておきましょう。
  • 滑りにくい床材:子犬が滑って怪我をしないように、滑りにくい床材を選びましょう。カーペットやマットなどを敷くのも良いでしょう。特に、フローリングなどの滑りやすい床材の場合は、滑り止めマットなどを敷くことをお勧めします。
  • 落ち着いた色合いの空間:子犬は、落ち着いた色合いの空間でリラックスできます。ベージュやアイボリーなどの、穏やかな色合いのインテリアを選ぶと良いでしょう。刺激の強い色や、派手な柄のインテリアは避けましょう。

上記のアドバイスを参考に、子犬たちが安全で快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

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