子供部屋2部屋へのエアコン増設工事費用:壁への電源工事込みでいくら?

子供部屋を二つに仕切ることになりエアコンの増設が必要になりました。エアコン電源は壁にありません。100V用で十分です。 エアコンを設置するための下地工事(ボードの上にベニヤを貼り、クロスをその上に貼る) 段差が無いように仕上げる、という条件で工事代はどれくらいかかりますか? 大体でいいです。

子供部屋2部屋へのエアコン増設工事:費用内訳と目安

子供部屋を仕切って2部屋にし、それぞれにエアコンを増設するとなると、エアコン本体の購入費用に加え、電源工事、下地工事、クロス工事など、複数の費用がかかります。特に、壁にエアコン電源がない場合、電気工事が必要となるため、費用は高くなる傾向があります。今回は、100Vエアコンの増設を前提に、下地工事込みの費用について詳しく見ていきましょう。

1. 電気工事費用

エアコン設置には、専用のコンセントが必要です。既存のコンセントから延長する、もしくは新たにコンセントを増設する必要があります。費用は、工事の難易度や距離、使用する材料によって大きく変動します。

* 既存コンセントからの延長:比較的簡単な工事で、5,000円~15,000円程度が目安です。距離が長くなればなるほど費用は高くなります。
* 新規コンセント増設:壁に穴を開けて配線を通す必要があるため、既存コンセントからの延長よりも費用が高くなります。15,000円~30,000円程度を見込んでおきましょう。ブレーカー増設が必要な場合は更に高額になります。

専門家のアドバイス:電気工事は資格が必要なため、必ず電気工事士に依頼しましょう。安価な業者に依頼すると、後々トラブルになる可能性があります。信頼できる業者を選ぶことが重要です。

2. 下地工事費用

エアコンを設置する壁に下地を作る工事です。ボードの上にベニヤを貼り、クロスを貼ることで、エアコンの重量を支え、壁の強度を高めます。

* ベニヤ張り:壁の面積によって費用は変動しますが、1㎡あたり1,000円~3,000円程度が相場です。
* クロス張り:ベニヤを貼った後にクロスを貼る工事です。こちらも面積によって費用が変動しますが、1㎡あたり1,000円~2,000円程度が目安です。

重要なポイント:段差がないように仕上げるためには、丁寧な作業が必要です。そのため、経験豊富な業者に依頼することが重要です。

3. エアコン本体費用

エアコン本体の費用は、機種や性能によって大きく異なります。省エネ性能の高い機種は高価ですが、ランニングコストを抑えることができます。

* 目安:6畳用で5万円~15万円、8畳用で7万円~20万円程度。

4. その他費用

* 材料費:ベニヤ、クロス、コンセント、配線などの材料費がかかります。
* 処分費用:古い材料の処分費用がかかる場合があります。
* 出張費:業者によっては出張費がかかる場合があります。

5. 全体費用:見積もりを取る重要性

上記を総合的に考えると、1部屋あたりの工事費用は、エアコン本体費用を含めると10万円~25万円程度が目安となります。しかし、これはあくまでも目安です。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。

具体的な見積もり依頼方法:

* 複数の業者に連絡を取り、現場調査を依頼する。
* 工事内容(エアコンの種類、設置場所、下地工事の内容など)を明確に伝える。
* 見積書の内容を比較検討する。
* 契約前に、工事内容、費用、保証内容などをしっかり確認する。

費用を抑えるための工夫

工事費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 複数の業者に見積もりを依頼する:相見積もりを取ることで、費用を抑えることができます。
  • 工事時期を検討する:繁忙期を避けることで、費用を抑えることができます。
  • エアコンの機種を選ぶ:高機能なエアコンは高価ですが、省エネ性能が高いので、ランニングコストを抑えることができます。長期的なコストパフォーマンスを考慮しましょう。
  • DIYに挑戦する:下地工事の一部をDIYで行うことで、費用を抑えることができます。ただし、電気工事は専門知識が必要なため、絶対に自分で行わないようにしましょう。

まとめ

子供部屋2部屋へのエアコン増設工事は、電気工事、下地工事、クロス工事など、複数の工程が必要となるため、費用は高額になります。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが不可欠です。費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼したり、工事時期を検討したり、エアコンの機種を検討したりするなど、様々な工夫が必要です。

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