子供部屋誕生!黒基調インテリアからの脱却:1LDKのお部屋を明るく彩る色の選び方

お部屋の色合い等について悩んでいます。現在1LDKに住んでおりカーテンもベッドも机もラック等も全てのものを黒で揃えていましたが、子供が生まれることもあり家具やインテリアを買い替えようと思っています。そこで質問なのですが ①寝室のベッド黒系にしたいのですがそれに合う床の色は何でしょうか? ②リビングのラグ、カーテンを何色にしたら圧迫感なく綺麗に見えるでしょうか ③インテリアを選ぶ時に1番に見るところはどこですか?

黒を基調としたスタイリッシュな1LDKから、お子様を迎えるにあたり、より明るく、そして家族みんなが心地よく過ごせる空間に模様替えをご検討中とのこと。素敵な計画ですね!黒を全面的に使用したインテリアは、確かに洗練された雰囲気を醸し出しますが、子供部屋を作るにあたっては、明るさや安全性、そして子供の成長を促す空間づくりも大切です。今回の質問を元に、具体的な色選びのアドバイスと、インテリアを選ぶ際のポイントを解説していきます。

①寝室のベッド:黒系ベッドに合う床の色

寝室のベッドを黒系にしたいとのことですが、黒は強い色なので、床の色選びを間違えると、圧迫感が出てしまう可能性があります。そこで重要なのは、床の色で空間の明るさを調整することです。黒のベッドを際立たせつつ、落ち着きと安らぎのある寝室を作るために、以下の床の色がおすすめです。

  • 明るいベージュ:黒とのコントラストが美しく、上品で落ち着いた雰囲気を演出します。明るすぎず、暗すぎない絶妙なバランスが、寝室に最適です。 汚れも目立ちにくく、お子様がいる家庭にもおすすめです。
  • ライトグレー:モダンで洗練された印象を与え、黒のベッドとの組み合わせも相性抜群です。グレーは、黒よりも柔らかく、空間を広く見せる効果も期待できます。
  • ナチュラルな木目:温かみのある木目の床は、黒のベッドの重厚感を和らげ、リラックスできる空間を作り出します。特に、明るい色の木目を選ぶと、より空間が明るく広々とした印象になります。

逆に、避けた方が良い床の色としては、濃い色の床材があります。黒のベッドと濃い色の床材を組み合わせると、部屋全体が暗く重苦しく感じられ、圧迫感を与えてしまう可能性があります。お子様の成長にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

②リビング:圧迫感なく綺麗に見えるラグとカーテンの色

リビングのラグとカーテンの色選びは、空間全体の印象を大きく左右します。1LDKという限られた空間で圧迫感を感じさせず、かつ美しく見せるためには、明るさと軽さを意識した色選びが重要です。以下に具体的な色と、その効果について解説します。

  • ラグ:アイボリーまたはベージュ:明るい色系のラグは、空間を広く見せる効果があります。特にアイボリーやベージュは、どんなインテリアにも合わせやすく、清潔感も演出できます。お子様がいる家庭では、汚れが目立ちにくい素材を選ぶことも重要です。
  • カーテン:オフホワイトまたはライトグレー:カーテンもラグと同様に、明るい色を選ぶことが重要です。オフホワイトやライトグレーは、光を優しく取り込み、空間を明るく開放的に見せます。また、これらの色は、どんな家具やインテリアとも合わせやすいので、コーディネートの幅も広がります。

色の組み合わせのポイントとして、ラグとカーテンの色を同じトーンにすることで、統一感と落ち着きのある空間を演出できます。逆に、コントラストを付けることで、メリハリのある空間を演出することも可能です。ただし、1LDKという限られた空間では、あまりにもコントラストが強いと、落ち着かない印象を与えてしまう可能性があるので、注意が必要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「1LDKのリビングでは、床の色と壁の色とのバランスが重要です。床が濃い色の場合は、壁やカーテンを明るい色にすることで、空間の明るさを確保できます。逆に、床が明るい色の場合は、壁やカーテンに少し濃い色を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。」とのことです。

③インテリアを選ぶ時に1番に見るところ

インテリアを選ぶ際に最も重要なのは、「全体のバランス」です。単に好きな色やデザインを選ぶだけでなく、既存の家具や壁の色、床の色、そして全体の雰囲気との調和を考慮することが大切です。具体的には、以下の点を意識してみましょう。

  • 空間全体のカラーパレット:まず、部屋全体のベースカラー(壁、床)を決め、それに合う家具やインテリアの色を選びます。ベースカラーが明るめなら、家具は少し濃いめの色を選ぶなど、バランスを意識しましょう。
  • 素材感の調和:木、布、金属など、素材の組み合わせも重要です。異なる素材を組み合わせることで、空間により奥行きと立体感を与えることができます。ただし、素材の組み合わせが多すぎると、ごちゃごちゃした印象を与えてしまう可能性があるので、注意が必要です。
  • スタイルの統一感:北欧風、モダン、カントリーなど、インテリアのスタイルを決め、それに合った家具やインテリアを選びましょう。スタイルが統一されていないと、まとまりのない印象を与えてしまう可能性があります。
  • 採光状況:部屋の明るさや日当たりも考慮しましょう。日当たりの良い部屋なら、少し暗めの色も使えますが、日当たりの悪い部屋では、明るい色を選ぶ方が良いでしょう。
  • 家族のライフスタイル:お子様がいる家庭では、汚れが落ちやすい素材や、安全性を考慮した家具を選ぶことが重要です。

具体的な例として、白を基調とした壁と明るい木目の床のリビングには、ナチュラルな素材の家具や、パステルカラーのクッションなどを配置することで、明るく温かみのある空間を演出できます。一方、グレーを基調とした壁と濃い色の床のリビングには、モダンなデザインの家具や、モノトーンのインテリアを配置することで、スタイリッシュで洗練された空間を演出できます。

インテリア選びは、試行錯誤の連続です。最初は完璧に仕上げなくても大丈夫です。少しずつ理想の空間を形作っていく過程を楽しむことも大切です。今回のアドバイスを参考に、お子様と楽しく暮らせる素敵な空間を創造してください。

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