2歳差の男の子を持つ父親です。
子供部屋の間仕切りですが、
2F部の西側エリアを、北から南を通した部屋で子供部屋を
『収納部(クローゼット)を含んだスペース12帖』で決まりました。
純粋な床面積は約10帖でしょうか。
そこで夫婦間で更に課題になって来たのが『間仕切りの方法』です。
同性の男の子なので、いろんなパターンが考えられます。
(1)はじめから壁で5帖+収納・5帖+収納で分けてしまう
(2)子供が小さい頃は10帖+収納+収納で広く使い、
個室が欲しくなって来たら、移動式収納(クローゼット)で仕切る
(3)あらかじめ10帖の部屋の天井部にレールを付けておき、
子供が小さい頃は10帖+収納+収納で広く使い、
個室が欲しくなって来たら、アコーディオンカーテンかスライドドアで仕切る
考えてみると(1)は建築時の工事費が高くなり、子供部屋を大きく使う
事は不可能ですが、プライバシーとしての対策はバッチリです。
(2)はフレキシブルで自由自在な半面、しょせんは間仕切りが収納を
利用しての間仕切りなので、プライバシーは守れません。
しかも高さが天井まであるクローゼットを考える必要があります。
(3)は(2)と同様のメリットとデメリットがあります。
しかもアコーディオンカーテンや、スライドドアの事も考えなくてはなりません。
これは親としての主観的な問題ですが、非常に悩みます。
子供も成長に連れ、勉強に専念したい時期、彼女を連れて来る時期、
男友達を連れて来て部屋で遊びたい時期、色々とあります。
皆さんなら、どうしますか?
まだまだ子供は2歳10ヶ月と3月に生まれる第2子の事なので、
先走り過ぎとは思いますが、今のうちに考えておかなければならないと思っています。
Contents
2歳差の兄弟のための子供部屋間仕切り:3つのプラン徹底比較
2歳差の男の子のお部屋、12畳という広さ、そして将来を見据えた間仕切り計画…まさに理想的な子供部屋を実現するための重要な局面ですね。ご提案いただいた3つのプランそれぞれにメリット・デメリットがあり、迷うのも当然です。そこで、それぞれのプランを詳しく見ていきましょう。
プラン1:最初から壁で仕切る
メリット:
* プライバシーが完全に確保される。兄弟喧嘩の防止にも有効です。
* 将来、それぞれの独立した空間として使えるため、学習やプライベートの時間を確保しやすい。
* 収納スペースも個別に確保できるため、整理整頓の習慣づけにも繋がる。
デメリット:
* 建築費用が高額になる。
* 子供が小さいうちは、広い空間を有効活用できない。
* 将来、間取り変更が困難になる可能性がある。
プラン2:移動式収納で仕切る
メリット:
* コストを抑えられる。
* 子供の成長に合わせて柔軟に対応できる。小さいうちは広く使い、必要に応じて仕切れる。
デメリット:
* プライバシーが確保されない。音も聞こえやすく、兄弟間のトラブルになりやすい。
* 天井までの高さの収納が必要となり、設置が困難な場合もある。
* 収納としての機能が限定される可能性がある。
プラン3:レールとアコーディオンカーテン/スライドドア
メリット:
* プラン2と同様に、コストを抑えつつ柔軟に対応できる。
* プライバシーはプラン2よりは確保できる。
* アコーディオンカーテンなら、空間を完全に仕切らなくても、視覚的に区切ることができる。スライドドアなら、よりしっかりとした仕切りが可能。
デメリット:
* カーテンやドアの素材、デザイン選びに悩む。
* レールの設置が必要で、天井高や構造によっては設置が難しい場合もある。
* アコーディオンカーテンは耐久性に不安がある場合もある。スライドドアは開閉スペースが必要。
専門家(建築士)の視点:最適な間仕切りプランの提案
上記の3つのプランに加え、建築士の視点から、より現実的で効果的なプランを提案します。
おすすめプラン:将来を見据えた「可動間仕切り」の導入
可動間仕切りとは、壁のようにしっかりとした仕切りでありながら、必要に応じて移動・開閉できるシステムです。
メリット:
* プライバシーの確保と空間の広さを両立できる。子供たちが小さいうちは開放的に使い、成長に合わせて仕切ることができる。
* 壁と違い、移動や撤去が比較的容易。将来、間取り変更が必要になった場合にも対応しやすい。
* デザイン性も高く、お部屋の雰囲気を損なわずに設置できる。様々な素材やデザインから選べるため、お部屋のインテリアに合わせやすい。
デメリット:
* 初期費用が他のプランより高くなる可能性がある。
* 専門業者による設置が必要となる。
具体的なイメージ
例えば、天井から床まで届く高さの可動間仕切りを設置し、必要に応じて開閉することで、10畳の空間を自由に使い分けられます。完全に仕切れば個室として、開ければ広々とした空間として利用可能です。
インテリアコーディネートのポイント:ベージュの活用
子供部屋のインテリアは、成長に合わせて変化させる必要があります。そこで、ベースカラーとしてベージュを選ぶことをお勧めします。
ベージュは、どんな色とも合わせやすく、落ち着いた雰囲気を演出します。また、子供たちが成長しても飽きが来にくく、長く使えるインテリアを実現できます。
ベージュの子供部屋コーディネート例
* 壁:淡いベージュのクロス
* 床:明るい色の木目調フローリング
* 家具:白やナチュラルな木製の家具
* カーテン:ベージュやアイボリー系のカーテン
* アクセントカラー:子供たちの好きな色を少量取り入れる
ポイント:
* ベージュは、明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いです。圧迫感を与えず、リラックスできる空間を演出します。
* 子供の年齢や好みに合わせて、アクセントカラーを調整することで、飽きが来ない空間を維持できます。
* 収納家具は、ベージュ系のものを選ぶことで、お部屋全体に統一感を持たせることができます。
まとめ:子供部屋の間仕切りは将来を見据えて計画を
子供部屋の間仕切りは、お子さんの成長に合わせて柔軟に対応できることが重要です。今回ご紹介したプランを参考に、ご家族にとって最適なプランを見つけてください。特に、可動間仕切りは、費用対効果、将来の柔軟性、プライバシー確保のバランスが良い選択肢です。
ベージュを基調としたインテリアコーディネートも、長く使える子供部屋を作る上でおすすめです。